黒水泰峻選手、昨季は僅差で逃した九州ジムカーナPN3で王座確定一番乗り!
2024年10月7日
2024シーズンは全10戦で争われる、2024年JAF九州ジムカーナ選手権。6月最終週でありながら、すでにシリーズ後半となる第7戦が開催された。HSR九州ドリームコースで全戦が開催される九州地区戦だが、今回の一戦は全国で梅雨入り宣言が出ていることもあり雨予報。しかし、前日の夜から降り続いた雨は影を潜め、曇天ながらセミウェット路面で決戦の朝を迎えた。
2024年JAF九州ジムカーナ選手権 第7戦
2024年JMRC全国オールスター選抜 第7戦
2024年JMRC九州ジムカーナチャンピオンシリーズ第7戦
2024年JMRC九州ジムカーナジュニアシリーズ第7戦
スーパートライアルIN九州2024
開催日:2024年6月30日
開催地:HSR九州ドリームコース(熊本県大津町)
主催:RC-大分、FMSC
HSR九州は排水を考慮した、なだらかな傾斜がついたフラットな路面に白線でコースが引かれている。一部、縁石が設定されているが非常に低く、ジムカーナではこれを跨いで最短距離をとるか、それとも姿勢を乱さずにボトムスピードを上げて脱出速度を上げるか、ドライバーたちに課題を突きつけるコースだ。
このコースでインストラクターを務め、BC1クラスにも参戦している松尾裕佐選手は、「このコースは少しくらいの雨ならほとんどドライと遜色ないタイムを出せるんですが、低い部分に水溜まりができるくらいになってくると急激にグリップが落ちるんです。その落差が非常に大きくて注意が必要ですね」と、特徴を教えてくれた。
今回の一戦のレイアウトを設定したのは主催クラブのひとつ、ラリークラブオオイタ(RC-大分)。このクラブの代表を務め、九州を代表する名物アナウンサーでもある早田卓事務局長は、「今日のコースは全員で知恵を出し合って決めました。雨予報もあったのでシンプルにしたつもりですが、いくつか悩むポイントも盛り込みました」とレイアウトについて語った。
確かに、最初に待ち受ける360度ターンは縁石を全く無視している。また、後半の定常円も縁石を跨いで最短距離で抜けるか、それとも跨がずにスピードをとるか悩ませる、HSR九州らしいレイアウトになっている。
朝から気温30度を超え、湿度も80%を超える中、いつ雨が降り出しても不思議ではない状況は1本目勝負の予感。ドライバーたちは時折感じる冷たい空気に恐々としながら、アタックのためにスタートラインへ車両を運ぶ。天候をも味方につけ、第7戦で勝利を手にするのは誰か?
2024年JAF九州ジムカーナ選手権 第7戦
B1クラス
B車両の軽自動車で争われるB1クラスの王座争いは、ホンダS660を駆る平山英治選手とマツダAZ-1を操る池武俊選手の一騎討ちとなっている。また、JMRC九州ジムカーナ規定によって定められたタイヤに限定されていることから、ランニングコストが良いクラスとして人気を集めている。
第1ヒートからトップタイムをマークしたのは、AZ-1復帰後は2勝を挙げている池選手だった。これを追いかけるのは、もちろん平山選手。しかし、池選手との差は1秒以上開いてしまった。
迎えた第2ヒートでは、池選手は熱くなりすぎた路面に苦しみ最終セクションで全くパイロンにつけない。このミスでタイムを更新できずにタイムダウン。そんな池選手のトップタイムを更新するべくスタートした平山選手だったが、自身のベストタイムを1秒以上押し上げるも、池選手には約0.2秒届かず。池選手が王手をかける今季4勝目を手にした。
「1本目は途中まで上手く行っていたんですが、サイドブレーキを引くか引かないか迷って引かない選択をして、小回りの利かないAZ-1では失速してしまいました」と、池選手は第1ヒートでの失敗を振り返った。
