千葉県ダートトライアル&フレッシュマンシリーズが3年ぶりに復活!

レポート ダートトライアル

2023年2月8日

千葉市近郊のオートランド千葉を舞台とする、千葉県ダートトライアルシリーズ&フレッシュマンシリーズが3年ぶりに再開されることが決まった。

 千葉県ダートトライアル&フレッシュマンシリーズは、千葉県千葉市若葉区にあるオートランド千葉ダートトライアルコースで長年にわたって開催されてきたシリーズだ。同コースは、栃木県の丸和オートランド那須や長野県のモーターランド野沢とともに、JAF関東ダートトライアル選手権を担うコースとしても知られており、また2019年にはJMRC関東ダートフェスティバルも開催されるなど、関東のダートトライアルドライバーにはすっかりお馴染みのコースとなっている。

 千葉県ダートトライアル&フレッシュマンシリーズは、2020年10月に行われた最終戦を最後に以降2年間、開催が見送られてきたが、2023年のシリーズ戦開催についてコース所有者との契約が合意に至ったため、3年ぶりにシリーズ戦が復活することとなった。復活初年度の今年は、3月12日の開幕戦を皮切りに、10月15日の最終戦まで、ほぼ1か月のインターバルを置いた計8戦が行われる予定。また千葉県のダートトライアルドライバー達の走り納めイベントとして、すっかり定着しているクラブ対抗戦も今年は復活。こちらは11月26日にシリーズ表彰式も兼ねて開催が予定されている。

 クラス分けについては、千葉県ダートトライアルシリーズと全戦併催となる千葉県フレッシュマンシリーズは従来と同じく、排気量、駆動方式を問わないフレッシュマンクラス1クラスのみを設定。

 千葉県ダートトライアルシリーズは、クラス-1(1,500㏄までの車両及び、スピードPN-1車両に適合した車両)、クラス-2 (スピードPN-1車両を除く、1,500㏄を越える2輪駆動車両及び3,000㏄までの4輪駆動車両)、クラス-3(3,000㏄を越える車両)、FRクラス、クラスL(レディス)に加え、今年から2ペダルAT車両を対象としたクラス-ATが新設された。また賞典外となるが、入門者&初心者を対象とした、参加料も割安となるチャレンジクラスも設定されることになった。

 オートランド千葉は、ブラインドコーナーの続く林間セクションと、大小の“島”が置かれた広場で構成されたコース。ダートトライアルドライバーに求められるオールラウンドな能力が身に着けられるほか、林道風のセクションはラリーの練習にも打ってつけなので、グラベルの走りを磨きたいドライバーには最適のコースだ。また千葉市内に立地するというアクセスの良さも、特に南関東のドライバーにとっては有難いところだ。千葉シリーズの詳細については、下記にアップされているので、ぜひ参照してほしい。

千葉県ダートトライアル&フレッシュマンシリーズホームページ

オートランド千葉の広場セクション。テクニカルな島回りでの走りも、タイムに影響する形になっている。
スタート後は島回りセクションと林間セクションを行きつ戻りつして駆け回るのが、千葉の定番レイアウトだ。
関東ダートトライアル界伝統のシリーズが3年ぶりに復活。多くの選手の参加を待ちたいところだ。

フォト&レポート/JAFスポーツ編集部

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