モータースポーツ報道写真展「COMPETITION」が東京と大阪の2会場で開催
2024年1月9日
これまでに行われてきた数々のモータースポーツシーンにおいて、撮影に携わった日本レース写真家協会(JRPA)のフォトグラファーたちが渾身の作品として発表する報道写真展「COMPETITION」が、今年も1月11日より開催される。
2024年日本レース写真家協会報道写真展「COMPETITION」
開催日時:2024年1月11~16日(東京会場)、2024年2月18日~3月3日(大阪会場)
開催地:東京会場/AXISギャラリー(東京都港区)、大阪会場/ビジュアルアーツギャラリー(大阪府大阪市)
二輪/四輪を問わず、国内外のモータースポーツシーンで報道を目的とした撮影を行う、日本で唯一のプロフェッショナル・モータースポーツ・フォトグラファー協会の日本レース写真家協会(Japan Racing Photographers Association=略称:JRPA)。1971年設立と歴史が深く、現在は62名の会員と15名の特別会員が在籍している。長年に渡ってFIA/FIM/JAF/MFJ等の公認イベントを撮影し、豊富な経験や実績を有している。
国内はもとより、海外で行われるモータースポーツの感動や興奮を伝えるべく、日々研鑽を重ねながら幅広く撮影を続けている。また、写真教室や撮影会などの協力や、サーキットでのアマチュアレース・フォトグラファー向け撮影講習会なども積極的に行い、モータースポーツ振興のための活動にも力を注いでいる。
そのJRPA会員らが世界中で撮影した2023年のさまざまなモータースポーツシーン、懐かしいヒストリックカーまで、各々のベストショットを展示するのが報道写真展「COMPETITION」だ。フォトグラファーならではの、撮影現場の最前線でしか見られない臨場感はもちろん、感動や興奮の一瞬が集約されたアーティステックな写真展となっている。
JRPAはプレスリリースにて「勝者の歓喜、敗者の落胆、スタート前のコンセントレーション、モータースポーツも他のスポーツと同様に、数々の人間ドラマにあふれています。高速で走行するマシンのスピード感を追いかけることに目が行きがちですが、それを操り、最高の結果を求めて格闘する選手たちの“生きざま”を写し取りり、記録していくことが我々モータースポーツ・フォトグラファーの仕事です。そんな思いを、展示される一枚一枚の写真から感じとっていただければ幸いです」と綴っている。
2023年全日本ロードレース選手権JSB1000クラスのチャンピオンである中須賀克行選手の愛機、ヤマハのファクトリーチームのYZF-R1も展示(東京会場のみ)するほか、アマチュアフォトグラファーによる「2023 JRPAモータースポーツ写真コンテスト」の二輪/四輪部門それぞれの大賞や入賞作品も展示する。プロに負けず劣らずの渾身の作品も要チェック。
そして2005年より開催されている「その年一番のフォトジェニック」を選ぶ「JRPAアワード」。そのJRPA AWARD 2023大賞は、2023年に惜しまれつつもスーパーGTから引退した、GT500クラス三度のチャンピオンである立川祐路選手、特別賞はロードレース世界選手権のMoto3クラスに参戦している佐々木歩夢選手が、会員の投票によって選出されている。それぞれのコラージュも注目だ。
この写真展は東京会場と大阪会場の2地域で開催。東京はAXISギャラリーで1月11~16日、大阪はビジュアルアーツ専門学校・大阪併設されているアーツギャラリー大阪で2月18日~3月3日の期間で実施される。入場はいずれの会場も無料となっている。詳細についてはJRPAのホームページにて。
■東京会場
開催会場:AXISギャラリー(東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル4F)
開催日時:2024年1月11~16日 11時~20時
※初日(1月11日)は18時まで 入場無料
■大阪会場
開催会場:ビジュアルアーツギャラリー(大阪府大阪市北区曽根崎新地2-5-23)
開催日時:2024年2月18日~3月3日 10時~18時
※土・日・祝日は17時まで 最終日(3月3日)は15時まで 入場無料
フォト/遠藤樹弥 レポート/遠藤樹弥、JAFスポーツ編集部