続けて「ただ、コーナーのボトムスピードは高く保てたし、シバタイヤと自分の走りがマッチしてくれたのは良かったと思います。失敗していても勝てたんで良しとします。残り3戦ですが平山さんが速いから、あと1勝すればチャンピオン確定だと思うので、なるべく早く決めたいですね」と、池選手はチャンピオンを確定させて早く落ち着きたい、という感情を吐露してくれた。
B2クラス
九州地区戦のPN1クラスは排気量1500㏄以下のRWDと定められているため、B2クラスがFWDのトヨタ・ヤリスの主戦場となっている。今回の一戦では3選手が参戦してクラスが成立、無事選手権も成立となることが確定した。
このクラスでひとつ上の輝きを放つのは、2024JAF中国ジムカーナ選手権ではGRヤリスを駆ってBC3クラスで王座争いを演じている、堂本直史選手。第1ヒートから2番手の松本博文選手につけ入る隙を与えない走りを披露する。
圧倒的な差をつけて折り返した堂本選手だったが、第2ヒートでは自身がマークしたトップタイムを更新することができずに終了。それでも2位以下に5秒以上の大差をつけての勝利となった。
「今日は2本目ウェットだと思って、1本目勝負と思っていったんですがドライで走れて良かったです。距離なのか速度なのか、どっちをとるかを選ぶのが難しいコースでしたね。1本目は全体的に良くまとまっていたと思っているんですが、失敗したところも数カ所ありました。2本目は奥のバックストレートの後のシケインでのミスも修正したり、ギア選択も変えてみたんですが、最後のセクションでサイドの回数を1回増やしたらパワーがないのでタイムを失ってしまった感じですね」と、堂本選手は2本の走りを振り返った。
さらに「九州で戦えば全日本の朝山(崇)選手にも負けたくないと思って走っているので、このままちゃんとチャンピオンを獲って終わりたいと思います」と、意気込みも語ってくれた。
B3クラス
地区戦では最多のドライバーを集めたB3クラスでは、このクラスの“番人”ともいえる小石孝浩選手が第5戦以来の参戦となり、その一挙手一投足に注目が集まった。ここまで参戦すれば勝つ、という流れを作っている小石孝浩選手はダブルエントリーする父、小石正浩選手も王座争いに絡んでくる実力者、ということもあり多くのドライバーの目標となっている。しかし、今回の一戦ではそんな小石孝浩選手の走りに陰りが見えた。
第1ヒートでトップに立ったのはマツダRX-7を駆る加々美一臣選手。このクラスではひとり、1分20秒台に飛び込む好タイムで折り返す。約0.5秒差で追いかけるのは小石孝浩選手ではなく、父の小石正浩選手だった。
天気予報が当たっていればここで勝負はついていたが、重たい雲はかかってはいるものの路面は完全なドライコンディションが保たれ、2本目勝負となる。しかし、路面温度の関係からかタイムアップを果たすドライバーが少ないまま、後半ゼッケンへ。
この状況を突き破ったのは、地区戦では未勝利の井形太郎選手だった。ブースト圧を常にかけ続けるZC33S型スズキ・スイフトスポーツらしい走りで1分20秒台に突入。もちろん第1ヒートで加々美選手がマークしたタイムを更に約0.2秒更新した。
諦めムードから一気に活気づく中、小石孝浩選手がスタート。ときおり制御できないほどのパワーを発揮するホンダS2000を前へ前へと進めるが、痛恨のパイロンタッチを喫して下位に沈んでしまう。
その後も井形選手のタイムを誰も上回ることができず、嬉しい地区戦初優勝を飾った!「スイフトでどこまでいけるんだろうと悩みながら、やっと勝てました。1本目は裏ストレートでタイムを失ってしまいましたが、2本目の方が路面は良くなっていてしっかりグリップしました。後半の定常円もしっかり抑えてコンパクトに走れたのが良かったですね。最近は若い子たちの成長もすさまじいので、負けないように頑張ります」と、地区戦参戦2季目での初優勝に笑顔が絶えない様子だった。
