JAF公認競技の新種目「ドリフトテスト」発進! 第1回は栃木・ドライビングパレット那須で開催
2024年6月28日
2015年に導入されたオートテスト以来となるJAF新種競技「ドリフトテスト」が、栃木県のドライビングパレット那須で初めて開催された。30台の募集枠はすぐに埋まる盛況ぶりで、記念すべき第1回大会はスバルBRZを駆る古河原大成選手が優勝し、成功裏に終えた。
JAFドリフトテスト in 那須
開催日:2024年6月23日(日)
開催地:ドライビングパレット那須(栃木県那須塩原市)
主催:360-Racing
JAF公認競技「ドリフトテスト」は約10年ぶりの新たな種目
かつて新種競技と呼ばれたオートテストも、2015年に導入されてから来年で10年を迎える。そんな2024年の5月28日、JAFは「スピード競技開催規定の改正およびスピード競技開催規定細則:ドリフトテスト開催要項の制定」を公示した。
このスピード競技開催規定に新たな10項目めとして追加されたのは「ドリフトテスト」という新種目だ。
ドリフトテストは「一定区画内に任意に設定された180度ターン(または円旋回、8の字など)の区間を滑走状態で正確に走行し、滑走状態で停止枠内に正確に帰結するコンテスト」と定義されている。
ドリフト業界では「ドリフト駐車」と呼ばれる、クルマをスライドさせながら指定枠内に入れる基礎練習の方法がある。ドリフトテストは、ドリフト走行と、このドリフト駐車を組み合わせて明瞭な判定基準を設けた、新しいJAF公認スピード競技なのだ。
公示されたドリフトテスト開催要項には「2015年より開催されているオートテストのドリフト版」という表現がある。オートテストは「ヘルメットやグローブもいらず、マイカーで参加できる」という触れ込みだが、ドリフトテストの場合は、タイヤを空転させて、車両の姿勢を大きく変化させる走行を主体とするため、万一の衝突や転倒などに備えて、グローブの装着や、耳が隠れるヘルメット(フルフェイスやジェットヘルメット)着用が推奨されている。
ただし、参加車両は「保安基準に適合したナンバー付き車両」と規定されているため、ロールケージ装着といった改造を施さない、ストック状態のマイカーで参戦できるという点ではオートテストとの類似性がある。
また、開催場所については「他の交通を遮断し、散水等により駆動形式にかかわらず滑走しやすい路面を作ることができる場所であること」とあることも大きな特徴だ。例え舗装路であっても、水を撒いた滑りやすい路面でドリフト走行に打ち込めるため、初心者であっても姿勢変化を起こしやすく、タイヤの消耗にも配慮がなされている。
JAFが招集している「オートテスト・ドリフト振興活性化作業部会」では、ここ数年来、グラスルーツ領域のJAF公認競技の振興策を検討しており、新種目の創出や実施、規則制定に向けた議論が重ねられてきた。
ドリフト競技は、車両の改造が独特かつ参加選手のレベルも高く、先鋭化の一途をたどっていた。そこで、ドリフト競技におけるエントリーレベルの新たなJAF公認競技の創出が検討され、実施の準備が進められてきた。そして昨年12月2日、奈良県の名阪スポーツランドDコースで、これまでの検討の有効性を確認するパイロットイベントが行われた。
この作業部会は今年から「オートテスト・ドリフト振興活性化分科会」へと改組。名阪でのパイロットイベントが概ね成功したことを受けて、この方式を下地とした開催規定やガイドラインの策定が進められた。そして、JAFモータースポーツ審議会での承認を受けた後、今年の5月28日に晴れて前出の開催要項等の公示へとこぎつけたのだ。
練習走行で講師から学び、最後のコンテストで成果を試す
ドリフトテストの競技会では、ゲートオープンから参加受付、競技車検、開会式・ドライバーズブリーフィングという流れは他の競技会と同様だが、その後は「練習走行」が用意され、最後にドリフト駐車の優劣を決める「コンテスト」が行われる。
ドリフトテスト競技会の詳細については、2024年6月24日に「ドリフトテスト オーガナイザーガイドライン」が公示され、ここには競技会の構成も推奨事項が記されている。
