関東地方選手権表彰式が装い新たに規模を拡大して華やかに開催!

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2025年3月11日

各地で行われる2024年の地方モータースポーツ表彰式の大トリを務めるJAF関東地方選手権表彰式が2月23日に都内ホテルで開催された。2024年の関東管内で行われた競技で優秀な成績を収めた選手を始め、オーガナイザーやコース関係者、クラブ代表者らが招かれ、上位入賞者たちの栄誉を称えた。

2024年JAF関東地方選手権表彰式
開催日:2025年2月23日
開催地:京王プラザホテル コンコードボールルーム(東京都新宿区)
主催:JAF関東本部

 最大規模を誇る関東地方選手権の表彰式が、昨年までのホテル椿山荘東京から東京都新宿区にある京王プラザホテルに会場を移して執り行われた。都庁前にそびえ立つ超高層ホテルのボールルームを舞台に、レース、ラリー、ジムカーナ、サーキットトライアル、ダートトライアル、カートと、さまざまなカテゴリーの表彰が行われる。

 なおこれまでJMRC関東のラリーカップ、ジムカーナシリーズ(チャンピオンシリーズ、オールスターシリーズ)、ダートトライアルシリーズの表彰式はJAF地方選手権表彰式とは別に各部会主催で実施されていたが、今回は関東地方選手権表彰式に加わり、総勢約300名の表彰対象者が集まることとなった。

 表彰式は表彰と懇親の二部制だ。14時に開会となり、司会進行の柿沼佐智子氏の「ただ今より2024年JAF関東地方選手権表彰式を始めさせていただきます」という第一声から始まった。主催者挨拶はJAF関東本部の佐藤康彦本部長で、表彰対象者に向けて祝辞のコメントを発するとともにオーガナイザーなど関係者に謝辞を述べた。

 挨拶後はステージ上の演台が片づけられて表彰式へと移行。最初はレース部門からで、開催日程の関係から地方選手権表彰式に組み込まれた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権から始まり、Formula Beat地方選手権、ツーリングカー地方選手権ロードスター・パーティレースIIIジャパンツアーシリーズの3部門が順番に表彰された。プレゼンターはその後の東日本ラリー選手権の表彰までJAF関東本部の渡辺敬一郎事務局長が務めた。

 また関東ジムカーナ選手権と筑波サーキットトライアル選手権はJAF関東本部の吉川徹事業部長、関東ダートトライアル選手権はJAF東京支部の小川貴広事務所長、地方カート選手権およびジュニアカート選手権はJAF本部モータースポーツ部の箕輪幸子担当部長がそれぞれ務めている。JAF関東地方選手権の表彰が終わったところで、引き続きJMRC関東シリーズの表彰が行われた。こちらのプレゼンターはJMRC関東の小口貴久運営委員長と各部会長。

 登壇はクラスごとで、表彰状の読み上げは割愛されたが、チャンピオンのみステージ中央でプレゼンターからトロフィーと楯が授与されるスタイルが採られている。上位入賞者は金屏風が奢られた晴れやかなステージで賞典を受け取ると、清々しい笑顔を見せていた。降壇後はフォトセッションコーナーでクラスごとの撮影が行われていた。

式典会場は新宿駅西口から徒歩約5分の場所にある、国際会議や講演会なども行われる京王プラザホテル。
数多くの招待者をスムーズに受け付け対応できるよう、関東管内の各地方支部に所属するJAF職員のサポートが入った。
約1500人を収容するコンコードボールルームを二分割し、第一部の表彰式と第二部の祝賀食事会に会場を割り当てていた。
「2024年のモータースポーツを戦われてきた受賞者の皆さまの表彰をお手伝いできますことを大変光栄に思っています」と司会進行の柿沼佐智子氏。
JAF関東本部の佐藤康彦本部長は「各競技、各カテゴリーで入賞された302名の選手の皆さまに対し、日々のご努力ご研鑽を積まれた結果の栄誉を証し、心からお祝い申し上げます」と挨拶。
JAF日本選手権の表彰プレゼンターを務めたのはJAF関東本部の渡辺敬一郎事務局長、JAF関東本部の吉川徹事業部長、JAF東京支部の小川貴広事務所長、JAF本部モータースポーツ部の箕輪幸子担当部長。
JMRC関東シリーズの表彰プレゼンターはJMRC関東の小口貴久運営委員長、JMRC関東ラリー部会の西井敏則部会長、JMRC関東ジムカーナ部会の後藤和弘部会長、JMRC関東ダートトライアル部会の古沢和夫部会長が務めた。

JAF全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 表彰

JAF全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権ドライバーの表彰。チャンピオンの小出峻選手、3位の野中誠太選手、4位の中村仁選手、5位のケイレン・フレデリック選手、6位の荒川麟選手は欠席。
JAF全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権チームの表彰。チャンピオンのTOM'Sは欠席。

JAF Formula Beat地方選手権 表彰

JAF Formula Beat地方選手権の表彰。3位の宇髙希選手。チャンピオンのハンマー伊澤選手、2位の酒井翔太選手、4位の金井亮忠選手、5位のKAMIKAZE選手、6位のISHIKEN選手は欠席。

