登録申請された2023年のFIA国際スポーツカレンダーについてJAFから公示

ニュース レース ラリー

2022年8月10日

毎年8月は翌年の開催スケジュールが見え始める時期だが、8月8日にJAFより2023年のFIA国際スポーツカレンダーの登録申請について公示があった。これに伴い、日本レースプロモーションやGTアソシエイションからも、それぞれが運営およびプロモートする主要国内レースの開催カレンダーが発表された。

 現在、新型コロナウイルス感染症の第7波が到来し、新規感染者数が高止まり傾向にありつつも、常にその状況を注視しながら各種対策を講じて国内モータースポーツが開催されている。まだまだ予断を許さない状況ではあるが、2023年のFIA国際スポーツカレンダーの登録申請について、8月8日にJAFから公示された。

■2023年FIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧

 国内トップカテゴリーの全日本スーパーフォーミュラ選手権は、4月7~9日に富士スピードウェイで開幕し、鈴鹿サーキット、オートポリス、スポーツランドSUGO、富士スピードウェイ、モビリティリゾートもてぎを転戦し、そして10月27~29日に鈴鹿サーキットで第22回JAF鈴鹿グランプリの冠がかけられた最終戦を迎える。全7大会と発表されているが、2022年は第1戦/第2戦が富士スピードウェイで、第7戦/第8戦がモビリティリゾートもてぎで1大会2レース制を採っており、全何戦となるかは現時点ではまだ明らかになっていない。

■2023年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 開催スケジュールについて

 スーパーGTは例年通り岡山国際サーキットで開幕戦を迎え、その4月14~16日の第1戦を皮切りに、富士スピードウェイの第2戦、鈴鹿サーキットの第3戦、富士スピードウェイの第4戦、鈴鹿サーキットの第5戦、スポーツランドSUGOの第6戦、オートポリスの第7戦、そして11月3~5日の最終戦モビリティリゾートもてぎの第8戦というカレンダーだ。2023年も海外ラウンドは含まれず、すべて国内のサーキットで開催、全8戦の予定となっている。

■2023年のSUPER GTカレンダー(予定)を発表。全8大会の開催を予定

 一方、国際イベントの競技について、世界耐久選手権(WEC)富士6時間耐久レースが9月15~17日、フォーミュラ1世界選手権(F1)シリーズ日本グランプリが10月5~8日、世界ラリー選手権(WRC)ラリージャパン2023が11月7~12日で登録申請された。また、6月23~25日にはザ・ワンメイクレース祭り2023富士、9月8~10日にはインターナショナルラリーのラリー北海道も申請されている。

 なお、いずれも世界選手権レースの開催カレンダーを前提に調整された形だが、この世界選手権の日程が変更された場合は再変更となる可能性がある。

フォト/JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部

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