PN1クラス
5選手が競ったPN1クラスでは、ランキングトップの松尾遙選手と2番手の林紘平選手が欠場したことで、王座争いが大きく動き出すことが予想された。欠場のふたりを除いて今季このクラスで勝利を挙げているのは第3戦を制した衛藤雄介選手と、第6戦で表彰台の中央に立ったJYUICHI選手で、今回の一戦もこの二人の対決になると思われた。
事実、第1ヒートでトップタイムをマークしたのは、JYUICHI選手。2番手以下が1分20秒台以下にとどまる中、ひとり1分19秒台に突入する好タイムをマークし、廣瀬健選手と衛藤選手の順で続いた。
第2ヒートでは3人とも自身のベストタイムを更新できず、第1ヒートの順位がリザルトとなった。「2本目修正しにいったつもりだったんですが、路面温度が上がったことでタイヤがズルズルと流れてしまい、タイムを上げられませんでした。去年まではFFだったので、向きを変える練習を心掛けてきたので、今日はその成果が少し出たのかもしれません」と、JYUICHI選手は今回の1戦の走りを振り返った。
さらに「この1勝で少しタイトル争いに加われそうになってはきましたが、上位2人が強敵なので難しいと思います。クラス変更1年目でどこまでやれるかは分かりませんが、残りも頑張ります」と力強いコメントを残してくれた。この二連勝で流れを掴むことができるか、注目だ。
PN2クラス
ベテランの佐藤裕選手に、弟子の田添健吾選手が挑み続けているPN2クラス。ここまで佐藤選手が3勝、田添選手も3勝と勝負は五分五分だ。
このクラスの第1ヒートでいきなり冷たい風が吹くと急に雨が降り出し、微妙なセミウェットでの戦いとなった。ドライのラインで走れるようにも見えるが、前述したとおりHSR九州は場所によって滑りやすいポイントがある。そこをいかに見極め、臨機応変に対処するかでタイムは大きく変わる。
こうなると絶対的に有利なのは、膨大な経験値とテクニックの引き出しに長けた佐藤選手だ。2番手以下が1分25秒台以下に伸び悩む中、ひとり1分22秒台を記録して第1ヒートを折り返す。第2ヒートの路面は一部ダンプコンディションながら、ドライでの勝負。その対応力でも、経験の差が出ることになる。
田添選手も1分22秒台に入れるが、佐藤選手には及ばず。一方、佐藤選手は更にトップタイムを更新! 完全勝利で今季4勝目を手にした。そんな佐藤選手は走行後、「午前中はウェット交じりの路面で見えない部分でグリップが大きく変わっていました。2本目は路面温度50度の中、満足はしていないんですがしっかりタイムアップができたのは良かったです。この1勝でシリーズチャンピオンに王手をかけることができたので、次戦以降も頑張ります」と、チャンピオン確定に意気込んだ。
一方、2位に甘んじた田添選手は「1本目VSCを切り忘れてしまいました。2本目はちゃんとVSCを切って走ったんですが、やっぱり路面温度が高くなりすぎたのか、前半区間からフロントタイヤのグリップに不安を感じました。最終セクションでパイロンにつくことができず、そこだけで秒は失ったと思います」と、反省しきり。
しかし、「今日は最低限の2位は死守できたので、次以降で勝ちを狙ってがんばりたいと思います!」と打倒師匠を誓ってくれた。
PN3クラス
第2戦こそ落としたものの、ここまで5勝を挙げ、早々とPN3クラスのチャンピオンに王手をかけているのが、黒水泰峻選手だ。JAF全日本ジムカーナ選手権に参戦するようになり、一気に成長を遂げた黒水選手はもう地区戦のレベルではない走りを見せつける。
第1ヒートから3秒以上の差をつけて2番手以下を突き放すと、そのタイムで逃げ切って優勝!これで今季6勝目となり、チャンピオンをここで確定させた。
