JAF史上初の試み。全国一斉オートテスト 2022を開催!
2022年11月7日
英国発祥のモータースポーツ「オートテスト」。日本への導入から7年が経過し、これまで数多くのオートテストが各地で開催されてきた。そして11月3日、初の試みとなる「全国一斉オートテスト 2022」が行われた。8エリアで熱戦が繰り広げられたオートテストの模様をレポートしていこう。
全国一斉オートテスト 2022
開催日:2022年11月3日
秋も一段と深まった11月上旬、日本各地で同日にオートテストを一斉開催するという、オートテスト史上初の試みが行われた。北は北海道から南は九州まで、8つのエリアに区分けされて実施された「全国一斉オートテスト 2022」は、祝日である11月3日の文化の日に開催された。
これは過去に開催されたオートテストにおいて、JAFが独自に収集した参加者からのアンケート結果に基づき、オートテスト活性化に向けた動きの一環として行われたものだ。主に「オートテストという競技が、まだまだ世間一般に認知されていない」という声が多く挙がり、それを反映した施策となっている。
JAFはこのためのプロジェクトを水面下で立ち上げて、これまで幾度となく討議を重ねてきた。オートテストをより普及させていくために“全国一斉同日開催”という話題性での周知活動に向け、JAF登録クラブ地域協議会(JMRC)の全国会議で提案を行う。そしてJMRCへの協力要請のもと、全国一斉オートテスト 2022が実現する運びとなった。
その後は9月13日に全国一斉オートテストの開催についての情報をリリースし、同日からJAFモータースポーツサイトで参加申し込み受付を開始する。また併せて、北海道、東北、関東・甲信越、中部・東海、関西、中国、四国、九州・沖縄の8エリアの会場一覧も発表。全国一斉開催に向けての動きが一気に加速した。
開催当日は唯一、北海道こそ天候に恵まれなかったが、それ以外の地域は絶好のオートテスト日和となった。コースレイアウトや競技会当日のスケジュール、参加料については開催エリアによって多少の差異があったものの、それ以外は基本的に統一された特別規則書に則り、全国一斉オートテスト 2022は実施された。
なお、クラス区分はAクラス(軽自動車AT)、Bクラス(MT車両・気筒容積制限なし)、Cクラス(普通車MT以外の車両・気筒容積制限なし)、Dクラス(初心者・自己申告 車両混合)の4クラスで、細分化されないシンプルなものとなっている。
全国一斉オートテスト 2022 IN 砂川 <オートテスト in ASLスナガワ>
開催地:オートスポーツランドスナガワ(北海道砂川市)
主催:AG.MSC北海道
北海道地区のオートテストは、砂川市の石狩川河川敷に広がるオートスポーツランドスナガワ・ジムカーナコースで開催された。同コースは、JAF北海道ジムカーナ選手権や全日本ジムカーナ選手権の北海道ラウンドの開催も受け持つ、北海道を代表するジムカーナコース。すぐ隣にはダートトライアルコースもあり、こちらでは全日本ダートトライアル選手権が毎年行われている。
ジムカーナコースは、ミニサーキットのような多彩なコーナーを備えるセクションとパイロンセクションが設定される広場で構成されているが、オートテストはこの広場にパイロンでコースを設定して、行われた。
北海道地区はオートテストが国内に導入された当初から積極的にオートテストを開催してきた地区として知られている。全国に先駆けてオートテストのシリーズ戦も設定し、今年もこれまで6大会が道内各地で行われており、モータースポーツの一カテゴリーとして、オートテストがすっかり定着している地区だ。
北海道で11月上旬と言えば雪が降ってもおかしくない時節で、モータースポーツ界も束の間のシーズンオフに入り、選手達は年明けのスノーイベントに備えるが、今回はシリーズ参加していたオートテストのドライバー達が走り納めを兼ねて多く参戦。またオートテストに初めてチャレンジするという参加者も目立ち、32名のドライバーが大会に臨んだ。
朝から雨というあいにくのコンディションとなったが、選手達は練習走行1本をこなした後に2本の決勝トライに挑んだ。天候も2本目が始まる頃には雨も止んで、路面状況もやや好転したことも手伝って、多くの参加者はタイムアップに成功した。表彰式が始まる頃には青空も顔を出すほどに天候も回復し、好成績を納めた選手達の笑顔も映える中、いつもよりちょっと長かった北海道のモータースポーツシーズンが幕を閉じた。
フォト/加藤和由、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
全国一斉オートテスト 2022 IN 福島 <2022 オートテストチャレンジ in エビス>
開催地:エビスサーキット・西コース(福島県二本松市)
主催:BLEST
