辻野眞人選手がPN4クラス唯一のFWDで全日本デビューウィン!

レポート ジムカーナ

2026年8月18日

全日本ジムカーナ選手権 第6戦「天下分け目のジムカーナ決戦! ALL JAPAN GYMKHANA in OKUIBUKI」が、7月25~26日に滋賀県米原市の奥伊吹モーターパークで開催された。PE1およびPE2、BC1の各クラスでチャンピオンが確定する中、PN4クラスでは現役大学生ドライバーの辻野眞人選手が全日本デビューウィンを飾った。

2026年JAF全日本ジムカーナ選手権 第6戦
「天下分け目のジムカーナ決戦! ALL JAPAN GYMKHANA in OKUIBUKI」

開催日:2026年7月25~26日
開催地:奥伊吹モーターパーク(滋賀県米原市)
主催:Pleasure

 昨年に続き、2回目の全日本ジムカーナ選手権開催となった奥伊吹モーターパーク。決勝日は晴天に恵まれ、最高気温は35度まで上昇したが、ときおり涼しい風が吹く高原らしい天候となった。

 第6戦で採用されたコースは、グランスノー奥伊吹の第3~4駐車場の連絡通路を行き来する、立体的な高低差を持ったフルパイロンコースだ。上段に位置する第3駐車場と下段の第4駐車場の路面はグリップに差異があり、特に面積が広い第4駐車場にはグリップが変化する部分が点在。さらに、目視では確認しづらい細かなアンジュレーションもあり、攻略の難しいコースとして知られている。

 第1ヒートと第2ヒートのタイム差は小さく、第1ヒートのタイムで逃げ切るドライバーがいる一方、第2ヒートでは逆転が続出。各クラスで僅差の攻防が繰り広げられた。

攻略の難易度を高めたのは、各セクションで変化する路面グリップに加え、上下の駐車場を結ぶ連絡通路の勾配区間だ。視界の変化はコースの先を見通しにくく、選手には高いコース対応力が求められた。
来場者が楽しめるイベントも充実しており、ピットウォークや選手との交流会、同乗走行体験、ジャンケン大会など、多数のコンテンツが用意された。
上段からスタートし、一度下段へ降りたあと再び上段へ駆け上がってパイロンセクションをクリア。さらに下段の比較的ハイスピードなパイロンセクションを抜け、ゴール前のダブル270度ターンと2本のパイロンを回る180度ターンを経てフィニッシュする、走り応えのあるレイアウトが設定された。

PE1クラス

 PE1クラスは、残り3戦で逆転チャンピオンの可能性があった折茂紀彦選手がこのラウンドを欠場。このため、エントリーリスト公開時点でシリーズランキングトップの野島俊哉選手(BMW・ミニJCW E)のシリーズチャンピオンが確定。第1ヒートは、その野島選手を抑えて蛯原輝彦選手(日産・リーフ)がトップタイムをマークした。

 第2ヒートは、蛯原選手が自己タイムをさらに1.174秒更新。しかし、第1ヒート2番手だった野島選手が「第2ヒートは路面温度の上昇に合わせてダンパーの減衰を変更しました。これがドンピシャで、ハンドルの重さが変わるくらい手応えがありました」と、蛯原選手のタイムを0.567秒上回り逆転。今季6勝目を挙げるとともに、自身初の全日本ジムカーナチャンピオン確定に優勝で華を添えた。

 2位は「全体的には良かったです。うまくいったところと失敗したところがありましたが、内容的には第1ヒートの方が良かったと思います」と語った蛯原選手が獲得。3位には「ここは昨年に続き2回目の走行ですが、昨年より走りやすかった分、少し頑張りすぎてしまいました」と話した鈴木昭仁選手(BMW・ミニクラブマン)が入賞した。

PE1クラス優勝は野島俊哉選手(CABANA71RZ JCWE)。
シリーズV1を確定させた野島選手は昨年のラウンドはスケジュールの都合で欠場。データが少ない中でもセッティングに成功し、6連勝を飾った。
2位は蛯原輝彦選手(DIXCELリーフDL)、3位は鈴木昭仁選手(コニシタイヤ☆QM☆MINI)。
PE1クラスの表彰式。左から4位の大橋政人選手、2位の蛯原選手、1位の野島選手、3位の鈴木選手、5位の鎌田孝選手。