「全日本に出場するようになってとても成長していることを実感しています。全日本常連選手たちと一緒に走ることで、いままでの自分の感じ方を変えてくれました」と、黒水選手は全日本に参戦した効果を語った。
更に具体的に「そもそもコーナリングスピードで勝てないロードスター(RF)に、意地になって僕もコーナリングスピードを上げていました。実際にはそうではなくGR86の強みをしっかり引き出してあげることが重要で、それが速く走るための要素だということに気がついたのも全日本に出たからですね。そこでセッティングも大きく見直したのが良かったです」と明かしてくれた。
2023シーズンはわずか数ポイント差で及ばなかったチャンピオンを確定し、全日本へと巣立っていく黒水選手のこれからの挑戦にも注目したい。
PN4+クラス
今季はここまで3勝を挙げ、PN4+クラスの王座争いを優位に進めている古賀雄一選手がまさかの失速。そんな中、間隙を縫って表彰台の中央を勝ち取ったのは、このクラス4人目のウィナーとなった井上直喜選手だった。
第1ヒートでトップタイムをマークして逃げ切り勝利を果たした井上直喜選手に続く、山家丈夫選手と矢野史門選手はともに第2ヒートで1分24秒207をマークしてまさかの同タイム! 第1ヒートのタイムで2位を獲得したのは山家選手だった。
優勝した井上直喜選手は走行後、「1本目はちょうど雨が小降りになってくれたところで走れたのが良かったですね。2本目、グリップそのものは高くなったんですが、最後のテクニカルセクションでもたついてしまってタイムを上げられませんでした。今シーズンはもう3戦休んでいるんで、全部出てひとつでも上を目指して頑張ります」とコメントを残してくれた。
BC1クラス
ドライでは圧倒的な強さを誇るBC1クラスでDC2型ホンダ・インテグラタイプRを駆る井上洋選手だが、この一戦はLSDのイニシャルトルクに問題があるまま挑むことになった。一方、打倒井上洋選手を掲げる松尾選手は愛車のEG6型ホンダ・シビックのエンジンチェックランプがつくトラブルを抱えての参戦。どちらも手負いの相棒を駆っての戦いとなった一戦で、先手をとったのは松尾選手だった。
第2ヒートの路面はダンプながらほぼドライとなったが、そこでも松尾選手が第1ヒートで記録した驚異的な1分18秒台の壁が高くそびえ立つ。井上洋選手も最終セクションで立ち上がらない車両にてこずった様子で、自身のベストタイムは大きく上げることに成功するも、松尾選手のタイムには届かず2位に終わった。
一方、ドライで初めて井上洋選手に勝利したと語る松尾選手は喜びを隠さない。「井上(洋)さんにずっと勝ててなかったんです。10年以上勝ててなくて、去年やっぱり井上さんと勝負したいと思い、スイフトからシビックに乗り換えてこのクラスに戻ってきました」と、クラス転向の経緯も明かした。
やはりエンジンチェックランプが再点灯し、VTECが効かなくなってしまったそうだが、「最終セクションのターンが抜群に決まったのが良かったです!」と勝因を語り、表彰式でも大はしゃぎする松尾選手の姿は印象的だった。
BC2クラス
王座争いでは藤本伸選手が2勝を挙げ、頭ひとつリードしているBC2クラス。やはり第7戦の主役も藤本選手だった。第1ヒートはまさかのミスコースだったが、第2ヒートで2位以下を3秒以上突き放すトップタイムで逆転。自ら蒔いた種をしっかり刈り取っての逆転劇となった。
その藤本選手は「若干雨が降っていたにも関わらず、アクセルを踏みちぎったらスピンしてしまいミスコースとなってしまいました。2本目は安全マージンをとってしっかり走りきった感じですね。昨年末にリアデフ周りのセットやスプリングの設定変更をしたのが良かった感じです。残り3つも全勝でチャンピオンを決めたいと思います」とコメントを残した。
一方、2位につけた根岸雅也選手は「練習が足りません! ウデも足りません! 色々なモノが足りませんでした。最後のターンができなかったのが悔やまれます」と悔しさをにじませていた。
