2025シーズンの中四国ラリーも瀬戸風薫る海沿いの観光地で表彰式を開催!

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2026年3月2日

2025年JAF中四国ラリー選手権と2025年JMRC中国・四国ラリーシリーズ、そして西日本グラベルラリーツアー2025の表彰式が2月14日、岡山県玉野市で開催された。会場を担ったのは4回連続の開催となるダイヤモンド瀬戸内マリンホテル。周辺には、おもちゃのテーマパークや動物園、水族館や海水浴場なども点在する、瀬戸内海に面したリゾートホテルだ。

2025 JAF中国・四国モータースポーツ表彰式
JAF中四国ラリー選手権 JMRC中国・四国ラリーシリーズ

開催日:2026年2月14日
開催地:ダイヤモンド瀬戸内マリンホテル(岡山県玉野市)
主催:JAF中国本部、JAF四国本部、JMRC中国、JMRC四国

 JAF中四国ラリーとJMRC中国・四国ラリーの表彰式は、両地区のモータースポーツ表彰式とは別途開催されることが恒例、2025シーズンもそれに倣うかたちでの開催となった。『JAF四国地方選手権 2025年JAF四国モータースポーツ表彰式』は2026年1月18日に香川県で『JAF中国地方選手権/JMRC中国シリーズ 2025年JAF中国モータースポーツ表彰式』は2026年2月7日に広島県にて開催されている。

『2025 JAF中国・四国モータースポーツ表彰式』は、2022シーズン表彰式から続く、岡山県玉野市に建つダイヤモンド瀬戸内マリンホテルで開催。中国地区と四国地区に挟まれた瀬戸内海を望む立地は、両地区のラリーストを中心に競うJAF中四国ラリー選手権などの表彰の舞台にピッタリだ。

 当日は表彰式に先立ち、「JMRC中国・四国ラリーシリーズ総会」が行われ、中国地区と四国地区のラリー関係者が出席した。同会では、進行役も務めたJMRC中国ラリー部会の原野雅子部会長が2025シーズンについて総括する報告を行い、参加台数については中国・四国地区以外からの参加台数等についても言及するなど、具体的な数字が報告された。

 続いてJMRC中国ラリー部会の山本博文副部会長が会計報告を行い、それを受けて監査担当であるJMRC四国の和田善明氏が監査報告を行った。そして役員の変更について、2026年度のJMRC四国ラリー部会長には愛媛県のJAF加盟クラブ、瀬戸風モータースポーツクラブ愛媛(SETOKAZE)の三好正哲代表が就くこと、またJMRC中国ラリー部会長は原野氏が、副部会長には山本氏が留任することが報告された。また総会の後半では、2026シーズンの国内ラリー関連諸規則の変更点などについて、山本副部会長から詳細な解説が行われた。

JMRC四国ラリー部会長に就いた三好正哲氏は、ラリーを中心に参戦する現役ドライバー。また、代表を務める瀬戸風モータースポーツクラブ愛媛(ZETOKAZE)はJAF四国ジムカーナ選手権の一戦なども主催する、愛媛県のJAF加盟クラブだ。
JMRC中国・四国ラリーシリーズ総会の最後には、質疑応答の時間も設けられた。2026シーズンの国内ラリー関連諸規則の変更点を中心に、出席者から出された数々の質問に、JMRC中国ラリー部会の山本博文副部会長(手前)が一つ一つていねいに回答した。

 表彰式は2024シーズンと同じく2部構成。まず行われたJAF中四国ラリーの表彰式は、冒頭で主催者を代表してJAF中国本部の河野信彦事業部長が開催の挨拶を行い、式典がスタート。表彰はFG-1クラスのシリーズ上位入賞者への表彰から始まり、ドライバーチャンピオンに輝いた阪本寧選手に、プレゼンターを務めたJAF四国本部の山野陽一事業部長より、表彰状とチャンピオンカップが贈られた。