JAFもてぎ/菅生スーパーFJ選手権 表彰

JAFもてぎ/菅生スーパーFJ選手権の表彰。チャンピオンは小田優選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの小田選手、3位の豊島里空斗選手。2位の樺木大河選手、4位の酒井翔太選手、5位の渡会太一選手、6位の鈴木悠太選手は欠席。

JAF筑波/富士スーパーFJ選手権 表彰

JAF筑波/富士スーパーFJ選手権の表彰。チャンピオンは伊藤駿選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの伊藤選手、2位の石井大雅選手、5位の津田充輝選手。3位の角間光起選手、4位の酒井翔太選手、6位のセンドラ船戸アレックス翔太選手は欠席。

JAFツーリングカー地方選手権 ロードスター・パーティレースIII ジャパンツアーシリーズ 表彰

JAFツーリングカー地方選手権 ロードスター・パーティレースIIIジャパンツアーシリーズの表彰。チャンピオンは加藤達彦選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの加藤選手、2位の石谷豪志選手、3位の吉田恭将選手、4位の南澤拓実選手。

JAF東日本ラリー選手権 表彰

JAF東日本ラリー選手権BC-1クラス ドライバーの表彰。チャンピオンは渡辺謙太郎選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの渡辺選手、3位の村里尚太郎選手、4位の後藤英隆選手、5位の宇野学選手、6位の菅原英剛選手。2位の橋本奨選手、6位の黒岩満好選手は欠席。
JAF東日本ラリー選手権BC-1クラス コ・ドライバーの表彰。チャンピオンは箕作裕子選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの箕作選手、3位の宇野平選手、4位の宮川武志選手、御纒喜美子選手。2位の吉田知宏選手、4位の毛受広子選手は欠席。
JAF東日本ラリー選手権BC-2クラス ドライバーの表彰。左から2位の上原淳選手、5位の佐藤史彦選手、6位の岡戸俊樹選手。チャンピオンの田部井翔大選手、3位の沼尾秀公選手、4位の佐々木松紀選手は欠席。
JAF東日本ラリー選手権BC-2クラス コ・ドライバーの表彰。チャンピオンは松本優一選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの松本選手、6位の漆戸あゆみ選手、平山真理選手。2位の小坂典嵩選手、3位の沼尾千恵美選手、4位の遠藤誠選手、5位の伊東美紀選手は欠席。
JAF東日本ラリー選手権BC-3クラス ドライバーの表彰。左から3位の栗原智子選手、5位の南野保選手、YONE選手。チャンピオンの細谷裕一選手、2位の橋本寿選手、4位の石倉英昭選手は欠席。
JAF東日本ラリー選手権BC-3クラス コ・ドライバーの表彰。チャンピオンは蔭山恵選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの蔭山選手、2位の大野千明選手、3位の平井孝文選手、4位の吉持達郎選手、刀祢佑大選手、石垣晴恵選手。
JAF東日本ラリー選手権BC-4クラス ドライバーの表彰。チャンピオンは室田仁選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの室田選手、2位の津田宗一郎選手、3位の西村章選手、4位の森田昭彦選手、6位の戸塚章紀選手。5位の谷口いずみ選手は欠席。
JAF東日本ラリー選手権BC-4クラス コ・ドライバーの表彰。チャンピオンは鎌田雅樹選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの鎌田選手、2位の堀秀和選手、3位の藤田美登里選手、4位の森田宏子選手、5位の明治慎太郎選手、6位の大坂礼子選手。

JAF関東ジムカーナ選手権 表彰

JAF関東ジムカーナ選手権PN/AE1クラスの表彰。左から2位の古田孝一選手、4位の大川裕選手、5位の大橋政人選手、6位の古谷知久選手。チャンピオンの大橋政哉選手、3位の飯野弘之選手は欠席。
JAF関東ジムカーナ選手権PN1クラスの表彰。チャンピオンは阪本芳司選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの阪本選手、2位の野口弘毅選手、3位の渋谷英二選手、5位の深沢希選手、6位の片山誠司選手。4位の炭谷克志選手は欠席。
JAF関東ジムカーナ選手権PN2クラスの表彰。左から2位の藤井裕斗選手、3位の杉谷伸夫選手、5位の井登陽一選手、6位の金粕雅史選手。チャンピオンの橋本恵太選手、4位の奥井優介選手は欠席。
JAF関東ジムカーナ選手権PN3クラスの表彰。チャンピオンは岡野博史選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの岡野選手、2位の大坪伸貴選手、4位の中村光範選手、5位の山本哲也選手、6位の大塚健二選手。3位の德武銀河選手は欠席。
JAF関東ジムカーナ選手権PN4クラスの表彰。チャンピオンは島田直樹選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの島田選手、2位の金子博選手、3位の小野田了選手、6位の石塚進選手。4位の山口栄一選手、5位の亀川宏司選手は欠席。
JAF関東ジムカーナ選手権PN5クラスの表彰。チャンピオンは大江光輝選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの大江選手、3位の池澤博之選手、5位の内田佳延選手。2位の堀川大智選手、4位の大槻隆夫選手、6位の本荘進之介選手は欠席。
JAF関東ジムカーナ選手権PN6クラスの表彰。チャンピオンは坂井友洋選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの坂井選手、2位の川村智也選手、3位の坂本玄人選手、5位の吉澤教之選手、6位の吉澤美枝選手。4位の加藤晃選手は欠席。
JAF関東ジムカーナ選手権B・SC1クラスの表彰。チャンピオンは伊藤眞央選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの伊藤選手、2位の服部義野選手、4位の野﨑裕太選手、5位の高橋秀明選手。3位の齋藤寿選手、6位の近藤岳士選手は欠席。
JAF関東ジムカーナ選手権Dクラスの表彰。チャンピオンは大澤勝紀選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの大澤選手、2位の齋藤達也選手、5位の佐藤林選手、6位の関谷光弘選手。3位の千葉真一選手、4位の稲木亨選手は欠席。