ガイドラインの序文には「これまでモータースポーツに馴染みの無い方々を主な対象として、普段使用している自家用車を使用し、最低限の安全装備でタイヤが滑る感覚を体験し、ドリフトの認知度向上、ひいてはモータースポーツに興味を持ってもらうことを目的とした競技(コンテスト)です」とある。
そして「路面をウェット等にすることで車両への負担を軽減し、自家用車でもできる限り安易に滑走状態を発生させるようにします」、「まずは非日常的なタイヤを滑る状態を体験してもらい、車を操る難しさ、楽しさを感じてもらうことと日常運転時における突発事象等発生時回避への一助としていただくことを目的としています」と記載がある。
競技会の構成については、会場選定や参加者の募集方法、特別規則書の記載内容、受理書の発行、コース設定、観客の立ち入り区画などの推奨事項が記され、当日のスケジュールとしては、参加確認受付や車両・装備確認(車検)、ブリーフィング(基礎講習)、デモ(模範)走行、散水方法、練習走行・慣熟走行、講師のあり方、ドリフトコンテスト、コンテストの判定方法といった行われるべき行事の推奨事例が示されている。
ドリフトテストは「練習走行・慣熟走行」があることも出色で、この練習走行では主催者が認めた「講師」が参加者を指導できる。講師によるレクチャーをうまく利用すれば、初心者であっても運転操作について何らかの気付きや一定のスキルを習得できるため、従来のJAF公認競技会のイメージからすると、かなり意欲的な内容となっている。
ちなみに、ドリフト業界でよく行われている”練習会”では、講師が指導する練習走行を主体としながらも、最後にはその成果を図るために、講師が審査するドリフトコンテストが行われることも多い。ドリフトテスト競技会は、これらドリフト練習会の構成を採り入れつつ、コンテストに明瞭な判定基準を定めたイベントであるとも言えるだろう。
記念すべき第1回大会は栃木・ドライビングパレット那須で
特別規則書に「種目:ドリフトテスト」と初めて記載された記念すべき第1回大会は、6月23日、栃木県那須塩原市にある舗装のコース「ドライビングパレット那須」にて、クローズド競技として「JAFドリフトテスト in 那須」という競技会名称で開催された。
オーガナイザーはJAF加盟クラブの360-Racingが担当し、施設を管理する坂本光弘氏が競技長とコース委員長を兼任した。そして昨年のパイロットイベントで競技運営に携わった陰地哲雄氏と事務局長の吉川直美氏が審査委員長と審査委員を務め、那須における第1回大会をサポートすることになった。
ドリフトテストの競技会は、ドリフトコンテストにおける走行の優劣が順位決定方法となりリザルトに反映される。開催要項によれば、ドリフトコンテストにおける統一した判定事項として、(1)反則スタート、(2)停止枠内ライン通過/不通過、(3)パイロン移動・転倒、(4)主観審査によるドリフトポイント、の4種類を規定している。
そして、この(4)については「設定コース上の滑走状態を発生させることができる区間走行時および任意に設定された枠内への駐車時の姿勢」を判定することが推奨されている。
これは、コースレイアウト上に「ドリフト走行するセクション」と「ドリフト駐車するセクション」の審査区間を設定することを示しており、名阪でのパイロットイベントも、今回の那須大会でも、1本パイロンを軸としたドリフト走行セクションと、ガレージでのドリフト駐車セクションを設定したコースレイアウトを採用していた。
名阪と那須大会では、一つ目のドリフト走行セクションが、次のドリフト駐車セクションと同じ方向に旋回するよう設定されていたのもポイントだ。これは、一つ目のドリフト走行が、次のドリフト駐車のウォームアップにできることを狙っているためである。
ドリフトコンテストの判定は、前述した(1)~(3)についてはコースマーシャルが担当するが、(4)についてはドリフト走行の有無や状態の優劣を判定する審査員が別途必要になる。
昨年の名阪では、この企画にオブザーバーとして参画している、D1グランプリシリーズのMCでおなじみの鈴木学氏と、JAF分科会の委員である時田雅義氏が審査員を務めた。
審判員は現役D1ドライバー!栄えある初回王者は!?