福島県の安達太良山は木々の葉が色づき始め、紅葉のシーズン真っ只中。その山麓にある、東北サファリパークと併設されたエビスサーキットが、東北エリアのオートテストの会場となった。ちなみに週末には、全日本選手権と地方選手権のシリーズ上位選手たちが争うJAFカップオールジャパンジムカーナの開催を控えている。
舞台となるエビスサーキットは、2021年に起きた福島県沖が震源の地震で被災した西コース。ホームストレートまで土砂で覆われたコースの復旧具合は良好で、すでに各種モータースポーツが行われてきている。そのストレートを主体としたコースレイアウトのオートテストは、サーキットならではの路面のグリップの良さと相まって、面白さをより引き立ててくれるものとなった。
注目はスタート早々に設けられた縦列駐車のセクション。東北エリアではSUGOのオートテストチャレンジでも名物となっており、スラロームを抜けた先の縦列駐車に戸惑う選手も見かけた。そしてショートカットを抜けた先には前後のラインまたぎが待ち受けている。
もうひとつ、ガレージのセクションには真正面にピットウォールが見えるのだが、これが相当なプレッシャーとなって競技に影響を与えたようだ。ウォールにぶつからないように気を取られていると、つい小回りしがちでパイロンタッチを誘発。ここをクリアした後はパイロンを駆け抜けてしてフィニッシュ。全国一斉オートテストの中では比較的長いコース設定となった。
この東北エリアは福島県での開催ながら、さまざまな地域からのエントリーがあった。中にはエリアから外れる関東圏からエビスまで遠征してきた参加者もいたほどだ。参加はAクラス6台、Bクラス19台、Cクラス10台、Dクラス9台の計44名。オートテストに何度か参加したという方が多く、また中にはレースやジムカーナ経験者も混在していた。
フォト/鈴木あつし レポート/鈴木あつし、JAFスポーツ編集部
全国一斉オートテスト IN 守谷 <守谷市市制施行20周年記念事業>
開催地:守谷市役所駐車場(茨城県守谷市)
主催:CI
市役所の駐車場がサーキット化!? というサプライズのオートテストを開催したのは関東・甲信越エリア。茨城県の守谷市役所は2022年に市制施行20周年を迎え、それを記念した事業の一環として「守谷市役所1-DAYサーキット」という大々的なイベントを行い、その中に全国一斉オートテストが組み込まれた形だ。
今回は全日本ジムカーナ選手権で通算22回目となるチャンピオンを確定させた山野哲也選手がゲストとして招待され、もりや広報大使でもある山野選手は1-DAYサーキットを盛り上げた。イベントは3部構成となっており、第1部は安全運転を目指す「教えて山野哲也さん! 運転上手になろう!」、第2部は山野選手のデモ走行&トークショー、そして第3部が全国一斉オートテストという内容だ。
中でも結川愛寿加氏や佐山裕亮氏が司会を務めた第2部の山野選手のトークショーは、ジムカーナ実況でお馴染みの阿久津アナこと阿久津栄一氏が解説ゲストとなり、山野選手の魅力を存分に引き出すトークを繰り広げて会場を沸かせていた。
会場内は大きく走行エリア、パドックエリア、鑑賞・展示エリアの3つのエリアに区分けされ、そのほかJAF展示エリア、キッチンカーエリア、休憩エリアが設けられていた。普段は閑静な市役所正面の駐車場が、1日限定のサーキットに大変身を遂げ、賑やかな雰囲気に包まれてイベントは行われていく。これらのイベントは観覧が自由だったことから、たくさんの来場者を集めた。
この関東・甲信越エリアは場所柄、オートテストへの参加を希望する方々からの応募が殺到。わずか30名の募集枠に当選した幸運な参加者は、Aクラス7台、Bクラス8台、Cクラス8台、Dクラス6台。オートテストを含めて終日、モータースポーツ一色に染まった。
フォト/遠藤樹弥、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
全国一斉オートテスト IN 豊田 ~セーフティドライビングフェスタ!~
開催地:豊田市公設地方卸売市場(愛知県豊田市)
主催:豊田市、FASC
FIA世界ラリー選手権第13戦ラリー・ジャパンの開催を目前に控え、10月1日~11月20日をラリーオータム2022と称し、街ぐるみでモータースポーツの盛り上がりを見せていたのが中部・東海エリアの豊田市。その豊田市が、JAF加盟団体としてオートテストを主催することとなった。またエフオートスポーツクラブが共催という形で全面バックアップ。
会場となったのは豊田市公設地方卸売市場という、オートテストの会場としては一風変わった場所だ。普段は市場関係者で賑わう場所も、開催日が祝日とあって車両の出入りが少なく、広大な駐車場の一角がオートテストのコースに様変わりした。