JAF筑波サーキットトライアル選手権 表彰

JAF筑波サーキットトライアル選手権CT1クラスの表彰。チャンピオンは溝口敦子選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの溝口選手、2位の澁澤栄一選手、3位の佐藤周平選手、4位の馬場元選手、5位の鈴木達朗選手。6位の蝶間林一夫選手は欠席。
JAF筑波サーキットトライアル選手権CT2クラスの表彰。チャンピオンは森田正穂選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの森田選手、2位の松代耕二選手、3位の佐藤雅士選手、5位の光井有紀選手、6位の山口菜摘選手。4位の小野里直行選手、6位の松本貴之選手は欠席。
JAF筑波サーキットトライアル選手権CT3クラスの表彰。チャンピオンは秋本拓自選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの秋本選手、2位の永藤光雄選手、3位の芳田悟選手。
JAF筑波サーキットトライアル選手権CT4クラスの表彰。チャンピオンは宮崎邦紘選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの宮崎選手、2位の小林公教選手、3位の市川忠康選手、5位の髙岩良行選手、6位の大森圭選手。4位の大住拓選手は欠席。
JAF筑波サーキットトライアル選手権CT5クラスの表彰。チャンピオンは鯉渕慶比古選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの鯉渕選手、2位の石井均選手、3位の大輪清選手、4位の福島達也選手、5位の斉木雅昭選手、6位の山下猛選手。
JAF筑波サーキットトライアル選手権CT6クラスの表彰。チャンピオンは堀知海選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの堀選手、2位の安本悠人選手、3位の日向孝之選手、4位の伊藤竜二選手、5位の吉崎久善選手。6位の関根和浩選手は欠席。
JAF筑波サーキットトライアル選手権CT7クラスの表彰。チャンピオンは坂本大知選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの坂本選手、2位の柴田尚選手、3位の松栄吉彦選手、5位の日向孝之選手、6位の高橋智紀選手。4位の宮野直樹選手は欠席。

JAF関東ダートトライアル選手権 表彰

JAF関東ダートトライアル選手権N1500&PN1クラスの表彰。チャンピオンは柿澤廣幸選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの柿澤選手、2位の佐藤聖選手、3位の清水涼矢選手、4位の布施浩之選手、5位の飯島千尋選手、6位の上原秀明選手。
JAF関東ダートトライアル選手権N1&PN2クラスの表彰。チャンピオンは小山健一選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの小山選手、2位の三島真太郎選手、3位の八木信昭選手、4位の松坂元樹選手、5位の田村啓喬選手、6位の山﨑純選手。
JAF関東ダートトライアル選手権PN3クラスの表彰。チャンピオンは鈴木義則選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの鈴木選手、3位の平井泰選手、4位の飯田太郎選手。2位の湯本敬選手、5位の齊藤孝太選手、6位の森戸亮生選手は欠席。
JAF関東ダートトライアル選手権N2クラスの表彰。チャンピオンは影山浩一郎選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの影山選手、2位の中島明彦選手、3位の安藤輝明選手、4位の増田徹選手、6位の神保俊宏選手。5位の堀川雅基選手は欠席。
JAF関東ダートトライアル選手権S1クラスの表彰。チャンピオンは平川慶一選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの平川選手、2位の鈴木陵太選手、3位の渡辺知成選手、4位の和田悟選手、6位の杉浦忠洋選手。5位の武石裕二選手は欠席。
JAF関東ダートトライアル選手権S2クラスの表彰。チャンピオンは大橋邦彦選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの大橋選手、2位の宮地雅弘選手、3位の大隅幸博選手、4位の星野悟選手。5位の豊崎純任選手、6位の中村雅之選手は欠席。
JAF関東ダートトライアル選手権Dクラスの表彰。チャンピオンは森正選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの森選手、2位の國政九磨選手、4位の星野伸治選手、5位のカジロタダシ選手。3位の下屋敷勝弘選手、6位の熊川嘉則選手は欠席。

