デジタルモータースポーツとリアルの融合! 「 スーパーフォーミュラ・ヴァーチャルシリーズ」座間で開幕!!

レポート その他

2019年6月12日

6月9日、神奈川県座間市にあるイオンモール座間にて、第1回となる「スーパーフォーミュラ・ヴァーチャルシリーズ」の神奈川大会が開催された。65名の参加者から2名が勝ち抜き、鈴鹿グランド大会への出場権を獲得した。

JAF認定「スーパーフォーミュラ・ヴァーチャルシリーズ」第1回神奈川大会
開催日:2019年6月9日(日)
開催地:イオンモール座間ノースコート(神奈川県座間市)
主催:株式会社日本レースプロモーション(JRP)

 プレイステーション®用ソフトウェア「グランツーリスモSPORT」を使ったバーチャルレース大会は国内外で数多く開催されているが、今回行われた大会は、スーパーフォーミュラの運営に関わる日本レースプロモーション(JRP)が主催する、「JAF認定」の名が付いた新しいバーチャルレースシリーズの開幕戦。

 このシリーズは、参加費無料で3戦+最終戦の合計4大会が予定されており、8月11日(日)に東京都武蔵村山市のイオンモールむさし村山で第2回西東京大会が行われ、10月6日(日)には三重県津市のイオンモール津南で第3回三重大会が開催される。

 そして、これら各大会の上位2名が、10月27日(日)に三重県の鈴鹿サーキットで開催されるスーパーフォーミュラ第7戦JAF鈴鹿グランプリで行われる「鈴鹿グランド大会」に参加できる運びとなっており、その出場権を賭けて第2回大会と第3回大会に挑む構図となっている。

 このバーチャルレースは、今年からスーパーフォーミュラにデビューした新型車両「SF19」を使ったワンメイクレース。実車に近いカラーリングを施した複数のSF19の中から1台をチョイスして、富士スピードウェイを模したフィールドなどを舞台に、予選、準決勝、決勝で上位を決めるフォーマットとなっている。

 JRPによれば、グランツーリスモSPORTとの関わりは、SF19導入時から検討を重ねていたそうで、開発元であるポリフォニー・デジタルとの長期間に渡る共同開発を実施。その結果、開幕直前に行われたモースポフェス2019鈴鹿で、グランツーリスモSPORTへのSF19収録が発表されたのはご存知のとおりだ。

 第1回神奈川大会は、神奈川県座間市にあるイオンモール座間のノースコートにあるオープンスペースで開催され、事前エントリーと当日エントリーを含めた65名の挑戦者が朝10時から集結。

 まずは、予選として「富士スピードウェイ」を走る4分間のタイムトライアルが行われ、全参加者から走行タイム上位12名が準決勝に進出することになった。この予選では1分21秒735というタイムが最速だった。

 この最速タイムは、リアルな富士スピードウェイにおける、SF19の非公式なコースレコードに符合する数値で、計測直後は、場内を大いに沸かせる出来事となった。最後の最後にこのタイムを計測して、予選トップ通過を果たしたのは「カルソニック」こと高橋拓也選手だ。

 予選上位12名が進出した準決勝は、2組に分かれた6名が、首都高速道路を模した「東京エクプレスウェイ・南ルート内回り」を4周するレース形式。各組の上位3名、合計6名が決勝に進出した。

 再び「富士スピードウェイ」を舞台とした6周の決勝レースでは、やや荒れたレース展開となりつつも、ポールポジションの高橋選手が優勝。記念すべき初回ウイナーの座を獲得した。

 2位は、後方集団から一気に追い付き、ファイナルラップで2番手に滑り込んだ「りおねる」こと尾形莉欧選手。そして3位は、最終周でレースをやや譲る形となった「くろみ」こと菅原達也選手という結果となり、1位の高橋選手と2位の尾形選手が、10月27日の鈴鹿グランド大会への出場権を獲得することになった。

第1回神奈川大会の会場はイオンモール座間のノースコート。大会の実況担当は笠原美香さん、ゲスト解説には何と千代勝正選手が登場!
ステージ脇にはSF14が展示され、ちびっ子を対象とした乗車体験コーナーを設置。また、富士スピードウェイの出張ブースも出展された。
65名の参加者から予選で12名に絞られ、ABの2組で6名ずつの準決勝に進む。準決勝は「東京エクスプレスウェイ・南ルート内回り」が舞台。
準決勝上位6名が決勝レースに進出。準決勝で敗退した選手と解説の千代選手、そしてイオンモールの千葉清一副社長によるデモレースも行われた。
「富士スピードウェイ」を6周で争う6名による決勝レース。ポールポジションでスタートした高橋拓也選手が決勝レースをリードする展開に。
優勝は高橋選手。最終周で菅原達也選手をパスした尾形莉欧選手が2位となり、この2名が10月27日開催の鈴鹿グランド大会の出場権を獲得した。

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