公認審判員(オフィシャル)ライセンス

ライセンス概要

公認審判員許可証(オフィシャルライセンス)は、四輪の競技会で審判員や車両検査委員などの役務に就いたり、それらを監督する際に必要なライセンスで、担当役務別に、技術委員やコース委員、計時委員の3種類があります。また、競技会の格式別に執行権が異なっており、公認審判員許可証Bは国内格式までのレースとその他の競技に有効で、公認審判員許可証Aは、レースを含むすべての競技において有効です。さらに、B3級(国内格式までの役務と地方格式までの事務局長ができる)やB2級(準国内格式までの監督とすべての格式における役務ができる)、B1級(すべての格式における監督と役務ができる)、A2級(準国内格式までの監督とすべての格式における役務ができる)、A1級(すべての格式における監督と役務ができる)といった5段階の等級があります。

公認審判員ライセンスB3級の取得条件

  • (1)18歳以上でJAFの会員であること。
  • (2)すでに四輪のいずれかのドライバーライセンスを所持している方は、交付申請手続きをおこなうだけで取得できます。
  • 公認審判員許可証のみを取得する場合、普通運転免許証の所持は不問です。
  • B2級の新規申請は、国際ライセンス(A、B、C-C、C-R)の所持者であれば、コース委員に限定して申請できます。
  • A2級の新規申請は、国際ライセンス(A、B、C-C)の所持者であれば、コース委員に限定して申請できます。

Bライセンス講習会を受講する

Bライセンスを取得するのと同様にBライセンス講習会を受講します。
JAFの会員でない方が受講した場合の入会手続きについてもBライセンス講習会を受講した場合と同じです。

公認競技会において公認審判員の補助をする

公認競技会(クローズド競技会も含む)において、公認審判員の役務補助を行うと、3級の新規申請をすることができます。

ライセンスの上級申請について

公認審判員ライセンスは、ドライバーライセンスとは異なり、B3級より上級のB2級、A2級については、それぞれ所定の国際ドライバーライセンスを所持していれば、コース委員に限り新規申請できます。
所持するライセンスから、上位のライセンスに申請することを上級申請と言いますが、上級申請方法については、以下のリンク先より別途チャート図をご参照ください。 

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