JAF地方カート選手権/JAFジュニアカート選手権 表彰

JAF地方カート選手権もてぎシリーズの表彰。左から4位の土屋拓心選手、5位の桑原航佑選手。チャンピオンの菊池貴博選手、2位の酒井龍太郎選手、3位の松居寿來選手、6位の本間詠吉選手は欠席。
JAF地方カート選手権新潟シリーズの表彰。チャンピオンは菅原伸選手。
シリーズ上位入賞の皆さん。左からチャンピオンの菅原選手、2位の小林留魁選手、3位の井伊諒河選手、4位の今瀬統哉選手。5位の久保勇真選手、6位の青木諒太選手は欠席。
JAFジュニアカート選手権(ラウンドシリーズ1)ジュニア部門の表彰。4位の坂野太絃選手、6位の関口瞬選手は欠席。
JAFジュニアカート選手権(ラウンドシリーズ1)ジュニアカデット部門の表彰。チャンピオンは新橋武選手。
JAFジュニアカート選手権(ラウンドシリーズ2)ジュニア部門の表彰。6位の伊東諒真選手。3位の織田大和選手、4位の都出夏希選手、5位の木村思音選手は欠席。

JMRC関東 表彰

JMRC関東ラリーカップ ドライバーの表彰。左からクラス1チャンピオンの菅原英剛選手、クラス2チャンピオンの上原淳選手、クラス4チャンピオンの森田昭彦選手。クラス3チャンピオンの細谷裕一選手は欠席。
JMRC関東ラリーカップ コ・ドライバーの表彰。左からクラス1チャンピオンの宮川武志選手、クラス3チャンピオンの石垣晴恵選手、クラス4チャンピオンの森田宏子選手。クラス2チャンピオンの伊東美紀選手は欠席。
JMRC関東ジムカーナシリーズ オールスターシリーズPN1クラスの表彰。左からチャンピオンの阪本芳司選手、2位の野口弘毅選手。
JMRC関東ジムカーナシリーズ オールスターシリーズPN2クラスの表彰。左から2位の藤井裕斗選手、3位の杉谷伸夫選手。チャンピオンの橋本恵太選手は欠席。
JMRC関東ジムカーナシリーズ オールスターシリーズPN3クラスの表彰。左からチャンピオンの岡野博史選手、2位の大坪伸貴選手、4位の中村光範選手、5位の山本哲也選手、6位の大塚健二選手。3位の徳武銀河選手は欠席。
JMRC関東ジムカーナシリーズ オールスターシリーズPN4クラスの表彰。左からチャンピオンの島田直樹選手、2位の金子博選手。
JMRC関東ジムカーナシリーズ オールスターシリーズPN5クラスの表彰。チャンピオンの大江光輝選手。
JMRC関東ジムカーナシリーズ オールスターシリーズPN6クラスの表彰。チャンピオンの坂井友洋選手。
JMRC関東ジムカーナシリーズ オールスターシリーズB・SC1クラスの表彰。左からチャンピオンの伊藤眞央選手、2位の服部義野選手。3位の齋藤寿選手は欠席。
JMRC関東ジムカーナシリーズ オールスターシリーズDクラスの表彰。左からチャンピオンの大澤勝紀選手、2位の齋藤達也選手。
JMRC関東ジムカーナシリーズ チャンピオンシリーズPN2クラスの表彰。チャンピオンの金粕雅史選手。
JMRC関東ジムカーナシリーズ チャンピオンシリーズPN3クラスの表彰。左からチャンピオンの徳冨太一選手、3位の松川文昭選手、4位の蔵増將智選手、5位の小野田了選手。2位の樫谷達朗選手は欠席。
JMRC関東ジムカーナシリーズ チャンピオンシリーズPN5クラスの表彰。左からチャンピオンの津野友佑選手、2位の内田佳延選手、4位の深谷洋選手、6位の山岸新選手。3位の川島一朗選手、5位のゆうゆう選手は欠席。
JMRC関東ジムカーナシリーズ チャンピオンシリーズPN6クラスの表彰。左からチャンピオンの川村智也選手、2位の井上良選手、4位の草場直人選手。3位の森好寿選手は欠席。
JMRC関東ジムカーナシリーズ チャンピオンシリーズNTF2クラスの表彰。左からチャンピオンの野崎裕太選手、2位の市川良平選手、4位の石橋甫選手。3位の岩澤研一選手は欠席。
JMRC関東ジムカーナシリーズ チャンピオンシリーズNTR1クラスの表彰。左からチャンピオンのE.G.マッケンジー選手、2位の土佐和哉選手、3位の室澤純一選手。
JMRC関東ジムカーナシリーズ チャンピオンシリーズNTR2クラスの表彰。左からチャンピオンの山本秀夫選手、2位の鈴木照夫選手、4位の植野裕司選手。3位の武田直之選手は欠席。
JMRC関東ジムカーナシリーズ チャンピオンシリーズNT4クラスの表彰。チャンピオンの市川尚彦選手。
JMRC関東ジムカーナシリーズ チャンピオンシリーズS2クラスの表彰。左からチャンピオンの高柳翔選手、2位の根岸裕選手。
JMRC関東ダートトライアルシリーズチャレンジクラスの表彰。チャレンジ1クラスチャンピオンの坂本勇樹選手。チャレンジ2クラスチャンピオンの大野優太選手は欠席。
JMRC関東ダートトライアルシリーズの表彰。左からN1500&PN1クラスチャンピオンの柿澤廣幸選手、N1&PN2クラスチャンピオンの小山健一選手、PN3クラスチャンピオンの鈴木義則選手、N2クラスチャンピオンの影山浩一郎選手、S1クラスチャンピオンの平川慶一選手、S2クラスチャンピオンの大橋邦彦選手、Dクラスチャンピオンの森正選手。

