ポール・トゥ・ウィンで森岡泉美がFP-3部門初優勝!!

レポート カート

2019年9月18日

2019年全日本カート選手権シリーズの西地域を締め括る大会が、岡山県の中山カートウェイで開催された。FS-125部門では嶋田隼人(Formula Blue ぴぃたぁぱん)が独走で2勝目を獲得。FP-3部門では女性ドライバーの森岡泉美(Ash)がポール・トゥ・ウィンで初優勝を飾った。

2019年JAF全日本カート選手権FS-125部門/FP-3部門 西地域第5戦
開催日:2019年9月14~15日
開催地:中山カートウェイ(岡山県和気町)
主催:株式会社山陽スポーツランド

 西地域第5戦の決勝は9月半ばらしからぬ真夏のような暑さの中、30周の長丁場を走り抜くハードな戦いとなった。FS-125部門では、5月に中山で開催された第3戦のウィナー嶋田が、予選ヒートを独走して決勝のポールに着く。

 決勝でも嶋田の好調ぶりは変わらず、スタートをうまく決めると2番手以下をラップごとに引き離し、最後は4秒以上のリードを築き上げて中山大会2連勝を果たした。

「今回は練習日から調子がよくて、決勝ではマシンを労わる余裕もありました」と語る嶋田は、快心のレースで今季2勝目を挙げ、ポイントランキングでも2番手に浮上だ。

 嶋田の後方では6台一列のセカンドグループが2番手争いを繰り広げた。その中、スタートでひとつ順位を下げ3番手となった日吉太一(FIORE Motor Sports)は、スタートで先行を許した津野熊凌大(Scuderia Sfida)を8周目に抜き返すと、終盤は背後にギャップを広げてフィニッシュ。同部門3年目での初表彰台となる2位を獲得した。

 FS-125部門1年目の津野熊は、やや悔しさの残る決勝となったものの、自己最上位の3位でやはり初めての表彰台に立った。

 FP-3部門の決勝では、ポールの森岡が狙い通りのスタートで2番グリッドの藤井亮輔(Formula Blue ぶるーと)との間に3台のマシンを挟むことに成功すると、2番手争いにも乗じてじわじわとリードを広げ独走、歓喜のフィニッシュを遂げた。

「ゴールの瞬間は、自分が本当に1位なのか信じられない気持ちでした」と森岡。同部門が地方選手権として行われていた2018年に初参戦した森岡は、これが待望の初優勝。全日本での女性ドライバーの優勝は、前回の西地域第4戦でFS-125部門を制した奥田ももに続き、史上5人目のことだ。

 大集団の2位争いを制したのは岡本旬司(メカニコ with FeG パワー)。岡本は9番手に留まったタイムトライアルからひたすら順位を上げ続け、3戦連続の表彰台を手に入れた。

 3番手でゴールした藤井にはレース後、フロントフェアリングのペナルティが。替わって宮地健太朗(Ash with ACE)が第3戦に続く3位となって表彰台に上がった。

 同時開催のジュニアカート選手権・西地域第5戦。FP-Jr部門では加藤大翔(FA-KART RT+HKC)が3番グリッドからの逆転で初優勝を獲得。FP-Jr Cadets部門では松本琉輝斗(Energy Japan)が4台による接戦を制して今季4勝目を飾った。

ポイント争いも佳境を迎える中、嶋田隼人が中山で勝利を修めてFS-125部門西地域の2番手に再浮上した。
FS-125部門西地域の表彰式は、左から2位の日吉太一、1位の嶋田、3位の津野熊凌大が登壇。
前大会の神戸に続き、女性カーターが活躍! 森岡泉美がポールから逃げ切り、悲願の初優勝を遂げた。
22台がエントリーしたFP-3部門西地域は、左から2位の岡本旬司、1位の森岡、3位の宮地健太朗が表彰台に。
並みいるライバルを押さえた加藤大翔はFP-Jr部門で嬉しい初優勝! フィニッシュでガッツポーズ!!
FP-Jr部門西地域の表彰式。左から2位に井田頼希、1位に加藤、3位に安藤哉翔という結果。
シリーズ5戦中4勝という圧倒的な強さを見せた松本琉輝斗。西のポイントリーダーとして東西統一戦に臨む。
左から2位の佐藤こころ、1位の松本、3位の白石樹望が登壇したFP-Jr Cadets部門の表彰式。

フォト/遠藤樹弥 レポート/水谷一夫

ページ
トップへ