2024年JMRC九州ジムカーナジュニアシリーズ第7戦
B-FFクラス
九州地区戦では、このシリーズを目指すドライバーたちが中心となって競う、2024年JMRC九州ジムカーナジュニアシリーズも併催される。
6選手が競ったB-FFクラスには、学生ドライバーたちも参戦。優勝したのはそのうちのひとり、九州大学自動車部の竹村吏駒選手で、2位にもチームメイトの工藤徳人選手が入った。
優勝した竹村選手は「1本目はサイドターンをミスってしまったんですが、2位とコンマ1秒差だったので、ターンさえ回せれば勝てると思いました。2本目はそこをしっかり回しきれたのが良かったですね。あと1勝でシリーズチャンピオン確定なので、なんとか勝ち取りたいです!」と意気込んでいた。
一方、2位に入った工藤選手は「2本目パイロンを触ってしまったのが悔やまれます。今からLSDのイニシャルトルクを上げた設定にして、残りを戦いたいと思います」と、悔しそうに語った。
同じ大学の同じ自動車部ということもあり、ふたりのライバル関係も非常に面白いクラスとなっている。
B-FRクラス
FWDで争われるB-FRクラスは、NB型マツダ・ロードスターやZN6型86など多彩な車種がエントリーしている。ここまで2勝ずつ挙げているのは、NB型ロードスターを駆る大分大学教育学部で学ぶ学生ドライバーである足立智紀選手と、S2000を操る河崎大輔選手だ。
そして、今回の1戦で今季3勝目を勝ち取ったのは、足立選手だった。第1ヒートのタイムで2番手以下に1秒以上の大差をつけての逃げ切り勝利。将来有望株筆頭、といっても過言ではないその走りには、周囲から感嘆の声がもれていた。
その足立選手は、「最初の360度ターンこそ離れてしまったものの、全体的に速度を落とさずに、かつ距離重視で走れたのが良かったと思います。NB型ロードスターの特徴である軽量さを活かした走りができたと思います。終盤もこの調子でチャレンジしてタイトル争いに残っていければ嬉しいと思っています」と語り、若手の成長が著しいクラスとなった。
オープンクラス、チャレンジクラス
2選手が争ったオープンクラスで、トップタイムを出したのは徳永俊介選手だった。「1本目シフトミスをしてしまいましたが、2本目は随分よく走れました。もともとSA(車両)でインテグラに乗っていたので良かったです」と、徳永選手は久しぶりの復帰ジムカーナの感想を語ってくれた。
今回の一戦で最多となる15選手が参戦したエンジョイクラスは、モータースポーツライセンスを所持していなくても参戦できる、これからジュニアシリーズなどへの参戦を目指すドライバーが中心。九州のジムカーナにおいては重要な役割を果たすクラスだ。
第1ヒートでトップタイムをマークしたのは、岡寛文選手。タイムアップ合戦になった第2ヒートでも、岡選手が見事にトップタイムを更に更新して逆転した。そんな岡選手は「2本目はすごく運が良かったですね。僕の走りの後から急激に雨が降ってきたので、本当にタイミングが良かったです」と、謙遜しながらも今日の走りを振り返ってくれた。
地区戦とジュニアシリーズともに第7戦を終えて早田事務局長は「久しぶりのジムカーナの主催でファーストヒート戸惑った部分もありましたが、クラブ員の皆ががんばってくれたおかげで無事に終えることができました」と、ほっと一息ついた様子。
続けて、「コースも前半と後半をしっかり分けたことで、ちゃんとした運営ができました。ターンも前半と後半につくったのもこだわりです。黒水選手のチャンピオン確定が一番大きかったですね」と今回の一戦を振り返ってくれた。
フォト/鈴木あつし レポート/鈴木あつし、JAFスポーツ編集部
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