JKAによる2026年度の次世代才能発掘プロジェクトが始動

ニュース カート

2026年5月14日

一般社団法人日本カート協会は、「多様な方法による才能の発掘」と「地域連携の強化」という設立時のポリシーに基づき、2026年度の次世代アスリート発掘・支援プログラムを始動する。今年度は新たに、現役プロドライバーのJKA育成アドバイザーが全国のレース現場を訪れる「地域発掘プロジェクト」を開始。8月開催予定の「有望選手発掘夏合宿」、さらに「JKAスカラシップ制度」へとつながる育成体制を段階的に整備し、将来を担う若手ドライバーが継続して挑戦できる環境づくりを進めていく。

 一般社団法人日本カート協会(JAPAN KARTING ASSOCIATION=略称:JKA)が2025年に行った「有望選手発掘夏合宿」および「JKAスカラシップ制度」は、若き才能の挑戦と将来の開花に向け、資金面とプロへの成長支援を総合的にバックアップするものだ。昨年度は8月に静岡県小山町のオートパラダイス御殿場で夏合宿を実施し、その中から2026年度に支援する対象選手として7名が選出されている。

 そして本年度は新たに「地域発掘プロジェクト」が始動することが発表された。昨年同様にJKAの山本尚貴チェアマンを始め、国内現役プロドライバーの山内英輝選手、平峰一貴選手、坪井翔選手らが育成アドバイザーを務め、“普及と育成の拠点”と位置づける全国のカートレース現場を分担して訪れ、プロドライバーの思考や経験に伴ったアドバイスを若きドライバーに教示していくこととなる。

 この地域発掘プロジェクトを起点とし、有望選手発掘夏合宿、そしてJKAスカラシップ制度と、連動したラダーシステムを構築し、「次世代才能発掘プロジェクト」として運用されることが明かされた。地域と連携したスカウティング活動を段階的に導入し、一般公募から選抜された選手たちとともに選抜が行われ、翌年の競技活動を資金面と成長面で支援していくものだ。

 地域発掘プロジェクトの対象となるのは5大会で、5月24日「OKRMC 九州東西シリーズ第2戦」(大村湾サーキット/長崎県)、6月7日「2026年SLカートミーティング 神戸シリーズ第4戦」(神戸スポーツサーキット/兵庫県)、6月21日「2026年SLカートミーティング SUGOシリーズ第3戦」(スポーツランドSUGO/宮城県)、6月21日「2026 CAカートレース第4戦」(サーキット秋ヶ瀬/埼玉県)、7月5日「2026 SL石野シリーズ第4戦」(石野サーキット/愛知県)。

 有望選手発掘夏合宿は8月17~19日の3日間、オートパラダイス御殿場で行われ、全選手が共通のエンジンとタイヤを使用し、公平な条件下で実技走行を実施。さらに面接やディスカッションを通じて、競技力だけでなく人間性や将来性も含めた多面的な評価が行われる。そしてこの評価結果を基に、翌年度のスカラシップ認定選手が選出されることとなるわけだ。

 JKAスカラシップ制度では活動資金の給付に加えて、専門機関と連携した育成プログラムが提供される。年間最大500万円の支援を通じて、技術・身体・精神の各面から総合的な成長をサポート。この認定にはJKA、選手保護者、所属チームによる三者協議を経て正式決定がなされ、成長段階に応じて「JKAトップ選手」、「JKAチャレンジ選手」の2つの枠組みが用意される。

 詳しくはJKA公式WEBサイト(https://japankarting.or.jp/)をチェック。

昨年度の夏合宿に集まった選手たち。全国30名の募集に対し50名以上の応募があり、参加者枠が34名に拡大された。

PHOTO&REPORT/JAFスポーツ編集部[JAFSPORTS]

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