2026年の開幕大会は11チーム20名がOK部門にエントリー

レポート カート

2026年4月24日

全日本カート選手権OK部門の2026シリーズが開幕。今季の国内カートレース最高峰を戦うドライバーとチームのラインアップが明らかになった。その参加状況をお伝えしよう。

 4つの部門が設けられている全日本カート選手権で、OK部門は頂点に位置するものだ。エンジンは125cc水冷リードバルブ吸気で、全日本カート選手権の中で唯一マルチメイクでチューニングも可能だ。これにハイグリップタイヤを組み合わせたマシンは、四輪レースのトップドライバーたちをも翻弄するほどのパフォーマンスを発揮する。

 2026シリーズは4月18~19日、快晴のツインリンクもてぎ北ショートコース(栃木県茂木町)で開幕を迎えた。ここに参加してきたのは11のチームと20名のドライバーたちだ。

 ドライバーのラインアップは2025シリーズから一新。ランキングトップ10の中からチャンピオンの酒井仁選手を含む7名が戦いの場を他所へと移し、新たに11名が同部門に初参戦。これまで2戦の参加経験がある2025年FP-3部門チャンピオンの國岡光貴選手が今回フル参戦する。ダイバーシティーでフレッシュな顔ぶれへと様変わりした。

 ここに3名の海外勢が加わることも興味をそそられるところで、マイケル・アンダーヤ選手(フィリピン)は2025シリーズの第9戦/第10戦に参加実績があるものの、ポルシュ・アヌチャットクル選手(タイ)、ナドル・イムジップパンヤ選手(タイ)は日本選手権初参戦だ。

 加えて、マキシム・プリュドン選手はフランスと日本のハーフで双方の国籍を有しており、今回は日本のドライバーライセンスで全日本に初参戦してきた。また、team REGOLITHがEnergy JAPANとのコラボレーションにより、プリュドン選手を起用して全日本OK部門に初参戦。チーム体制の面でも新たな風を感じさせるシリーズとなった。

 こうして幕を開けた全日本OK部門の2026シリーズ。今季も熱い戦いが期待できそうだ。

OK部門に今季初参戦する2025シリーズFP-3部門チャンピオンの國岡光貴選手。

2026年全日本カート選手権 OK部門 チーム&ドライバーラインアップ

AP SPEED(#2 ポルシュ・アヌチャットクル選手、#65 ナドル・イムジップパンヤ)
PAROLIN JAPAN(#6 三村壮太郎選手)、AMEROID PAROLIN JAPAN(#55 中里豪太選手)
YAMAHA MOTOR Formula Blue(#10 吉田侍玄選手、#11 服部颯空選手、#12 元田心絆選手)
K.SPEED WIN(#15 マイケル・アンダーヤ選手、#27 菊池貴博選手、#28 松居寿來選手、#46 本間詠吉選手)、K.SPEED WIN Drago CORSE(#34 皆木駿輔選手)
Tony Kart R.T.J.(#23 中西凜音選手、#24 中里龍昇選手)
Energy JAPAN team REGOLITH(#25 マキシム・プリュドン選手)
Zi-Vivre RT(#26 手塚大雅選手)
GLEATEQ Motorsports(#67 田中照久選手)
TEAM EMATY(#88 坂野太絃選手)
HIROTEX RACING(#89 横山輝翔選手)
ガレージC(#93 國岡光貴選手)
2025シリーズの最上位ランカー(シリーズ2位)として今季の戦いに臨む皆木駿輔選手は「チャンピオンを狙っていくのは今までどおりで、今年も変わらずそれに向けたレースをしていきます。若い選手たちは確かに勢いがあるだろうけれど、僕にしかできないワザもあるし、逆に若い選手の勢いから学べることもあると思います」と冷静なコメント。
最年長34歳の三村壮太郎選手は「今年のルーキーたちは、スピードがある選手が多いのが特徴かなと思います。彼らにスピードがあっても最後に前に出て勝てばいいんだけど、バトルするのはしんどいので、できれば逃げ切るレースをしたいですね」とビジョンを語った。
最年少ドライバー(13歳3カ月)としてOK部門のデビューレースを迎えた横山輝翔選手は「先輩ドライバーがいっぱいいるので学ぶことがたくさんあって楽しみです。開幕戦では優勝したいし、シリーズではもちろんチャンピオンが目標です」と意気軒高に語った。

PHOTO/今村壮希[Souki IMAMURA]、後藤佑紀[Yuuki GOTOU] REPORT/水谷一夫[Kazuo MIZUTANI]、JAFスポーツ編集部[JAFSPORTS]

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