 第二部は隣の会場に移って祝賀食事会となった。MCは表彰式から引き続き柿沼氏が務める。カテゴリーごとに円卓が準備され、グラスを手元に用意したところでJMRC関東の小口運営委員長の乾杯の音頭で宴は始まった。会場中央のテーブルには和洋折衷の料理が揃い、取り皿に好みの食べ物を思い思いに盛りつけ、立食形式で懇親を深め合っていた。

 乾杯から約30分が経過したところで、各カテゴリーのチャンピオンをステージに迎えてのミニインタビューが行われた。ロードスター・パーティレースIIIジャパンツアーシリーズからは加藤達彦選手、東日本ラリー選手権からはBC-1クラスの渡辺謙太郎/箕作裕子組、関東ジムカーナ選手権からはPN3クラスの岡野博史選手、筑波サーキットトライアル選手権からはCT1クラスの溝口敦子選手、関東ダートトライアル選手権からはDクラスの森正選手、ジュニアカート選手権からはジュニアカデット部門の新橋武選手が指名され、柿沼氏とトークが繰り広げられた。

 そして祝賀食事会の中締めはJMRC関東の関根基司副運営委員長。挨拶もそこそこに「今日は楽しんでくれましたか?」と大きな声で叫び、参加者からは感謝の拍手で応えられた。最後は一本締めですべての式典が閉幕。参加した選手たちは楽しいひとときを過ごして英気を養えたようで、心機一転で今シーズンを迎えることとなった。

「持ち前の実力を存分に発揮され、熱いバトルの中、素晴らしい成績を残され、表彰された選手の皆さまには心よりお祝いを申し上げます」と挨拶するJMRC関東の小口運営委員長。そして「乾杯!」と力強く盃を上げた。
和・洋・中の彩り豊かな料理がズラリと並んだ会場。表彰式の緊張感から解放され、心躍る時間となった。
高級寿司店として名を馳せる銀座久兵衛のケータリング。板前が目の前で握る極上寿司に舌鼓を打っていた。
食事を楽しんでいる傍ら、同じカテゴリーに参戦する者同士でモータースポーツ談義が盛り上がる。
ステージ上では2024シリーズの振り返りや今シーズンの目標など、質問形式でインタビューが行われた。
JMRC関東の関根基司副運営委員長は口惜しそうに「宴もたけなわ、残念ですがそろそろお開きとなりました」と中締めの挨拶を行った。

