75周年を迎える2025年のF1カレンダーが承認され、日本グランプリは第3戦として2025年4月4~6日に鈴鹿サーキットで開催。観戦チケットは10月13日(日)11時から販売開始!

ニュース レース

2024年9月2日

4月12日にFIAとF1から発表されたFIAフォーミュラ1世界選手権(F1)2025年カレンダーによれば、鈴鹿サーキットでの日本グランプリは第3戦で4月4~6日に開催される。そしてこのたび、各種観戦チケットが2024年10月13日から販売開始されることが発表された。

2024年大会では角田裕毅選手が決勝で10位に入賞。日本人としては12年ぶりの快挙に。

 2024シーズンから4月の“春開催”に変更されたF1日本グランプリが無事閉幕した翌週、FIAとF1は、FIAフォーミュラ1世界選手権(F1)の2025年カレンダーを発表した。75周年を迎える2025シーズンのF1グランプリは、今季と同様に合計24戦のカレンダーがラインナップされ、FIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)にて承認されている。

 FIAのリリースによれば、Formula1はシリーズの安定的開催の確保と同時に、環境負荷や関係者の健康への義務も負うことから、2025年のF1カレンダーは2024年と同様に、伝統的なサーキットと現代的な会場を組み合わせ、イベントの地域化を果たすことで持続可能性を達成するという使命をさらに示したカレンダー内容になっているという。

2025年F1カレンダー

 2025年のF1カレンダーは、3月16日第1戦オーストラリアグランプリ(GP)を皮切りに、3月23日第2戦中国GP、4月6日第3戦日本GP、4月13日第4戦バーレーンGP、4月29日第5戦サウジアラビアGP、5月4日第6戦マイアミGP、5月18日第7戦エミリア・ロマーニャGP、5月25日第8戦モナコGP、6月1日第9戦スペインGP、6月15日第10戦カナダGP、6月29日第11戦オーストリアGP、7月6日第12戦英国(UK)GP、7月27日第13戦ベルギーGP、8月3日第14戦ハンガリーGPを前半戦としている。

 そして、サマーブレイクを挟んだ2025シーズン後半戦として、8月31日には第15戦オランダGP、9月7日第16戦イタリアGP、9月21日第17戦アゼルバイジャンGP、10月5日第18戦シンガポールGP、10月19日第19戦USGP、10月26日第20戦メキシコGP、11月9日第21戦ブラジルGP、11月22日第22戦ラスベガスGP、11月30日第23戦カタールGP、12月7日第24戦アブダビGPが行われる予定で、合計24戦がスケジュールされている。

 鈴鹿サーキットでのF1日本グランプリの開催は、2025年から2029年までの開催契約がFormula1と締結されたことがホンダモビリティランドにより2月2日に発表されている。

 そして、ホンダモビリティランドは、FIAが推進する環境認証プログラムにおいて最高位となる「三ツ星」を鈴鹿サーキットが獲得したことも8月1日に発表。さらに、F1日本グランプリの2025年大会「2025 FIA F1世界選手権シリーズ 日本グランプリレース」の各種チケットを、2024年10月13日(日)11時から販売開始することもリリースしている。

 F1日本グランプリ史上初めての“春開催”となり、約22万9000人の観客を集めた2024年の日本グランプリ。2回目の“春開催”となる2025年大会では「お子さま連れファミリー専用席」として最終コーナーに設定されている「S席ファミリーシート」の上段に、新たなグループ専用観戦エリア「S-BOX」を新設。定員と設備によって異なる4種類・46区画のボックスシートが用意され、ファミリーやグループでの観戦に新たな選択肢が誕生する。

 また、2024年大会に引き続き、西コースへのシャトルバス運行や、西コースエリア内の観戦環境の向上策も実施されるそうで、開催時期が4月に変更された鈴鹿サーキットの日本グランプリは、さらに安心・快適に楽しめるようになる各種整備が進んでいる。

S席ファミリーシートの特典として、決勝の表彰式でホームストレートが開放された。

PHOTO/吉見幸夫[Yukio YOSHIMI]、ホンダモビリティランド[Honda Mobilityland] REPORT/JAFスポーツ編集部[JAFSPORTS]

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