那須大会の審査員を務めることになったのは、なんと現役のD1ドライバー。「ウエインズトヨタ神奈川×俺だっ!レーシング」に所属する山中真生選手と「ハイチュ ウインターナショナル」に所属する久保川澄花選手が担当した。
山中選手と久保川選手は、練習走行では講師も担当。当初の予定では2回の練習走行だったが、今回は時間をやりくりして3回の走行が用意された。二人の講師は参加者の走りを観察して運転特性やスキルをメモ。次の練習走行に活かせるように、すぐさま次出走の待機列に向かい、運転席に座る参加者に有益なアドバイスを提供していた。
練習走行では走行回数が進むごとに、ドリフトコンテストでの走りに近づくように設定されており、走行の前には練習走行の仕方を示すブリーフィングも逐一行われた。
これら複数回の練習走行で走りのイメージを掴んだ参加者は、いよいよその成果を試すドリフトコンテストに臨む。今大会は30名の参加者が3グループに分かれて出走し、1本目と2本目の合計2回の本番走行を行った。グループの間には路面への散水が行われて、できるだけ同じような条件で走るための環境づくりがなされていた。
名阪のパイロットイベントでは、前輪駆動や四輪駆動車の比率が高めだったため、パーキングブレーキを使ったターンのような走行アプローチになっていた。しかし、今大会は参加者に後輪駆動車の比率が高く、腕に覚えのある選手も少なくなかったことから、走行としては本来の趣旨であるドリフト走行でのアプローチが多く見られた。
2回の本番走行を終えて、2本目の走行で181点という高得点を叩き出したのはBRZを駆る古河原大成選手。表彰式では古河原選手には、陰地審査委員長から「JAFドリフトテスト in 那須ドリフトコンテスト優勝」の文字が刻まれた記念の盾が贈られ、山中選手からはJAF公認競技の証でもある「JAFメダル」が贈呈された。
古河原選手は「普段はモータースポーツ的なことはあまりやっていませんが、シミュレーターでやっていることを実車でステップアップできるいい機会になりました。また出たいと思います!」と、優勝そして初回王者獲得の喜びを語ってくれた。
ドリフトのファーストステップ?新種競技の方向性
今大会にはミルウォーキーツール・ジャパンが物販ブースを出展し大会の盛り上げに一役買っていた。同社ソリューションコンサルタントの矢野寛によれば「正直、ドリフトをやりたいと思っている人がこんなにいることにビックリしました。ドリフトという世界は、少しマニアックなところがありますよね(笑)。そういう意味で、ドリフトの世界をかじることすらできずに終わる人も多い中で、これだけやりたい人がいるんだということに驚いています。世間のドリフト練習会には、ドリフトをやる準備ができた人しか来ないわけで、ドリフトをやりたい人がいるのかどうかは、その場ではわかりにくいわけですよ。今回、初めて来ましたが、そこが一番の驚きでしたね」と語る。
競技長として取り仕切った坂本光弘氏は「名阪のイベントを現地で観ることができなかったので、JAFさんの担当者と鈴木学さんとオーガナイザーで、もっと密な打ち合わせが必要だったなと感じています。判定やリザルトについても、1回目ということで固まっていないこともありましたから、オーガナイザーの裁量に任せるのではなく、もう少し明確な指標を提示して欲しかったなとも思います。参加者の皆さんからは『次はいつやるんですか?』とか『賞品をかなりもらえるんですね!』など、高評価をいただきました。和気あいあいとした雰囲気でしたし、何より、皆さんが座学を真面目に聞いていたのに驚きました。運営スタッフよりも先に着席して待ってましたから。それだけ参加者の皆さんは真剣だったので、もう少し厳密にできるように整備が進むといいですよね」と振り返った。