参加者は定員上限の50名で、Aクラス4台、Bクラス26台、Cクラス7台、Dクラス13台。また女性参加者は7名。やはり愛知県が開催地ということで県内からの参加者が大半を占め、岐阜、静岡、三重、滋賀からも集まった。
会場には豊田市の太田稔彦市長も駆けつけ、オートテストを始めとするモータースポーツの魅力発信に助力を惜しまなかった。その太田市長は開会式で挨拶を行うとともに、デモランの同乗走行やスタートの旗振り、表彰式のプレゼンターも務め、オートテストを見守りながら参加者との交流も積極的に図っていた。
そして競技中の様子は、ひまわりネットワークによる大型LED画面搭載車両で会場内に中継放映が行われ、レースアナウンサーのピエール北川氏が実況を行うという、盛り上がらない要素がまったく見当たらない豪華な布陣。見ても走っても楽しいオートテストとなったことは言うまでもない。
豊田市の地域振興部交通安全防犯課が、モータースポーツと交通安全啓発をPRするブースを出展。主にラリー・ジャパンの開催を周知した。その隣に併設されたJAFブースでは、ラジコン版のオートテストを開催。参加者の家族など、来場客でも楽しめる展示を行っていた。
フォト/中島正義、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
全国一斉オートテスト IN 舞洲 <JMRC近畿モーターフェスタ>
開催地:舞洲スポーツアイランド(大阪府大阪市)
主催:ORCC、Tj
関西エリアの全国一斉オートテストは、JMRC近畿が“大阪市内で開催”ということにこだわり、選定されたのが舞洲スポーツアイランド。この舞洲は大阪湾の人工島で、野球場や運動広場といったスポーツ施設群を有する公園だ。会場はその中の空の広場と呼ばれるアスファルト舗装の施設で、ジムカーナやモーターフェスティバルといったイベントも行われたほどメジャーな場所だ。
広大な施設での開催に際して、エスケープゾーンを多めに取るといった安全対策を講じることも抜かりはなかった。このあたりはオートテストの開催実績が豊富である主催者の、経験のなせるワザと言える。そして全国一斉オートテストの中では最長コース設定となった。1ヒートあたり50秒をベースにつくられたレイアウトは、コース上にさまざまな要素が盛り込まれ、走行を存分に堪能できる内容だ。
そのコースはアスファルト舗装に沿った直線を基調とした縦長なもので、スラローム、ラインまたぎ、ターン、ガレージというオートテストらしいスタンダードな構成。だが、リズミカルに走行しているかと思ったらラインまたぎが挟まれ、バックギヤ操作の正確性が求めらる難所が2か所用意されていた。
今回は元全日本ジムカーナドライバーの川脇一晃氏がゲストとして来場し、慣熟歩行のアドバイスを行ったりデモランで華麗な走りを見せたり、オートテストをサポート。また参加者の走りを見ながら解説する実況MCで、会場内を盛り上げてくれた。
エントリーは最終的に49名で、Aクラス6台、Bクラス17台、Cクラス17台、Dクラス9台。やはり関西エリアは、なにわ、堺、和泉といった地元のナンバーが圧倒的に多く、滋賀や奈良などの近隣からも参加者が集まった。オートテストのリピーターが多いものの、初めての方、夫婦やカップルのダブルエントリーまで、さまざまな参加者が勢ぞろい。エントリー開始初日に50名の枠の半分が埋まったほど注目されていた。
フォト/友田宏之 レポート/友田宏之、JAFスポーツ編集部
全国一斉オートテスト 2022 IN 広島 ~オートテスト in ジアウトレット広島~
開催地:ジアウトレット広島(広島県広島市)
主催:CCN
中国エリアで精力的にオートテストを開催しているJAF登録クラブのカークラブ錦が、広島県広島市佐伯区のジアウトレット広島で全国一斉オートテストを主催した。商業施設でのオートテストはこれまで各地で行われているが、祝日で賑わうアウトレットモールの建物のすぐ近くで開催されたことは特筆しておきたい。
一般客やシャトルバスが会場近くを常に往来しているため、このオートテストは注目の的となった。参加車両も競技用ではなく身近にあるクルマとあって、多くの方々の興味を惹いたことは言うまでもない。あらためてオートテストという競技がどんなものなのかを広くアピールできる機会になった。
とは言え、オートテスト会場の外は一般通路ゆえに、安全面はとくに配慮したようだ。一般客が紛れ込まないように周囲をネットで囲って注意喚起し、観戦可能なエリアを明確に分けた。また参加者側にはコース途中のラインまたぎで車速を抑制させるセクションを設けるなど、注意を払ったことがうかがえる。
当日、快晴に恵まれた広島は、朝方は少し肌寒い陽気だったが、日中は日が射し込んで暖かい過ごしやすい気候となった。募集定員50名のエントリーは埋まり、Aクラス6台、Bクラス19台、Cクラス12台、Dクラス13台という内訳。ちょっとした敷地があればオートテストができることを証明するかのごとく、コンパクトにまとめたややタイトなコースレイアウトで競技は行われた。
