空模様に翻弄されて難路面となった備北を制した、PN2の柏昇吾選手が開幕三連勝!

レポート ジムカーナ JAFWIM

2023年5月23日

2023年JAF中国ジムカーナ選手権はカートコースを舞台とした、テクニカルからミドルレンジのコース設定が可能なスポーツランドTAMADA、比較的ハイスピードのコースジムカーナができるTSタカタサーキット、そして峠道を走っているかのようなAコースと、全く性格の異なるBコースというふたつのコースを持つ備北サーキットで各2戦ずつ、そしてなださきレークサイドパークでの一戦を合わせた全7戦で争われる。第3戦は備北での開催となった。

2023年JAF中国ジムカーナ選手権 第3戦
2023年JMRC中国ジムカーナチャンピオンシリーズ第3戦
2023年JMRC全国オールスター選抜第3戦
2023年JMRC中国フレッシュマンシリーズ第3戦
ORANGE TARMAC 乱’23

開催日:2023年5月14日
開催地:備北サーキット(岡山県真庭市)
主催:ORANGE

 中国地区戦の2023シーズンのクラス区分は、いち早くB車両規定を取り入れていたこともあり、名称を変更するだけで2022シーズンと大きくは変わらない。

 JMRC中国ジムカーナ部会の難波眞部会長は「基本的にJMRC中国はあまり大きな変更はしていないんです。クラスの名称は変わっていますが、参加できる車両は変わっていません。B車両も全日本に先駆けて導入していたので特別な変更はないですね」とのことだ。

 さらに「他地区と交流ができるように、あまり差がでないようにもしています。タイヤ規定に関しては毎戦地区戦の会場で当該クラスの選手たちと話をしたり、SNSのグループを活用して規制するタイヤの銘柄も決めています。だからうちの地区では選手がダンロップ社のベータ11は加えなくていいだろうという声から、現在は使用可能タイヤに加えていません。それでもクラスによってはコストパフォーマンスの高いディレッツァZIIIばかりのクラスもあります」と中国地区ならではの工夫も語ってくれた。

 加えて、中国地区にここ数年で20代の若手ドライバーが多く参戦していることについては「マツダのお膝元ということもあって、そういった自動車メーカーで働く若い子が参戦してくれるようになりました。クラブも精力的に若い子を誘ってくれ、それが連鎖的に広がっているのもあります。そういった要因が大きいのかもしれません」ということだそうだ。

JMRC中国ジムカーナ部会で部会長を務める、難波眞氏は「僕らがいま真剣に悩んでいるのは、主催者側の人的不足問題ですね。これからは、走る側の人たちにも主催を手伝ってもらわないと、競技が成立しなくなるかもしれない。この問題に真剣に取り組んでいかなければいけないんじゃないか、と思っています」と課題も語った。

 備北での第3戦の舞台は、Aコースが選ばれた。アップダウンの激しいレイアウトとブラインドコーナー、林道のような林間セクションはまるで峠を走っているような感覚になる、という評判のコースだ。しかし、雨が降り路面が濡れると、驚くほど低グリップの路面に変貌する。そのため、上り区間であってもラフにアクセルを開ければ刹那にテールスライドが起こってしまう。

 この一戦のコース作成を担当し、主催したチームオレンジオブ岡山(ORANGE)の高橋伸治代表は「やっぱり備北のAコースを思いっきり楽しんでもらいたいと思って作りました。雨になるだろうという予報が出ていたので、その点は留意しましたが、その中でもドキドキしてもらえる楽しいコースだと思います」と笑顔で語る。

 そんな高橋代表の言葉どおり、当日は前日から続く雨がコースを完全に濡らしてしまい、ウェット決戦となる。しかも、第1ヒート後半からは雨が止むもコースには深い霧がかかり、数百メートル先の視界も怪しくなるほど。

 そして、第2ヒート前の慣熟歩行後は霧も落ち着き、路面が徐々に乾いていくダンプコンディションへと変化。しかし、2クラスを残して再び雨がコースに打ち付ける、終日天候に一喜一憂される一戦となった。