そして、オブザーバーとしてドリフトテストに関わる鈴木学氏は、「昨年の名阪でやったパイロットイベントをベースとして、正式な1回目をやってみたという状況なので、まだまだ、どういう方向性がいいのかは掴みきれていないところがあります。ですが、参加者の表情を見ていると、皆さんがとても素直で、楽しそうにしているように受け取れています。なので、その雰囲気を大切にして今後を進めていく感じなのかなと、現時点では思っています。もちろん、もっとたくさん走ってほしいですし、競技なのかどうなのかの境目をもう少しハッキリさせなきゃいけないですし……と、やりたいことはいっぱいあるんですけど、やり出したことは正解だし、もっと大きくしていきたいなと思いながら、悩むところもたくさんあるという状況ですね」と、1回目の大会を終えた時点での感想を語る。
さらに「一番は、自分のクルマでドリフトを『してみる』ことが大切で、ドリフトできる人はできることで楽しめる、できない人にとっても『ドリフトってこういうコトなんだ、簡単なコトではないんだな』ってことがわかるという性格のイベントで、とりあえずはいいと思うんです。でも、これを続けていく上で、どこを伸ばしていけばいいのかは課題ですよね。今回は、なぜかGR86やBRZだらけだったわけですよ(笑)。駆動方式やハイブリッド車、足踏みパーキングブレーキ車など、参加車両も地域によって違ってくると思うので、それらをまんべんなく同じ形、枠の中でやっていくことは難しい部分があるので、今年に関しては、ホントにテストケースで、まずは、いろいろな地区でやってみて、全国を回ってみてから、形や方向性を作っていく感じなのかなと思っています」とも語る。
「全然ドリフトできないまま帰ってもらうのは嫌なので、一回でもいいからスピンして、クルマがこういう動きになるんだってことを知って帰ってもらいたいんです。非日常的な状況での、自分のクルマでの動きを知ってもらえればいいな、というのが自分の中での大前提ではあるんです。ただ、ドリフトできちゃう人もいるので、そういう人も一緒に走る大会となると難しいなと思うわけです。ドリフトのファーストステップの踏み台とするのか、できる人をもっと伸ばすように、走りを教えたりする方向に特化していくのか……。そこを今後、探しに行こうと感じた1回目の大会でした」と鈴木氏は締めくくった。
ドリフトテストは、正確な運転技術を修練できる新たな機会として、JAF公認競技会として今年から全国展開が予定されている。終了時には参加者の多くの笑顔を見ることができた今大会。今後のさらなる整備・発展に期待したい。
第1回ドリフトテストの優勝者は、スバルBRZの古河原大成選手
山中選手と久保川選手からベストパフォーマンス賞を贈呈
ドリフトテスト初開催!エントラントVOICE
■オートテストからジムカーナ、ドリフトテストへ
「2年前からオートテストを始めてドハマリして、ジムカーナにも興味が湧いて、今年からジムカーナに出ています。ジムカーナって、サイドターンをしないとなかなかタイムを稼げないと思うんです。今までサイドターンをやったことがないので、練習がてら出てみました。なかなかサイドターンを練習できる場がないので、ちょうどいい機会になりました」と語るのはイエローのZC33Sスイフトスポーツで参加した大嶋茂樹選手。
そして、夫婦でダブルエントリーとなった大嶋真理子選手は「今日は初めてドリフトをやってみましたが、いろいろアドバイスをいただいても、体が反応して先にブレーキを踏んじゃったり、ブレーキ踏んでハンドル回してサイド引くみたいな動作を一気にやるのも、脳とカラダが付いていかない~って感じでした(笑)。サイド自体も使ったことがないので、引くタイミングだけじゃなくて、レバーを下ろすタイミングも分かりませんでした。オートテストもジムカーナも、いつも満足いくことがないんですが、楽しいし、うまくなりたいので、次の機会があったら出てみたいです!」とドリフト走行初体験を振り返った。