 続いてFG-1コ・ドライバーの表彰に移り、その後、FG-2、FG-3、FG-4クラスの順でドライバー/コ・ドライバーそれぞれの上位入賞クルーが表彰された。2025シーズンのチャンピオンは、FG-1が九州勢の阪本寧/吉田賢吾組、FG-2クラスが近畿勢の山口貴利/山田真記子組が受賞。FG-3クラスは藤田幸弘/藤田彩子組、FG-4クラスが出納美朝/松浦俊朗組と、いずれも関東勢のクルーが戴冠を果たし、4クラス全てで遠征組が栄冠を勝ち獲る結果となった。2026シーズンでは地元、中国・四国勢による巻き返しが注目されるところだ。

 そして、会場の化粧直しを挟んで、JMRC中国・四国ラリーの表彰式と懇親会が行われた。式の冒頭ではまず主催者を代表して、JMRC中国の原博史運営委員長が挨拶。続いて山野部長の音頭による乾杯が行われた。

 JMRC中国・四国ラリーの表彰に先立ち、西日本グラベルラリーの表彰が行われ、発起人である池田茂氏の挨拶の後に、ドライバー、コ・ドライバーそれぞれのシリーズ上位入賞者を表彰。JAF中四国ラリーFG-3を制した藤田組にチャンピオンの称号が贈られた。藤田彩子選手は、女性ラリーストを対象としたシリーズ特別賞でも、じゃんけんを勝ち抜いて見事、賞品のジュエリーを獲得する最高の一日となった。

 JMRC中国・四国ラリーの表彰では、JAF中四国ラリーとダブルタイトルとなった4クラスに加えてOP-Aクラスの表彰が行われ、中国の大ベテランクルーとして知られる武田友己/安藤恭平組がチャンピオンの称号を受けた。

 そして、2025年JAF全日本ラリー選手権JN3クラスで、山口清司選手のコ・ドライバーを務めて3度のトップ3フィニッシュを果たし、シリーズ6位に入賞した中国在住の丸山晃助選手が、その活躍により特別表彰を受けた。

 2026年JAF中四国ラリー選手権はラリージャパンの前週、5月23日に開催される「つるぎ山アルペンラリー2026」で開幕。オールグラベルでの全3戦のバトルが、2026シーズンも白熱することを期待したい。

第1部でJAF中四国ラリーの表彰、懇親会も兼ねる第2部でJMRC中国・四国ラリーの表彰を行うのも、毎年恒例。第1部はJAF中国本部の河野信彦事業部長による開会挨拶で幕を開けた。
第1部が終わり、会場の模様替えをして迎えた第2部は、JMRC中国の原博史運営委員長が舞台に上がり、挨拶を述べて始まった。
原運営委員長に続きJAF四国本部の山野陽一事業部長が登壇、乾杯の挨拶を皮切りに、ホテル自慢の料理の数々が出席者たちのテーブルに続々と運ばれた。
JAF中四国ラリー、JMRC中国・四国ラリー、そしてJMRC中国・四国ラリーの前に行われた西日本グラベルラリーツアー2025の表彰は、チャンピオンにプレゼンターが賞典を読みあげて直接手渡した。
2025年JAF全日本ラリー選手権JN3クラスでGR86を駆る山口清司選手のコ・ドライバーを務め、ランキング6位に入賞した丸山晃助選手が特別表彰を受けて、舞台でマイクを持った。
第2部の大トリでは、こちらも毎回恒例の抽選会を実施。タイヤメーカーの販促グッズをはじめ、協賛企業などから数多くの賞品が提供され、当選した出席者は笑顔で賞品を受け取った。

