チャンピオン争いが決着! 第16戦で名取鉄平選手がタイトルを確定!!

レポート レース

2021年10月27日

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の第6大会は、第5大会に続きツインリンクもてぎにて10月16~17日に開催。第15戦と第17戦でジュリアーノ・アレジ選手(TOM'S)が、第16戦では佐藤蓮選手(TODA RACING)が優勝。そして名取鉄平選手が(B-MAX RACING TEAM)今季のタイトルを確定した。

2021年JAF全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第15戦/第16戦/第17戦
開催日:2021年10月16~17日
開催地:ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)
主催:M.O.S.C、株式会社モビリティランド

 2021年シリーズ最終大会となる今大会には、マスタークラス3台を含む12台が参戦。16日昼前に行われた第15戦の公式予選では名取選手がトップタイムをマークしたが、前日の専有走行時にエンジン交換をしているためグリッドが5つ降格となり、2番手だったアレジ選手がポールからのスタートとなった。

 これに続いたのが第5大会で3連勝の佐藤選手、スーパーフォーミュラに参戦していたことから今季初のスーパーフォーミュラ・ライツ参戦となった小高一斗選手(TOM'S)、神晴也選手(B-MAX RACING TEAM)、三宅淳詞選手(ルーニースポーツ)。セカンドベストで争われる第16戦はアレジ選手がポールポジションを獲得し、ここに名取選手、佐藤選手、小高選手、三宅選手が続いた。

 16日午後、ドライコンディションでスタートした第15戦は、ポールポジションのアレジ選手がホールショットを決め、5番手スタートの三宅選手が4コーナーまでに3番手を、6番手スタートの名取選手が4番手に順位を上げた。

 トップのアレジ選手が後続を引き離しにかかると、三宅選手、名取選手、小高選手による3番手争いが激しくなり、そこへ平良響選手(TOM'S)、神選手が追いついて5台による表彰台争いとなった。

 トップのアレジ選手は2番手の佐藤選手との差を徐々に広げて今季3勝目を獲得。2位は佐藤選手、3位は三宅選手だった。マスタークラスでは今田信宏選手(B-MAX ENGINEERING)が11勝目を挙げた。

前戦までのスーパーフォーミュラとのダブルヘッダーの任が解かれ、ライツに専念できるようになったジュリアーノ・アレジ選手が第15戦で勝利。
第15戦の表彰式。左から2位の佐藤蓮選手、1位のアレジ選手、3位の三宅淳詞選手、マスタークラス優勝の今田信宏選手が登壇。

 17日朝に行われた第16戦はウェットコンディション。スタートでポールポジションのアレジ選手が遅れ、3番手スタートの佐藤選手がトップに。さらに3コーナーで名取選手がアレジ選手のインを突きサイド・バイ・サイドの状態で2台は接触。これでアレジ選手のフロントタイヤがスローパンクチャーとなりスローダウンし、ピットインしたことで大きく順位を落とすことになった。

 名取選手には接触行為ということでドライブスルーのペナルティが科され、さらにその後フロントウィングの修復を求めるオレンジディスク旗が掲出され、さらにピットインすることになった。

 レースは佐藤選手が独走状態となり今季5勝目。2位は小高選手、3位は河野駿佑選手(RS FINE)だった。名取選手は10位、アレジ選手は12位でゴール。この結果、名取選手が今季のタイトル獲得を確定した。マスタークラスは植田正幸選手(ルーニースポーツ)が、今田選手を僅差でかわして今季3勝目を挙げた。

第5大会では3連勝を遂げ、もてぎとの相性が良い佐藤選手が第16戦を制す。今シーズン5勝目を挙げた。
第16戦の表彰式。左から2位の小高一斗選手、1位の佐藤選手、3位の河野駿佑選手、マスタークラス優勝の植田正幸選手が登壇。
シリーズ通してポイント争いを優位に進めてきた名取鉄平選手は、第16戦で10位フィニッシュとなり、チャンピオンを確定させた。

 17日昼過ぎに行われた第17戦もウェットコンディションとなった。グリッドは第15戦の結果で決まり、アレジ選手がポールポジションで、佐藤選手、三宅選手が続いた。決勝はアレジ選手がスタートを決めるも、佐藤選手が動けず、その後ろにいた名取選手も出遅れる形となった。これで三宅選手が2番手となり小高選手、平良選手が続く。

 2周目の5コーナーで6位まで順位を上げていた名取選手がコースアウトを喫し、再び順位を下げることに。5周目のV字コーナーでトップのアレジ選手がグラベルまで飛び出すが辛くもトップを守った。

 アレジ選手はこのまま逃げ切り今季4勝目。2位は三宅選手、3位は小高選手。スタートで遅れた佐藤選手は4位だった。マスタークラスは今田選手が植田選手を僅差で抑えて今季12勝目を飾った。

アレジ選手が逃げ切りを決め、今大会で2勝を挙げる。名取選手とは獲得合計ポイントで109点と並ぶも、有効ポイントではわずか6点差となり、惜しくもタイトルを逃してしまったが、ルーキーイヤーで大活躍した。
第17戦の表彰式。左から2位の三宅選手、1位のアレジ選手、3位の小高選手、マスタークラス優勝の植田選手が登壇。

■TCR JAPAN SERIES 2021

TCRJサタデーシリーズ優勝は大蔵峰樹選手選手(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)。
左から2位の加藤正将選手、1位の大蔵選手、3位のHIROBON選手。
TCRJサンデーシリーズ優勝はHIROBON選手(バースレーシングプロジェクト【BRP】)。
左から2位の加藤選手、1位のHIROBON選手、3位の塩屋烈州選手。

フォト/石原康 レポート/JAFスポーツ編集部

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