2021年国内競技車両規則・第4編細則:「ロールケージ製造者のロールケージJAF公認申請手続きに関する細則」の改正について

公示 レース ラリー ジムカーナ サーキットトライアル ドリフト オートテスト ダートトライアル オートクロス 規則変更

公示No.2020-WEB082
2020年11月24日

標記について、以下の通り細則を改正しましたのでお知らせします。
本改正は、2021年1月1日以降に公認されるロールケージに適用されます。

(下線部:変更箇所)

 

ロールケージ製造者のロールケージJAF公認申請手続きに関する細則

 

1)申請者の資格:

①JAF登録団体

②FIAが定める当該年の安全ケージ公認規定(以下「公認規定」という。)の第2項に基づき以下の証明をJAFに提出し、承認を得ること。

-使用する材質が出所を追跡することのできる証明書を有していること。

-使用する溶接方法が堅実で均一な溶接を提供するものであり、試験機関のテストにより定期的に検査が行われていること。

-監査可能な社内の品質基準と製造工程により作業され、これらが維持され、定期的に最新のものにされていること。

③代表する有資格技術者の登録

2)対象車両:FIAおよび/またはJAF公認車両、あるいはJAF登録車両

3)申請条件:

①公認規定2.1)「設計に関する規定」を満たすこと。

②公認規定2.2.5)の要件に合致したロールケージに対しては、公認規定に基づく静荷重試験および計算報告書の提出は不要とする。

③公認規定2.2.5)の要件に合致しない場合には、公認規定2.2)に基づく静荷重試験をFIA承認試験機関において実施し、その報告書を提出すること。併せてFIA承認試験機関による計算報告書を提出することとし、静荷重試験結果との相関が立証されたならば、次回以降の当該申請者からの公認申請に際しては、計算報告書の提出を以って静荷重試験に代えることができる。

4)申請の審査と公認の発効:

モータースポーツ専門部会規定に基づきマニュファクチャラーズ部会において審査される。申請者は原則として同部会に出席し説明を行わなければならない。

公認は、申請が承認された日の翌日から有効となる。

5)申請料:

自動車競技に関する申請・登録等手数料規定の「第22条 車両公認申請料」を適用する。

以上

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