2025年JAF中四国ラリー選手権
2025年JMRC中国・四国ラリー選手権

2026年JAF中四国ラリー選手権/JMRC中国・四国ラリーシリーズFG-1クラス ドライバーは左から、チャンピオンの阪本寧選手、2位の堀川竜二選手、3位のマクリン大地選手、4位の大津康孝選手(代理)、5位の八尋俊一選手、6位の三枝聖弥選手(代理)が表彰された。
JAF中四国ラリー/JMRC中国・四国ラリーFG-1コ・ドライバーは左から、チャンピオンの吉田賢吾選手、2位の池田茂選手、3位の吉村修二選手(代理)、4位の大橋正典選手(代理)、5位の伊藤慶選手、6位の木村裕介選手(代理)が表彰を受けた。
JAF中四国ラリー/JMRC中国・四国ラリーFG-2クラス ドライバーは左から、チャンピオンの山口貴利選手(代理)、2位の松岡竜也選手、3位の福本浩人選手、4位の近藤潔選手、5位の筒井克彦選手(代理)、6位の高田修選手(代理)が表彰された。
JAF中四国ラリー/JMRC中国・四国ラリーFG-2コ・ドラは左から、チャンピオンの山田真記子選手、2位の縄田幸裕選手(代理)、3位の内藤通孝選手、4位の川嶋康史選手(代理)、5位の猪熊悠平選手(代理)、6位の箕作裕子選手が表彰を受けた。
JAF中四国ラリー/JMRC中国・四国ラリーFG-3クラス ドライバーは左から、チャンピオンの藤田幸弘選手、2位の白形利文選手(代理)、3位の片山浩三選手、4位の松原久選手、5位の西高志選手、6位の日高重貴選手が表彰を受けた。
JAF中四国ラリー/JMRC中国・四国ラリーFG-3コ・ドライバーは左から、チャンピオンの藤田彩子選手、2位の白石認選手、3位の阿部孝子選手、4位の和田善明選手、5位の岡智典選手(代理)、6位の藤岡恵子選手が表彰された。
JAF中四国ラリー/JMRC中国・四国ラリーFG-4クラス ドライバーは左から、チャンピオンの出納美朝選手、2位の小野守選手、3位の土居嘉嗣選手、4位の佐藤由香選手(代理)、5位の山田忠司選手が表彰を受けた。
JAF中四国ラリー/JMRC中国・四国ラリーFG-4コ・ドラは左から、チャンピオンの松浦俊朗選手、2位の原野雅子選手、3位の中村育代選手、4位の大西直彦選手(代理)、5位の宮部弘陽選手(代理)、6位の伊藤洋幸選手が表彰をされた。

西日本グラベルラリーツアー2025

西日本グラベルラリーはJAF中四国ラリーと併催した3戦と、11月22・23日に滋賀県で開催された「チームモアラリーin滋賀'25」の4戦で競われた。コ・ドラの表彰は左から、チャンピオンの藤田彩子選手、2位で当シリーズの発起人でもある池田選手、3位の吉田選手、4位の山田選手、5位の伊藤慶選手、6位の内藤選手が受けた。
西日本グラベルラリー ドライバーは左から、チャンピオンの藤田幸弘選手、2位の堀川選手、3位の阪本選手、4位の西選手、5位の山口選手(代理)、6位の牧瀬貫慈選手(代理)が表彰された。

2025年JMRC中国・四国ラリーシリーズ

JMRC中国・四国ラリーOP-Aクラスはチャンピオンの武田友己/安藤恭平組が表彰を受けた。

2025年JAF中四国ラリー選手権「初」チャンピオンインタビュー

2025年JAF中四国ラリー選手権FG-4クラス ドライバー 出納美朝選手
2025シーズン、JAF中四国ラリー選手権に初めて参戦し、あれよあれよという間にチャンピオンを獲得した出納選手は現在、54歳。39歳で競技を始めた遅咲きラリーストだ。「一昨年まではスポットで長野戦などに出ていて、通算で10戦は出ているとは思いますが、一年で3回も出たのは初めてです(笑)。もっとグラベルラリーを走りたいと思っていた時に、ショップが同じだった藤田(幸弘)さんに誘われたのが中四国戦を追うきっかけになりました」とのこと。初戦は2位に終わるも、残る2戦で連勝を飾った。「開幕戦ではクルマを自分の行きたい所に持っていけないまま終わってしまって、道がハードだったからだろうと思ったんですが、それが最後まで一緒で(笑)、すべて難しいラリーでした。最終戦はパンクしてタイヤ交換もしたので、その辺も今後の課題ですね」と2025シーズンを振り返った。「まぁ54歳で金メダルを獲るというのはこんなにドキドキするものかと、今日は自分でも驚いていますけど、楽しいシリーズなので今年(2026年)も追うつもりです。自分の続けられる範囲でこれからもラリーを楽しめていければと思っています」と、新シーズンも出納選手のペースで中四国ラリーに挑むそうだ。

フォト/田代康[Kou TASHIRO] レポート/田代康[Kou TASHIRO]、JAFスポーツ編集部[JAFSPORTS]

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