大学自動車部対抗の「GT Young Challenge 2021」がスーパーフォーミュラとコラボレーション

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2021年9月2日

全日本学生自動車連盟に所属の選手たちが、実車さながらの熱き攻防のレースを展開してくれることだろう。

デジタルモータースポーツの新たな取り組みとして開催される「GT Young Challenge 2021」。全日本スーパーフォーミュラ選手権の最終戦と連携して予選大会が行われることになり、大学自動車部が日本一の座を獲得すべく、鈴鹿サーキットを舞台にグランツーリスモSPORTで戦いを繰り広げる。

 8月28日にツインリンクもてぎで開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦のサタデーミーティングにおいて、日本レースプロモーション(JRP)から「GT Young Challenge 2021」について発表があった。

 このGT Young Challenge 2021は、朝日新聞社総合プロデュース本部が主催し、株式会社スリーボンドなどの協賛で開催されるデジタルモータースポーツで、全日本学生自動車連盟加盟大学の自動車部に所属する選手を対象としたグランツーリスモSPORTの大会だ。

 そしてこの大会にはスーパーフォーミュラ選手権を運営するJRPを始め、本田技研工業株式会社、TOYOTA GAZOO Racing、ポリフォニー・デジタル株式会社が特別協力するという、強力なサポート布陣も敷かれている。

 JRPの上野禎久取締役からは「“eスポーツの箱根駅伝”と呼ばれるように、支援をしながらこの大会を育てていきたい」と大会開催に向けてのメッセージが発信された。

 なお2021年12月19日に都内で開催予定の決勝大会への出場権をかけ、10月30日に鈴鹿サーキットで予選大会が開催される。同日にはスーパーフォーミュラ選手権の最終戦も行われ、国内最高峰レースとの連携で熱い戦いが繰り広げられることだろう。

 日本のモータースポーツ活動や文化への関心喚起、そして若年層を中心としたモータースポーツファンの裾野拡大を目的とした取り組みの行方に注目したい。

■大会概要
【開催日・場所】
<予選大会>2021年10月30日 鈴鹿サーキット
<決勝大会>2021年12月19日 BASE Q(東京ミッドタウン日比谷)

【参加対象】
全日本学生自動車連盟加盟大学の自動車部

【主催】
朝日新聞社総合プロデュース本部

【後援】
全日本学生自動車連盟

【協賛】
株式会社スリーボンド他

【特別協力】
ポリフォニー・デジタル株式会社、株式会社日本レースプロモーション、本田技研工業株式会社、TOYOTA GAZOO Racing

【使用タイトル】
PlayStation®4用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』
© 2019 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc.
“Gran Turismo” logos are registered trademarks or trademarks of Sony Interactive Entertainment Inc.
※「PlayStation」および「グランツーリスモは株式会社ソニー・インタラクティプエンタテインメントの登録商標です。

【参加予定校】
愛知工業大学、青山学院大学、亜細亜大学、慶應義塾大学、千葉工業大学、東京農業大学、名古屋工業大学、日本大学、阪南大学、法政大学、明治大学、名城大学、立教大学、早稲田大学 他(2021年8月26日時点)

【大会公式ウェブサイト】
GT Young Challenge 2021 開幕!

フォト/吉見幸夫 レポート/JAFスポーツ編集部

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