PE2クラス

 PE2クラスは、シリーズランキングトップの山野哲也選手(アルピーヌ・A110R)が4位以上ならば26回目のシリーズチャンピオン確定となる状況で迎えた一戦。第1ヒートは、シリーズランキング2番手の大橋政哉選手(アルピーヌ・A110R)が山野選手に0.571秒差をつけてトップタイムをマークした。

 注目の第2ヒートは、「クルマの動きは悪くなかったのですが、タイヤは第1ヒートの方が合っていたと思います」という大橋選手がわずかにタイムダウン。一方の山野選手は「このコースは時間帯によって路面コンディションが刻々と変わるのが特徴で、金曜日の練習走行から難しさを感じていました。第2ヒートは昨日のデータを少しアレンジしたセットで挑みました。賭けではありましたが、最初のコーナーを曲がった時点で手応えがあったので、最後までプッシュしました」と逆転に成功。

 山野選手は「今年はメモリアルな決勝日が多かった印象です」と振り返り、優勝で26回目のシリーズチャンピオンを確定させた。

 2位は大橋選手が獲得。3位には「第1ヒートはスピードが乗らない区間で距離を走り過ぎていたので、第2ヒートはそこを修正しました」と話した牧野タイソン選手(アルピーヌ・A110R)が入賞した。

PE2クラス優勝は山野哲也選手(EXEDY71RZ A110R)。
26度目のシリーズチャンピンを確定させた山野選手は「長く続けていると『これでいいや』と思ってしまうこともありますが、セッティングもドライビングも、限られたウィークエンドでやれることはすべてやり切り、最後まで進化と新たな発見を求め続けられた良いシーズンでした」と締めくくった。
2位は大橋政哉選手(DLFG-LFW μ A110R)、3位は牧野タイソン選手(DL★Rz速心A110R)。
PE2クラスの表彰式。左から4位の深川敬暢選手、2位の大橋選手、1位の山野選手、3位の牧野選手、5位の古田孝一選手、6位の段上泰之選手。

PNATクラス

 シリーズチャンピオン争いがクライマックスを迎えるPNATクラスは、第1ヒートでシリーズランキング2番手の河本晃一選手(スバル・BRZ)がトップタイムを記録したが、パイロンペナルティによる5秒加算で順位を落とす。代わって、シリーズランキング4番手から逆転タイトルを狙う高江淳選手(BMW・ミニJCW)がトップに立った。

 第2ヒートは、高江選手が第1ヒートの自己タイムを1.582秒更新。シリーズタイトル争いへ望みをつなぐ今季初優勝を飾った。

 2位には「コースレイアウトや路面的には前輪駆動車の方が有利だったようですね。パイロンには触ってしまいましたが、第1ヒートでトップに迫れたのは良かったと思います。まぁ、それで火をつけてしまったのかもしれませんが(笑)」と笑顔で話した河本選手が、第2ヒートで巻き返してシリーズランキング首位に浮上。

 3位は「このコースは溝の少ないタイヤの方が良いと聞いていたので金曜日からひたすら減らしてみたのですが、まだ減らし足りなかったようですね」とコメントした黒水泰峻選手(マツダ・ロードスターRF)が入賞した。

PNATクラス優勝は高江淳選手(DL ミニ沖縄REOひかりBPF)。
高江選手は「第1ヒートと走り方は変えず、第2ヒートでタイムが上がるのは想定どおりです」と自信を持って語り、シリーズチャンピン争いに加わる今季初優勝を挙げた。
2位は河本晃一選手(CP2西川ゴムBRZ×71RZ)、3位は黒水泰峻選手(WMDLATS西川ロードスター)。
PNATクラスの表彰式。左から4位の藤原雄司選手、2位の河本選手、1位の高江選手、3位の黒水選手、5位の佐藤裕樹選手、6位の高屋隆一選手。

PN1クラス

 PN1クラスは、このラウンドで優勝すればシリーズチャンピオンが確定する朝山崇選手(トヨタ・ヤリス)が第1ヒートを制し、2年ぶりのタイトルへ王手をかけた。

 しかし、第2ヒートは「第1ヒートはリアが思ったほど動かなかったので、第2ヒートはもう少し動くようにセッティングを変更しました」と話した金澤和幸選手(トヨタ・ヤリス)がトップタイムを更新。さらに、第1ヒートで朝山選手に0.512秒差の2番手につけていた矢島融選手(トヨタ・ヤリス)が、そのタイムを0.011秒上回って首位に立つ。