序盤に小さな島を1周すると、中盤は外周を回るハイスピードセクション、最後は広場に立てられた、2つのパイロンを回りフィニッシュするレイアウト。要所に設置された規制パイロンが、コース攻略の難易度をさらに上げている。

PN2クラス

 排気量1500㏄未満で2WDのPN車両で競われるPN2クラスには、この一戦で最多の12台が集った。1本目は完全にウェット路面での勝負。ドライ路面と全く異なる様相を呈するAコースは、ドライバーの技量が試されることになる。

 第1ヒートでは西村優輝選手が1分37秒台をマークし、総合トップタイムまで更新。後半ゼッケンに行くほど徐々に路面は好転するも、西村選手のタイムを抜けないまま進んだが、最後にタイムが動き出す。

 2021シーズンから2シーズン続けてランキング3位を獲得している宮川弘基選手が1秒以上上回り、トップタイムを更新。開幕二連勝中の最終ゼッケン、柏昇吾選手は西村選手に僅かに届かず3番手で折り返した。

 そして、雨が上がった第2ヒート。しかし、太陽が顔を出すことはなく、路面にはところどころウォーターパッチが残る状況だ。前半ゼッケンからトップタイムを更新してきたのは、この日好調だった西村選手。自身のタイムを4秒近く更新してターゲットタイムを塗り替える。このタイムを更新するドライバーが現れないまま、最終ゼッケンの柏選手がスタートした。

「1本目ウェットでトップから1.3秒負けていたので、昼休みから雨があがったのでチャンスだと思って勝負をかけました」という言葉のとおり、アグレッシブな走りを披露。最後のテクニカルセクションまでもしっかり速度を乗せてやってくる。

 コース幅をいっぱいに使ったライン取りでボトムスピードを高くする柏選手。第1ヒートで大回りになってしまったターンセクションも華麗に回しきり、西村選手を僅か0.067秒でかわしてトップタイムを更新。見事、無傷の開幕三連勝を挙げた。

「今年はしっかりチャンピオンを獲りたいですね。今日の1勝で見えてきた感じです。満点チャンピオン目指して頑張ります!」とチャンピオン獲得への自信につながる一勝だったようだ。

2023年JAF全日本ジムカーナ選手権のPN2クラスにも参戦、地元のスポーツランドTAMADAでの第2戦では3位を獲得している柏昇吾選手(BPFよしだやOSロードスター)。第1ヒートの3番手から逆転でPN1クラスを制し、全日本ドライバーの強さを見せた。
PN1の上位6選手。左から2位の西村優輝選手(DLクスコWM十升ロードスター)、優勝した柏選手、3位の高屋隆一選手(BSぢっぷす☆NTロードスター)、4位のTomohide選手(シンテック☆SPMロードスター)、5位の原紺康治選手(QRR乱入4Tロードスター)、6位の小原怜大選手(DLトーマス砂色ロードスター)。

PN3クラス

 排気量1500㏄以上で2WDのPN車両で競われるPN3クラス。スズキ・スイフトスポーツ、マツダ・ロードスターRF、GR86が参戦した。ウェット路面では前輪駆動のスイフトが、トルクを必要とする直線区間では排気量が大きいGR86が、そしてテクニカルセクションでは軽量なロードスターRFが有利と、Aコースではどの車種にも勝機がある。

 第1ヒートのトップタイムをマークしたのは、有利と思われたスイフト勢ではなく、GR86を駆る松村正吾選手だった。直線区間に限らず、暴れるテールを丁寧に抑え込みながら、車両を前へ前へと進めるドライビングを見せ、見事トップで折り返す。

 第2ヒートはPN2と同様、ダンプコンディションとなった。前半ゼッケンから大きく自己ベストを更新していく中、スイフトの池澤亮太選手が6秒以上アップの1分33秒137を叩き出し、ターゲットタイムを塗り替える。