■2024年JAF関東地方選手権「初」チャンピオンインタビュー

JAFもてぎ/菅生スーパーFJ選手権 小田優選手
小田選手にとってのスーパーFJは、四輪のドライビングスキルを学ぶのに最適なカテゴリーと言わしめるほど、2024年は実りのあるシーズンだったようだ。「実は鈴鹿/岡山のシリーズをメインに活動していましたが、途中からもてぎ/菅生にも参戦することとなりました。途中参戦ということで、チャンピオンが獲れるかどうかは正直分からない状況でしたが、勝ち数を積み上げてタイトルが獲れたので、終わってみれば参戦して良かったと思います」と総評。なお鈴鹿/岡山スーパーFJ選手権はシリーズ2位の成績を挙げている。「鈴鹿/岡山とはいろいろな環境が異なり、もてぎ/菅生には独特の難しさがありましたね。勝てなかったレースもありますし。どちらもレベルは高かったです」と、ここまでの道のりが苦難の連続だったことがうかがえる。「メーカー育成に入れなかった選手でも、上を目指せることを証明したい」と、まずは速さを見せられるドライバーになることが小田選手の目標とのことだ。
JAFツーリングカー地方選手権 ロードスター・パーティレースIIIジャパンツアーシリーズ 加藤達彦選手
FIAグランツーリスモチャンピオンシップワールドファイナルに出場した経緯を持つ加藤選手は、いわゆるバーチャルとリアルの二刀流ドライバー。「グランツーリスモをきっかけに知り合ったショップに紹介されて、ロードスター・パーティレースIIIに出場しました」と参戦経緯を明かした。2024シーズンは全8戦で1勝も挙げていないものの、着実にポイントを稼いでタイトルを獲得している。「開幕前から絶対にチャンピオンを獲るぞと強い気持ちを抱き、毎戦上位入賞を狙っていきました。自分の個性とも言える安定した速さを出せたかなと思います」と接触等でノーポイントになるようなリスクを冒さず、手堅いレースを展開して見せた。だが優勝を狙わなかったわけではなく「チャンスがあれば優勝して早くチャンピオンに近づきたいという思いもあり、優勝できなかったことは悔しかったですね」と吐露。その悔しさは今シーズンにステアリング握るスーパー耐久を始めとするさまざまなレースで晴らすそうだ。
JAF東日本ラリー選手権BC-1クラス コ・ドライバー 箕作裕子選手
2015年の全日本ラリー選手権JN2クラスで、ナビゲーターチャンピオンを獲得している箕作選手。数多くのドライバーたちの走りを支えたコ・ドライバーだが、意外にも地方選手権は初めての獲得だ。「一度、最終戦まで権利を残した年があったんですけど、ドライブシャフトが2本折れて終わりました」と、悔しい思いをして以来の東日本ラリー選手権フル参戦。2024シーズンは「大館が3位、嬬恋も3位で始まって、シリーズリーダーじゃなかったんです」と苦戦のスタートを切り、「羽州でやっと勝てて、勝てたときにチャンピオンが決まりました」と、念願のチャンピオンを確定させた第6戦を印象に残ったラリーに挙げた。そして「何でもノートに書きました。ドライバーによって同じようなコーナーでも言い方が違ったりとかあるじゃないですか。記号にすると読み間違えたりして大変なので、私は日本語でひらがなが多いです」とペースノートづくりのポイントのひとつを教えてくれた。
JAF関東ジムカーナ選手権PN4クラス 島田直樹選手
島田選手は過去にD1ストリートリーガル東日本シリーズに参戦したほか、関東オールスタードリフトGPでチャンピオンにもなった。その後は転職を機に、全日本ジムカーナ選手権に参戦する奥井優介選手と出会い、メカニックを担当する。ドリフトでの経験を活かしたサポートを行いながら、職場の取り組みとして自身もジムカーナに挑戦したそうだ。「思い返せば一昨年のシーズンは苦労したんですけど、面子が濃いPN4クラスの中で、主に足回りの見直しなどを図りながら試行錯誤してようやく結果が出てきたという感じです」とタイトル獲得について感想を述べた。「茨城トヨタGR Garage水戸けやき台の奥井選手にいろいろアドバイスを聞きながら、クルマのセッティングを煮詰めてきた甲斐がありました」と奥井選手の存在も勝因のひとつだと挙げる。「ジムカーナはドリフトと比べて改造範囲も少なく、コストがかからない点が魅力ですね。誰でも気軽に入りやすい競技だと思います」と語ってくれた。
JAF関東ジムカーナ選手権PN5クラス 坂井友洋選手
学生のころにジムカーナをかじり始めてモータースポーツ歴は30年近くになる坂井選手、当初は運転スキルの向上が目的だったそうだ。本格的にシリーズを追い始めてから約12年、2024シーズンでついにチャンピオンの頂に到達した。「一昨年にクルマを乗り換えたので、1年参戦して自分のレベルがどのくらいなのかを知りたかったのが本音です。練習量が足りていなかったのでランキングはとくに意識せず、もちろん勝てる要素がないと思っていました」と無欲のスタートを切った。だが蓋を開けてみれば、第3戦のさるくらモータースポーツランドで念願の初優勝を遂げ、第8戦の茨城中央サーキットと第9戦のつくるまサーキット那須を制す。「3勝もできたことはうれしいです」と喜びつつも「最終戦は優勝して決めたいなと思いつつも、棚ぼたでのチャンピオンとなったことが心残りでした」と言う。「一緒に戦う仲間やライバルたちと切磋琢磨してシリーズの結果が残せたことは良かったと思います」
JAF関東ジムカーナ選手権B・SC1クラス 伊藤眞央選手
「なんとなく自分で勝手に思い描いていた“大学三年生で地区戦のチャンピオンを獲る”という目標が達成できました」と初タイトルを喜ぶ伊藤選手。「2ヒートしかない中で確実に結果を残さなければならない、ワンミスが命取りみたいな(笑)、一発勝負の緊張感が面白いです」とジムカーナの魅力を語る。これは大会に臨む姿勢にも表れ、「本番に近い環境で練習することを心がけました。やみくもに練習するとタイヤはどんどん摩耗していきますが、大会では新品タイヤを履くため、練習時との違いが生じてしまいます。練習回数を減らすことで新品に近い状態が維持でき、内容を濃くすることに努めました」と独自の練習法を採り入れている。また「走った後に必ずメモを取る習慣をつけています。この走りでどう感じたとかノウハウを蓄積していくことで、自分の中の引き出しをたくさんつくるようにしました」と努力も怠らない。今シーズン参戦する全日本でのさらなる成長にも期待したい。
JAF筑波サーキットトライアル選手権CT1クラス 溝口敦子選手
筑波サーキットでは走行会の経験程度だった溝口選手は、サーキットトライアルとしての筑波2000は初挑戦。全5戦を制していきなり戴冠を果たした。だがその戦いはサーキットに向かう前から始まっていたという。「子どもの運動会やバザーの行事とカブらず、また夫の了承を得るなど、全戦参戦の“クリアラップ”が獲れたことに尽きますね(笑)」と振り返った。静岡県在住で本来は富士スピードウェイがホームコースだが、筑波ではまださまざまな課題があるそうだ。「富士は走り慣れてきたので『今日だったらココで曲がれるかな?』があるんですけど、筑波はタイヤ・路面・気温に対してまだイケるかどうか、身体が覚えきれてなく手探り状態です」と明かした。それでも2024シーズンには筑波2000で1分切りのベストタイムをマーク。「分切りしたときの走りを思い返すともっとできたんじゃないかなって感覚があって、分切りの先にも道があると思っています」と、溝口選手の飽くなき挑戦は続くようだ。