 残るは朝山選手の走行のみとなったが、「原因は分からないです。公開練習の時からいろいろとうまくいっていないと感じていました。本当に難しいコースで、リズムが少し崩れただけでもタイム差がついてしまいます」とタイムを伸ばせず4位に終わった。

 一方の矢島選手は「サービスに来てくれた皆さんが一生懸命サポートしてくれたおかげです」と今季2勝目を獲得。

 2位は金澤選手が獲得。3位には車両トラブルで第1ヒートを走れなかったものの「ドタバタした決勝日でしたが、一発勝負となった第2ヒートは100点満点の走りができました」と岡直輝選手(トヨタ・ヤリス)が入り、シリーズチャンピオン争いは次戦へ持ち越しとなった。

PN1クラス優勝は矢島融選手(DLBRIG和光ヤリスITO)。
矢島選手は「前日の公開練習は第1ヒートでトップだったのですが、第2ヒートが終わると6番手でした。本当に難しいコースで苦労しました」とこの一戦を振り返った。
2位は金澤和幸選手(URGレイズ西三ゴム速心ヤリス)、3位は岡直輝選手(DLクスコWMモティーズヤリス)。
PN1クラスの表彰式。左から4位の朝山崇選手、2位の金澤選手、1位の矢島選手、3位の岡選手、5位の井上賢二選手、6位の長畑年光選手。

PN2クラス

 エントリーした全車がND5RC型マツダ・ロードスターのため、ワンメイクとも言えそうなPN2クラスは、第1ヒートを制した永川悠太選手が第2ヒートでもタイムを更新。第1ヒートでは2本のパイロンペナルティで下位となってしまったシリーズランキングトップの古田公保選手が猛追したが、トップにあと0.069秒届かなかった。

 永川選手は「第2ヒートは段差で行き過ぎて少しスライドしてしまいましたが、結果的に攻めたことが良かったと思います」と振り返り、今季初優勝を手にした。

 2位は「優勝は逃しましたが、シリーズポイント的には貴重な2位だと思います」と語った古田選手が獲得。3位には「ゴール前最後のパイロンセクションで少しアンダーが出てしまいました」と話した福田大輔選手がトップから0.173秒差で入賞した。

PN2クラス優勝は永川悠太選手(K-One BS ロードスター)。
優勝の永川選手は、攻めに徹した走りで両ヒートともトップタイムを記録した。
2位は古田公保選手(DL505XPLロードスター)、3位は福田大輔選手(BST2エリアWmロードスター)。
PN2クラスの表彰式。左から4位の武内靖佳選手、2位の古田選手、1位の永川選手、3位の福田選手、5位の中田匠選手、6位の飯野哲平選手。

PN3クラス

 PN2クラスと同様に、NDERC/NDERE型マツダ・ロードスターRFのほぼワンメイク状態となっているPN3クラスは、今季2勝を挙げる藤井裕斗選手が今季3勝の川北忠選手を0.580秒抑え、第1ヒートでトップに立つ。

 第2ヒートは、第1ヒートのトップタイムを上回る選手がなかなか現れない中、藤井選手がさらに0.235秒タイムを縮める。第1ヒート2番手の川北選手も自己ベストは更新したものの、藤井選手には届かなかった。

 藤井選手は「ここの路面は本当に難しく、川北選手は絶対にミスを許さないドライバーなので、僕もひとつもミスできないという緊張感の中、うまくアタックできたと思います」と今季3勝目を挙げ、有効得点でも川北選手と並ぶ首位タイに浮上した。

 川北選手は「今回は第1ヒート、第2ヒートとも自分のインシデントが多かったので、優勝を逃したのは仕方がない結果だと思います」と反省。3位には「正直、ここまで上位2台(藤井選手と川北選手)に秒単位で離されるとは思いませんでした。まったく追いついていませんでしたが、少しずつクルマの仕上がりが良くなってきました」と語った安藤祐貴選手が入賞し、第2ヒートでは川北選手に約0.1秒差に迫る走りを見せた。

PN3クラス優勝は藤井裕斗選手(BSコサWmEBRロードスター)。
今季3勝目を挙げ、シリーズランキング首位タイに並んだ藤井選手。
2位は川北忠選手(小倉クラッチDLロードスター)、3位は安藤祐貴選手(BSRTCDフジミロードスター)。
PN3クラスの表彰式。左から4位の山本哲也選手、2位の川北選手、1位の藤井選手、3位の安藤選手、5位の久保真吾選手、6位の季羽英史選手。