 すると、後半ゼッケンになってもこのタイムを誰も更新できないまま最終ゼッケン、ロードスターRFをドライブする内田敦選手がスタート。第1ヒートでは脱輪判定で10秒加算されて下位に沈んでしまったが、渾身の巻き返しを計る。

「1本目も2本目も路面が全然悪くてフロントが入っていかなかったですね。2本目は特にスピードが上がったこともあり、1本目よりフロントの入りが悪い感じがしました。でも、最後のターンセクションが上手くできたのが良かったですね」と難しい路面を攻略した内田選手が、見事な逆転優勝を飾った。

PN3クラスで今季2勝目を挙げた内田敦選手の愛車は、マツダ・ロードスターRF(DLエナペタルロードスターRF)。「特にGR86に比べて直線区間は不利なので、インフィールドでしっかりタイムを稼げたのが良かったですね。ジャンピングスポットのあるエキサイティングな備北で勝てて嬉しいです」と喜んだ。
PN3の上位3選手。左から2位の池澤亮太選手(DLJT鴎ワークス☆スイフト)、優勝した内田選手、3位の松村正吾選手(DL☆BPS☆トーマスGR86)。

T28クラス

 UTQG表示のトレッドウェア280以上のタイヤを装着したPN・AE・SA・B車両が対象のT28クラスは、シバタイヤのワンメイク状態で競われた。

 第1ヒートでトップに立ったロードスターRFの西岡良浩選手を逆転して優勝を決めたのは、スイフトをドライブし、第1ヒート3番手だった西島公一選手。第1戦で3位、第2戦2位と順位を上げ、ついに優勝を果たし、ランキングトップに立った。

昨季は2勝を挙げてT28クラスのチャンピオンを獲得した西島公一選手(UIテックヒノデSWIFTシバ)は今季3戦目にしてついに優勝。第2ヒートで王者の貫禄を見せて逆転した。
T28クラスの上位3選手。左から2位の西岡良浩選手(スピリットオブロードスターRF)、優勝した西島選手、3位の渡部峻祐選手(シバ☆TEIN☆ロードスター)。

RCクラス

 JMRC中国ジムカーナ部会が指定するタイヤを履き、軽自動車のPN・AE・B車両および排気量1500cc以下で前輪駆動のPN車両で競われるRCクラス。この一戦ではホンダ・ビート対スズキ・カプチーノの構図となった。ウェットということもあり、ミッドシップのビート有利かと思われたが、乾き始めた2本目で逆転したのはカプチーノを駆るKAZUYA選手だった。

「1本目は雨で全然ダメでした。甘い考えで新品タイヤをそのまま持ってきてしまったのも原因ですね。2本目は随分路面も乾いてくれてタイヤが仕事してくれたんでなんとか勝てました」とホッと胸をなでおろすKAZUYA選手。開幕三連勝でチャンピオンにさらに近づいた。

BRKクラス時代の2018シーズンからRCクラスのチャンピオンを守っているKAZUYA選手(JIC広島WmDL吉カプチーノ)。難しいコンディションのなか、第1ヒートの3番手から逆転優勝を果たし、王者の貫禄を見せた。
RCクラスの上位3選手。左から2位のTARO選手(LT☆FORTUNE☆BEAT)、優勝したKAZUYA選手、3位の石川晃選手(チェリッシュスマイルビート)。

R2クラス

 RCクラスと同じタイヤの規則があるR2クラスは、2WDのPN・AE・SA・SAX・B・SC車両で競われる。

 雨が降りしきる第1ヒート、トップタイムを更新してきたのは3台のホンダCR-Xを乗り継ぎ35年、御年62歳の上程恒夫選手。2018シーズンにBR2クラスでチャンピオンを獲得したベテランが、息を吹き返すような見事な走りを見せた。

 しかし、そうはさせじと石井拓選手が上程選手のタイムを塗り替える。路面コンディションが徐々に良くなってきた第2ヒートでも、上程選手が第1ヒートのタイムから6秒以上あげて、トップタイムを更新した。