実況MCで場を盛り上げたのは、お馴染みアナ西元こと西元直行氏。場内ミニFMが開局され、周波数を合わせれば車内でもその軽快な実況が楽しめた。また協賛各社のブース出展車両は昼休みの時間にオートテストのデモ走行を実施、JAFレッカー車もコースを走って周囲を驚かせた。そして表彰後はお楽しみじゃんけん大会も催され、充実したイベントとなったようだ。
フォト/谷内寿隆 レポート/谷内寿隆、JAFスポーツ編集部
全国一斉オートテスト 2022 IN いたの <徳島工業短期大学 with P2 in 道の駅いたの>
開催地:道の駅いたの(徳島県板野町)
主催:P2
徳島県北東部の阿讃山脈の麓、旧吉野川が流れる板野町は、洋人参やれんこんといった農地が広がり、ゆったりとした時間とのどかな田園風景が魅力の場所だ。一方で、EV急速充電器や移動式水素ステーションを併設した次世代エネルギーを備える未来志向型の施設があり、今回はその道の駅で町おこしの一環も兼ねてオートテストが開催されることとなった。
県内最大級の施設規模を誇る道の駅いたので開催された四国エリアの全国一斉オートテストは、その広大な駐車場の一部を利用して行われた。特産物特売所などを目当てに県内外から多くの人が訪れる有名なスポットであり、また周囲には住宅地もあることから、最大限に気を遣ってオートテストが実施された。
当日は好天の下で開催されたのだが、コースはウェットコンディションに。その理由は駐車場の路面保護と周辺への配慮によるものだ。激しいブレーキングでのブラックマークを抑止し、かつ滑りやすくなったコースにしたことで速度も抑えさせ、タイヤのスキール音を軽減させる狙いがあった。なお、ミスコースやパイロンタッチと同様に、スキール音もペナルティの減点対象となっている。
参加者は43名で、Aクラス5台、Bクラス24台、Cクラス6台、Dクラス8台。ほぼ四国4県からのエントリーだったが、淡路島経由でのアクセスにも長けていたことから兵庫からの遠征者もいた。そしてトヨタT360やダットサントラックといった旧車でエントリーした方もいて、オートテストはどんなクルマでも参加できることをあらためて感じさせた。
年間約38万人が訪れるという道の駅での開催は、オートテストが安全運転の啓発の側面も持つモータースポーツイベントであることを、しっかり一般の方々にアピールできた大会だった。
フォト/山口貴利 レポート/山口貴利、JAFスポーツ編集部
全国一斉オートテスト 2022 IN 福岡 ~トヨタカローラ福岡&JMRC九州福岡支部オートテスト~
開催地:スピードパーク恋の浦 ドリフトコース(福岡県福津市)
主催:FMSC、BUKICCHO
日本全国エリアの最南開催地は福岡県。九州・沖縄地区は九州が誇るスピード競技コース、福津市に建つスピードパーク恋の浦で開催。この恋の浦で開催されたオートテストでは、初めてドリフトコースが舞台となった。
かつてのスケート場跡地を利用したドリフトコースは、観客席跡の階段状に囲まれたすり鉢型になっており、その底面のフラットな広場がコースになっている。観客席跡の上の駐車場をパドックとし、ドライバーたちはそのパドックから、ライバルたちの走りを見て研究することができた。
レイアウトは広大なコースを隅々まで使い、スタート直後にスラロームから前進でガレージ。たて続けに後退での車庫入れをこなすと3本のパイロンからなる360度のおむすびターンを回り、ラインまたぎでフィニッシュ。ふたつのガレージを中心に、スラロームやターンで“走った感”も感じられる設定となった。
エントリーは26名。Aクラスが7名、Bクラスは9名と最多クラスとなり、Cクラスが4名でDクラスは6名という内訳。女性ドライバーはAクラスに3名、Dクラスに1名が参戦した。恋の浦のある福岡県を中心に、熊本県など隣県のドライバーも多く参戦した。
職員による競技会への参戦など、九州のモータースポーツを盛り上げているトヨタカローラ福岡も協賛。JAF福岡支部によるシートベルトコンビンサーやこども免許証の出展とともに、競技車両を展示した。また、賞品の提供だけにとどまらず運営スタッフとしても参加して、この一戦全体をサポートした。
表彰式終了後には、参加者全員が参加したじゃんけん大会を実施し、景品をふるまった。優勝した選手も成績が芳しくなかった選手も、クルマの運転の面白さや難しさあらためて実感し、ドライバー同士の交流やお土産も得ることができて、充実の1日を送れたであろう表情をしていたことが印象的だった。
フォト/西野キヨシ、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部
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