PN4クラス

 PN4クラスは、今回が全日本デビューで、先頭走者の辻野眞人選手(スズキ・スイフトスポーツ)が、第1ヒートでクラス唯一となる1分29秒台をマークして首位に立つ。

 辻野選手の第2ヒートは「1秒くらいはアップできるかなと思ったんですけど、ちょっとミスしてしまいました」と、パイロンペナルティを喫し、タイム更新はならなかった。しかし、ターゲットとなる1分29秒台に届く選手が現れない状況が続く。

 第1ヒート2番手のユウ選手(トヨタ・GR86)も「結果的に両ヒートとも良いフィーリングが生まれませんでした」と1分30秒台止まり。クラス最終走者の野島孝宏選手(トヨタ・GR86)は「ちょっとミスもありましたが、頑張った方だと思います」と1分29秒台に入れたものの、辻野選手の第1ヒートのタイムにはあと0.364秒届かなかった。

 21歳で現役大学生ドライバーの辻野選手は「セッティングはヤフオクで買ったサスペンションが良かったので、そのまま使っています。クラス唯一のFFですが、2速の守備範囲が広かったことと、連絡通路の上りやターンセクションでタイムを稼げたと思います」と振り返り、全日本デビューウィンを飾った。2位は野島選手、3位にはユウ選手が入賞した。

PN4クラス優勝は辻野眞人選手(DLクスコWMモティズスイフト)。
辻野選手は出走前に「全日本デビューウィンは一生に一回しかチャンスがないので狙っています!」と自信をのぞかせており、有言実行の全日本デビューウィンを飾った。
2位は野島孝宏選手(DLレイズGR86)、3位はユウ選手(BS DRONE☆GR86)。
PN4クラスの表彰式。左から4位の西野洋平選手、2位の野島選手、1位の辻野選手、3位のユウ選手、5位の森嶋昭時選手、6位の仲川雅樹選手。

PN5クラス

 今季3勝を挙げている津川信次選手(トヨタ・GRヤリス)が優勝ならばシリーズチャンピオンが確定するPN5クラスは、第5戦スナガワを制した菱井将文選手(トヨタ・GRヤリス)が、第1ヒートで2番手の津川選手に2.213秒差をつける1分25秒894をマーク。さらに第2ヒートも0.327秒タイムを縮め、逆転チャンピオンへの望みをつないだ。

 菱井選手は「次の鈴鹿も勝たないと逆転の可能性はありませんが、勝てばホームのみかわ決戦に持ち込めます。今回も含めて負けたら終わりなので、次も頑張ります」と意気込みを語った。

 2位は第1ヒートのパイロンペナルティを第2ヒートで挽回した若林隼人選手(トヨタ・GRヤリス)が獲得。3位には「公開練習でクルマにトラブルが出ましたが、第1ヒートで状態を確認し、第2ヒートは行けると確信しました」と語った上本昌彦選手が入賞。シリーズランキングトップの津川選手は第2ヒートでパイロンペナルティを喫し、4位に終わった。

PN5クラス優勝は菱井将文選手(BS・クスコGRヤリス)。
「路面温度が上がる夏場は、第2ヒートでも安定してタイムを出せるのが強みです。今回はもう後がないので、かなり練習に来ていろいろなテストも済ませてきました」と他を圧倒するタイムで勝利をもぎ獲った菱井選手。
2位は若林隼人選手(摩摺セラR若自DL速心渦ヤリス)、3位は上本昌彦選手(ルブロスK1レイズDLヤリス)。
PN5クラスの表彰式。左から4位の津川信次選手、2位の若林選手、1位の菱井選手、3位の上本選手、5位の松本敏選手、6位の奥井優介選手。

BC1クラス

 BC1クラスは、今季3勝を挙げる西井将宏選手(ホンダ・インテグラ)が第1ヒートを制する。第2ヒートは橋本克紀選手(ホンダ・シビック)がトップタイムをマークしたが、西井選手がさらに0.504秒縮めて逆転。今季4勝目を挙げ、2年ぶりのシリーズチャンピオン確定を決めた。