 上程選手がクラスで3番目の出走だったこともあり、後続のドライバーたちがこのタイムに挑みかかる。場内アナウンスも白熱する中、誰ひとりトップタイムの更新はならず、上程選手が久々の優勝を手にした。

「1本目滑っていたところも、『勝負だ!!』と思い、しっかり2本目突っ込んでいったのが良かったですね。良いところはあんまりなかったんですけどね。もうEF8が活躍できるようなクラスがないんですが、ラジアルタイヤでいけるだけ行こうと思っています。こんなクルマもうないですからねぇ。好きなクルマでしっかり楽しみます」と喜びを露わにした。

R2クラスの上程恒夫選手(SLT.C★QRR★CRX)は厳しい路面コンディションでも、幾多の経験を積んできたベテランのテクニックと、愛車ホンダCR-Xとの人馬一体で2ヒートとも走りをまとめて優勝を飾った。
R2クラスの上位5選手。左から2位の石井拓選手(トーマス鴎ワークスロードスター)、優勝した上程選手、3位の影山幸輝選手(山愛プロミューRX-7)、4位の乗本佳樹選手(モティーズ乗DXLロードスター)、5位の平口勝久選手(NKガレージ おしゃれ番長86)。

R4クラス

 R4クラスはRC、R2と同じタイヤ規則で、4WDのPN・AE・SA・SAX・B・SC車両で競われる。第1ヒートでパイロンペナルティを喫した川上智久選手が第2ヒートで大きくタイムアップを果たし、逆転勝利を飾った。

「今日は朝ウェット、昼から路面が乾いてきて、地元として頑張らなきゃいけないと思って走りきりました。2本目スピンしかけたんですが、それでも前へ前へと進めたのが良かったですね。特に四国からきている山下選手に去年負けているので、今年は勝てて良かったです」と自身の走りを振り返った。

第1戦に続く今季2勝目を挙げたR4クラスの川上智久選手(ミズモORANGEランサーQ)。念願のチャンピオン獲得に向けて、前進を果たした。
R4クラス上位3選手。左から2位の山下和実選手(SMCランサーエボ6)、優勝した川上選手、3位の天満剛選手(BS☆itzzヂップスランサー)。

BC2クラス

 2WDのB・SC車両が競うBC2クラスは、2023年JAF全日本ジムカーナ選手権のBC2クラスにも参戦する、藤井雅裕選手が総合トップタイムを叩き出して制した。

 1本目は久々のジムカーナ復活を果たした、JMRC中国ジムカーナ部会副部会長の馬場靖典選手が、まさかの復活勝利かと思わせるトップタイムで折り返すも、2本目に滑る車両を抑え込んだ藤井選手が貫禄勝ちを収めた。

 藤井選手は走行後「ノーマルの良いところを活かして軽量化した400馬力弱のマシンなんで雨が降るととにかく怖いんですが、1本目に馬場選手に良いタイムを出されて良い緊張の中2本目に走れました。最初の島回りのところからしっかり自分で積極的な運転ができて良かったですね。」と振り返った。

第1ヒートから10秒以上のタイムアップを果たした藤井雅裕選手(BPF☆TY☆マジックRX-7)は「リアを19インチにしてみたのも良かったです。これから全日本も頑張っていきたいと思います」と、全日本での活躍にもつなげたい勝利を挙げた。
BC2の上位3選手。左から2位の馬場靖典選手(4T・MSpRBSロードスター)、優勝した藤井選手、3位の阿部政博選手(エナペタル真尋インテグラ)。

BC3クラス

 4WDのB・SC車両、そしてPN2とPN3に該当しないPN車両で競われるBC3クラス。昨季のR4クラスのチャンピオン、佃真治選手が今季からクラス転向を果たして開幕戦から好調な走りを見せている。