JAF筑波サーキットトライアル選手権CT3クラス 秋本拓自選手
少数精鋭で競われたCT3クラスで、不成立となった第4戦以外の4戦を制して初のチャンピオンに輝いた秋本選手。サーキット走行は19歳から始めていたものの、50代を迎えた2020年から筑波のサーキットトライアルに挑んだ。「キッチリと決められた時間の中でしっかりタイムを出すという意味では、なかなか難しい競技ですね」とサーキットトライアルの醍醐味を語る。「いつもどおり走るだけですが、いろんな車種が混じっているから、クリアを取るタイミングには気をつけています。昨年はコンスタントにタイムを出せたのが勝因かな」と、2024シーズンの戦いを振り返った。そして筑波2000で一番の攻めどころを尋ねると「一番高速で旋回しますからね。しっかりと踏んで立ち上がれれば気持ちが良いんです」と最終コーナーを挙げた。2025シーズンはJAFカップも含めて継続して参戦予定とのこと。新シーズンでも最終コーナーを力強く立ち上がり、メインストレートを駆け抜ける秋本選手に注目したい。
JAF筑波サーキットトライアル選手権CT4クラス 宮崎邦紘選手
「JAF戦に初めて参戦したのが2024シーズンだったので、分からないなりにいろいろ調べて規定とか読み込んで最善を尽くしました。おかげで富士チャンピオンレース(86/BRZチャレンジカップ)と二冠が獲れたので良い結果で終われたと思ってます」と実りの多かったシーズンだったと宮崎選手。「サーキットトライアルではクリアラップをいかにキレイに取るかがすごく大切だと感じました。タイヤの美味しいところを温存しながら、速いクルマや遅いクルマがどこにいるのかサーキットの全体像を把握して『今だ!』って一発で決めなきゃいけないのが難しいところですね。これはレースの予選にもそのまま活かせることができるんです」と、2つのカテゴリーでの相乗効果もあったそうだ。今後はJAFカップ出場を目論みつつ「抜けないくらいのコースレコードを樹立させたいです」と野望を見せる。2025シーズンはND5型ロードスターを相棒に、新たな舞台への挑戦を始めるそうだ。
JAF筑波サーキットトライアル選手権CT5クラス 鯉渕慶比古選手
「大学では自動車部に入ってジムカーナやっていまして、社会人になってもその流れでやっていたんです」と、大学生のころからホンダ・シビックが愛機という鯉渕選手。現在のEK4型は社会人になってからの相棒で、「フルノーマルを買ってきて約13年、色々手を入れて良い調子に仕上がってきたのがここ4年くらいなんです」と熟成を重ね、2024年にサーキットトライアルにデビューを果たした。「全然甘いんですけど……、なんとなくイケるかな」と臨んだ第1戦、ディフェンディングチャンピオンの石井均選手に届かず2位。「やっぱり速い人は速いんだな」と、自らの結果に納得したそうだ。だが迎えた第2戦では「勇気を出して飛び込んでみて、やっとタイムが出るようになってきたんです。ぶっつけ本番で調整して優勝できたことが大きな自信になりました」ときっかけをつかんだ。自らをスロースターターと分析する鯉渕選手は、2025シーズンで石井選手が保持しているレコード更新とともに2連覇を狙う。
JAF筑波サーキットトライアル選手権CT7クラス 坂本大知選手
「元々は趣味の一環で年イチくらいで走ってたんです。そこから四輪公式タイムアタックイベントの“筑波職人”になったので、本格的に競技に出てみようと思いました」と、T.Sakamotoこと坂本選手は2023年から筑波のサーキットトライアルに参戦を始めたという。いざやってみると、結果がダイレクトにタイムに反映されるあたり、性に合っていると感じたそうだ。2024年は「通年で全部出場するっていうのが目標でした。とくに71RSを使ってタイムを出せるようにしたかったので。その一方で、RE004で練習するなどお金かけないようにしていました」と、自らが掲げた課題を達成しながらの戴冠となった。“コストを抑えながらタイムを出す”ことを強く意識する坂本選手は「CT7クラスがほかのクラスやカテゴリーと比べてお金がかからないかをアピールして、もっと賑やかにしたいです」と、新たな目標を掲げる。そして2025シーズンに向けては、初心に返ってタイムを追いたいとのことだ。
JAF関東ダートトライアル選手権S1クラス 平川慶一選手
平川選手はミラージュからスイフトスポーツに乗り換え、2024年開幕戦の丸和オートランド那須でスイフトスポーツのデビューウィンを飾った。その後も快進撃を続けて「栃木県に住んでいるので丸和はとくに練習に行きやすい場所なんです。ちなみに一番最初にダートラで走ったのも丸和でした。一番走り込んだコースなので自信があります」と語るように、第5戦と第7戦の丸和も勝利した。そしてオートランド千葉での第2戦も含めてシリーズ4勝での戴冠だ。「クルマを乗り換えたのが大きかったですね。ミラージュとはスピードもパワーも違いますが、それに合わせた走りができたことが勝因だったと思います」と振り返る。「ダートラは始めるためのハードルが高いと思われがちですが、低μ路で走っているとクルマを操っている感があって楽しい競技です」と魅力をアピール。「今シーズンはCUSCO&WinmaX&DUNLOPの若手育成支援プログラムのサポートを受けて、全日本ダートトライアル選手権に参戦します!」
JAF地方カート選手権新潟シリーズ 菅原伸選手
「終わってみればシリーズ4戦4勝の結果となりましたが、自分としてはまだまだ改善すべき問題があったと感じています。今シーズンはそのあたりを改善してさらに高みを目指していきます」と自らを厳しく律しつつ、向上心の高さがうかがえるコメントをした菅原選手。社会人であるがゆえ、時間を割いての走り込みがなかなかできない状況の中、日頃のイメージトレーニングやフィジカルトレーニングが奏功したという。一方で初戴冠については「息子が幼稚園で『パパ、チャンピオンなんだよ』と自慢げに話しているようで、私も改めてうれしい気持ちになります」と目を細める。「新潟シリーズは学生を中心とした和気藹々とした雰囲気があり、コースは独特の難しさもあって楽しかったです」と感想を述べた。そんな菅原選手の次の目標は「SLカートミーティング全国大会でYAMAHAスーパーSSの頂点に立つことですね」と、幅広い世代のカーターが集うヤマハのワンメイクレースを制することだ。
JAFジュニアカート選手権(ラウンドシリーズ1)ジュニアカデット部門 新橋武選手
2024年のジュニアカデット部門は最終戦の結果が確定するまで手に汗握る展開となった。ランキング暫定トップの藤原迪永選手がほぼタイトルを獲ると思われた中、新橋選手が第9戦で優勝して2ポイント差に詰め寄り、さらに第10戦では2位入賞を果たして有効得点で同点に並んだからだ。有効得点となる5戦の順位もまったく同じだった中、優劣を決めたのは最終戦の順位だった。「7月の鈴鹿大会の2勝が大きかったと思います」と鈴鹿で悲願の初優勝と連勝を決めたことをターニングポイントとして挙げた。「とくに第5戦はドライ、第6戦はウェットと、コンディションが変化した状況で勝てたことは自信につながりました」と、シリーズ中盤以降は安定した走りを披露。「いろいろなコースに練習に行っているので、初めて走るコースでもうまく対応できていると思います」と自身の強みを分析した。最後に「インタビューが苦手なので……インタビューの練習をしたいです」と苦笑いしながら答えていた。