 第5戦に続き2戦連続2位となった橋本選手は「第1ヒートはセッティングがまったく合いませんでしたが、第2ヒートでうまく修正できました」と語り、3位は「今回は欲を出さず、自分のできることをしっかりやろうと冷静に攻めました」とコメントした清水翔太選手(ホンダ・インテグラ)が入賞した。

BC1クラス優勝は西井将宏選手(アイスペックS+インテグラDL)。
西井選手は「昨年はターンがうまく回れず、それが敗因だったので、今年はターンを重点的にセットアップしてきました」と優勝を遂げ、2年ぶりのシリーズタイトルを確定した。
2位は橋本克紀選手(メカ☆BS桐生鈑金坊助シビック)、3位は清水翔太選手(ローリングYHセラ・インテグラ)。
BC1クラスの表彰式。左から4位の鈴木教史選手、2位の橋本選手、1位の西井選手、3位の清水選手、5位の日部利晃選手、6位の石澤一哉選手。

BC2クラス

 BC2クラスは、3勝を挙げる広瀬献選手(ホンダ・S2000)と2勝の若林拳人選手(ロータス・エキシージ)の一騎打ちとなった。第1ヒートは「ほぼ完璧に走れました」と話した広瀬選手が、若林選手に1.442秒差をつけるトップタイムをマーク。第2ヒートは若林選手も1分25秒台までタイムを縮めたが、パイロンペナルティで更新はならなかった。

 優勝の広瀬選手はオーバーオールタイムも記録し、シリーズチャンピオンへ大きく前進する今季4勝目を挙げた。

 2位には「第1ヒートでこれまで以上に差をつけられたので、第2ヒートは全力で行くしかありませんでした。最終戦へ望みをつなぐためにも、次の鈴鹿は雨が降ることを願って勝ちに行きます」と意気込みを語った若林選手が獲得。

 3位は「土曜日を終えた時点ではクルマが思いどおりに動かなかったのですが、夜にいろいろ考えて手を入れました」と話した西森顕選手(ホンダ・NSX)が入賞した。

BC2クラス優勝は広瀬献選手(WMマロヤBS林歯セラ鰻S二千)。
今季4勝目を挙げた広瀬選手は「セットアップもバッチリ決まり、公開練習からほぼ変更せず走りに集中できたことも大きかったと思います」と語り、シリーズチャンピオンへ大きく前進した。
2位は若林拳人選手(BS若自速心コ犬ZRエキシージ)、3位は西森顕選手(TM足利BSレイズFWGNSX)。
BC2クラスの表彰式。左から4位の中田博信選手、2位の若林選手、1位の広瀬選手、3位の西森選手、5位の小林キュウテン選手、6位の藤井やしろ選手。

BC3クラス

 シリーズランキングトップの大橋渡選手が主催関係者のため欠場となったBC3クラスは、シリーズランキング2番手の一色健太郎選手(トヨタ・GRヤリス)が優勝を逃した場合、大橋選手のシリーズ王座が確定する状況で迎えた。

 一色選手は「第2ヒートは気合いを入れて攻めようと思ったのですが、スタート直後にやらかしてしまいました。でも、そのあとは気合いを入れて走りました」と両ヒートを制す今季初優勝を挙げ、大橋選手のタイトル確定を阻止した。

 2位には「すべてうまくいけば1分25秒台は出せると思ったので、最後まで集中して走りました。路面の感触が昨年と似ていたので、昨年のイメージのまま攻めました」と語った大澤勝紀選手(三菱・ランサーエボリューションIX)が、一色選手に0.056秒差まで迫る走りで入賞。

 3位は「第1ヒートで抑え過ぎたところを第2ヒートでは詰めることができました。最後のゴール前のターンをうまく回し切れず、そこでタイムを落としたと思います」と説明した野中信宏選手(三菱・ランサーエボリューションVIII)が入賞した。

BC3クラス優勝は一色健太郎選手(ATS速心WmエナぺDLヤリス)。
今季初勝利を遂げ、大橋渡選手のタイトル確定を次戦へ持ち越させた一色選手。
2位は大澤勝紀選手(DLコルトSPBBDCランサー)、3位は野中信宏選手(TY速心WMITOMSランサー)。
BC3クラスの表彰式。左から4位の堂本直史選手、2位の大澤選手、1位の一色選手、3位の野中選手、5位の西田哲弘選手、6位の岡本尚史選手。

PHOTO/CINQ、大野洋介[Yousuke OHNO] REPORT/CINQ、JAFスポーツ編集部[JAFSPORTS]

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