 第1ヒートは濃霧が視界を遮る悪天候の中でのスタートを余儀なくされる。全ての選手が満足いく走りができない状態だったが、開幕二連勝中の佃選手がトップで折り返す。第2ヒートこそはドライで走れるかと思いきや、このクラスを前に再び雨が降り始める。そのなかでも、完全ウェットになる前に出走した佃選手が自身のトップタイムを更新して見事、開幕三連勝を決めた。

「マシンを乗り替えてはじめてのAコースだったので難しかったですね。1本目はウェットで曲がらなくて、全然グリップもしませんでしたね。2本目はドライになると思ったんですが、それでも雨が降ってきてしまって残念でした」と語った佃選手。

 さらに「ターンセクションは上手くまとめられたんですが、前半のところで少し行き過ぎたり、ちょっと抑えすぎたりがあって、そこが上手くいきませんでしたね」と三連勝を飾るも反省点を語った。

「今年はクルマのセッティングをもっと煮詰めて、クルマに慣れるのが目標です」と控えめに語るBC3クラスの佃真治選手(自動車トーマス☆白ヤリス)だが、開幕三連勝を果たしてランキングトップを走る。
BC3に参戦した3選手。左から2位の藤木誠選手(ガレージ・ミズ☆インプレッサ)、優勝した佃選手、3位の有田光徳選手(MIZUMOランサー10)。

JMRC中国フレッシュマンシリーズ Fクラス

 JMRC中国フレッシュマンシリーズのFクラスは7台の参加。これからジムカーナを本格的に始めるドライバーたちを対象としている。DC2型ホンダ・インテグラを駆る廣田賢興選手が見事、勝利の美酒に酔いしれた。

2位以下を1秒近く離し、2ヒートともトップタイムを譲らず優勝を果たした廣田賢興選手(DLMAXINTEGRA)。開幕三連勝を果たし、ランキングトップを独走している。
Fの上位3選手。左から2位の今山輝選手(TAKUMI317ロードスター)、優勝した廣田選手、3位の三好陸斗選手(DLあずきロードスター)。

JMRC中国フレッシュマンシリーズ FATクラス

 オートマチック限定免許で運転できるP・PN・AE・B車両および、電動パーキングブレーキ搭載のP・PN・AE・B車両が対象となる、フレッシュマンシリーズのFATクラス。

 フォルクスワーゲンのゴルフ対ポロの様相となったこのクラスでは、ゴルフⅦを駆る女性ドライバー、乗本和子選手が第2ヒートでタイムアップを果たし、トップタイムを更新。第1ヒートはトップだったポロの木下裕司選手はタイム更新ならず、乗本選手がクラス初優勝を果たした。

FATクラスの乗本和子選手(Moty’sのりもんRゴルフⅦ)は開幕から2戦連続で木下裕司選手の後塵を拝して2位が続いていたが、第3戦でついに優勝を果たした。
FATに参戦した2選手。左から2位の木下選手(BR☆TGMダイキチPOLO)、優勝した乗本選手。

 高橋代表は「ここ数年、コロナの影響で開催できずにいたんですが3年ぶりに開催できて大変嬉しかったです。林間部分の上りと下りを楽しんでもらえたと思います。ドライだったらもっとぶっ飛ばせて楽しかったんですが、雨だったのが少し残念でしたね。オフィシャルは相変わらず楽しく主催をさせてもらえました。また来年も頑張りたいと思います。来年は晴れて欲しいですね」とこの一戦を振り返り、2024シーズンの開催に向けて希望も語ってくれた。

「以前は岡山国際サーキットの駐車場や、備北ハイランドがダート場の頃はダートトライアルが得意で、昔はダートトライアルばかり主催していたんですが、今はここのAコースでジムカーナを主催しています」とクラブの近況も語った、チームオレンジオブ岡山(ORANGE)の高橋伸治代表(写真手前右端)。オフィシャルを務めてくれたORANGEの皆さんは、雨の中で辛かった運営の後にも関わらず、笑顔で締めくくってくれた。

フォト/鈴木あつし レポート/鈴木あつし、JAFスポーツ編集部

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