■親子で「久々の」&「初めての」モータースポーツ
ダートトライアルやジムカーナ経験を持つ茅根拓郎選手は、義理の父親である中村明弘選手とのダブルエントリーで久々の公認競技への参加を果たした。茅根選手は「何か走ることをやりたいという思いがあって、家族で参加できるものを探してました。ジムカーナやダートラは車両もないので、オートテスト辺りかなと思っていたところ、ちょうどBRZを持っていたので、父を誘ってドリフトテストに出ることになりました。通勤で使っているクルマだから壊せないので、散水してくれるということで、タイヤにもミッションにもエンジンにも優しくて、ほぼノーマルなんですが、走りを楽しめるかなと思いました」と久々の競技参加の目的を語る。
続けて「ドリフトテストは競技経験者としても難しかったですね。その理由は、1速しか使わない競技に出たことがないんですよ(笑)。タイヤもコンフォートタイヤですし、1速の高回転しか使わず、シフトチェンジがないという状況には少し慣れが必要でしたね。逆に言うと、初心者にはシフト操作って難しいと思うので、より多くの皆さんが走りを楽しめるのではないかとも感じました」と、新たな見方を提示してくれた。
ダブルエントリーで参戦した中村選手は「ミッション車は35年ぶりに乗りました(笑)。こういう走るイベントにも初めて出ましたが、楽しかったです。日頃できない運転だったので、できるかどうか不安でしたが、思い切ってやればいいと教わったので、思い切って走りました」と言いつつも、なんと6位入賞を果たす大健闘でモータースポーツ初体験を終えている。
■ちょっとクルマが滑ると「あ!できる」って感覚に♪
GRヤリスで参戦した林里美選手。四駆ターボながらも、パワースライドやサイドで飛ばす走りも披露する激走を見せ、コンテストの得点は伸びなかったものの、山中選手からベストパフォーマンス賞を受賞した。林選手は「これまでドリフトを観ていて『カッコいいな』と思っていて、SNSでイベントの告知を見て、初心者でもできると書いてあったので友達と応募しました。これまでジムカーナという競技の練習会には出たことがあります。浅間台スポーツランドとか茨城中央サーキットとか、本庄サーキット……でしたっけ?昨年の8月くらいから始めましたが、全然ウデは追いついてないんです。もともとクルマが好きで、カッコいいクルマを置いてるショップさんがあって、その時はクルマを探していたのでお話を聞きに行ったら、モータースポーツやってるという話になって、そこでモータースポーツに興味が湧きました。最初は敷居が高く感じてなかなか踏み出せませんでしたが、この子を買ってから挑戦してみようと思って続けています」と経緯を語る。
続けて林選手は「ドリフトテストは難しかったんですが、水を撒いてくれていたので、ちょっとクルマが滑ると『あ!できた!』みたいな感じになって面白かったです。講師の人も親身になって教えてくれたので、いいイベントだなって思いましたし、出て良かったなと思いました。今回は踏む所だけは頑張ろうと思っていて、最初は車庫入れもうまくいく気がしませんでしたが、一回でもうまくいくと気持ちいいし、楽しいなって思えて、もっとうまくなりたいので、できるかぎり頑張ろうと思います」と、GRヤリスとのモータースポーツライフについて、林選手は思いを新たにしていた。
PHOTO/小竹 充[Mitsuru KOTAKE]、JAFスポーツ編集部[JAFSPORTS] REPORT/JAFスポーツ編集部[JAFSPORTS]
※記事の一部に誤りがありましたので修正しました。当該関係者の皆様に謹んでお詫び申し上げます[JAFスポーツ編集部]。
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