 関東地方選手権表彰式の前日22日には、東京都港区にあるJAF関東本部のPark会議室にて、第29回JAF関東地域クラブ協議会(JMRC関東)クラブ・団体代表者会議が開催された。午前中に開かれたJMRC関東運営委員会では、運営委員が議題の内容など、代表者会議開催に向けた最終確認を行い、午後からの代表者会議に備えた。

 JAF関東本部およびJAF東京支部からは、渡辺敬一郎事務局長や吉川徹事業部長を始め、5名の職員が出席。JMRC関東の小口貴久運営委員長が2024年度のJMRC関東の活動報告と決算報告を行うと、続けて1都9県の各支部、そしてジムカーナ、ラリー、レース、ダートトライアルの各部会が2024年度の決算報告を行った。

 再び小口運営委員長が登壇し、2025年度のJMRC関東役員人事と予算について決議。そして広域財団法人スポーツ安全協会の担当者が、モータースポーツ競技が対象となっているスポーツ安全保険について説明。またJAF東京支部事業課の内藤康介係長から、JAF会員規則変更に伴うモータースポーツライセンス更新の注意事項などの説明があり、質疑応答がなされた。

 会議資料とともに出席者に配布された、ラリー部会が製作した統一規則書の紹介などを経て、代表者会議は終了。出席者は芝パークホテルに移動し、交流会が催された。各支部長、部会長やJAF職員の紹介が和やかな雰囲気の中で行われ、一堂に会する機会がなかなかない出席者は親睦を深めていた。

東京都港区のJAF関東本部にて、第29回JAF関東地域クラブ協議会 クラブ・団体代表者会議を開催。JAFからは渡辺敬一郎事務局長、吉川徹事業部長など、5名の職員が臨席。JMRC関東に所属するクラブ・団体の代表と運営委員が一堂に集い、2024年度の決算の報告や2025年度の予算などが議決された。終了後は会場を移して交流会が催されて交歓した。

フォト/大野洋介、長谷川拓司、今村壮希、遠藤樹弥、桑原太郎、吉見幸夫、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部

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