2018年、国内で24時間耐久レースが復活
2017年9月8日
9月1日、富士スピードウェイは、2018年のスーパー耐久シリーズ(S耐)富士大会を、24時間耐久レースとする計画を発表した。大会名は「富士SUPER TEC 24時間レース」で、6月上旬での開催を目標に調整を進めているという。

国内の24時間耐久レースは、1967年4月と翌1968年3月に富士スピードウェイの当時のフルコース(6km)で開催され、また十勝スピードウェイでS耐の一戦として1994年から2008年まで、毎年7〜8月に開催されてきた。今回の24時間レースが実現すれば、国内で、しかもS耐では10年ぶり、富士では50年ぶりの開催となる。
富士スピードウェイは、かねてより「耐久の富士」として耐久レースに力を入れており、9月のS耐10時間レースはもちろん、世界耐久選手権(WEC)6時間レース、SUPER GTの500km(2018年8月の大会は800kmレースとして開催予定)、さらにVitz & 86/BRZ Dream Cup(6時間)といった耐久レースを開催してきた。
今回の24時間レース開催は、「耐久の富士」を象徴するレースとして、また「世界に発信できる日本の耐久レース」として、今後、地元の小山町、御殿場市、裾野市と調整を行いながら準備を進める。また日程や参加車両規定に関しての発表は、JAF、スーパー耐久機構(STO)などと協議して決定次第行う予定。
STO桑山晴美事務局長は「念願だった24時間レースの開催に向けて、富士スピードウェイが準備を進めてくださることになり、大変嬉しく思っています。実現のためにSTOとしても全面的に協力し、正式発表を心待ちにしています」とコメントしている。
レポート/JAFスポーツ編集部
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