今回は北九州市で開催! JAF九州本部とJMRC九州による「2024年九州モータースポーツ表彰式 in 北九州」および「2025年JMRC九州新年総会」が賑やかに開催!!
2025年1月27日

2025年JMRC九州新年総会・2024年九州モータースポーツ表彰式 in 北九州
開催日:2025年1月19日(日)
開催地:ホテルクラウンパレス北九州・ダイヤモンドホール
主催:JMRC九州・北九州支部
2024年の九州表彰式はJMRC九州・北九州支部が主催を担当
九州地区で2024年に開催されたJAF公認モータースポーツの成績認定を行う式典「2024年九州モータースポーツ表彰式」が「2025年JMRC九州新年総会」とともに開催された。
JAF九州地域クラブ協議会(JMRC九州)では、管内の各支部が持ち回りで歴年のシリーズ表彰式を担当しているが、今回の主幹はJMRC九州・北九州支部が担当。会場は福岡県北九州市にあるホテルクラウンパレス北九州が選ばれ、JAF九州本部とともに同ホテルのダイヤモンドホールにて2024年表彰式が開催された。
本式典には、2024年に開催されたJAF九州選手権およびJMRC九州シリーズ、合計4カテゴリー12シリーズ、68の部門・クラスで上位の成績を修めた表彰対象者約287名をはじめ、全日本選手権チャンピオンおよびJAFカップ優勝者、そしてJMRC西日本フェスティバルの各クラスを制した選手7名への特別表彰を加えた総勢約294名が北九州市に集結した。


A-ONEカートシリーズやJMRC九州ジムカーナ沖縄シリーズの表彰も
表彰対象としては、2025年で35周年を迎える大分県日田市にあるJAF公認サーキット「オートポリスインターナショナルレーシングコース」で行われたJAF九州選手権とJMRCチャンピオンシリーズを筆頭に、カートは、福岡県筑紫野市にあるJAF公認カートコース「エーワンサーキット」で行われたA-ONEカートシリーズMAXチャレンジ、ラリーは、開幕戦の上毛、ひむか、ACKスプリング、FMSCマウンテン、唐津、EAST九州、ACK・KITナイトで争われたJAF九州選手権・JMRC九州チャンピオンシリーズが対象となった。
スピード競技については、2022年末以来、福岡県福津市のスピードパーク恋の浦における開催が困難となったため、関係者による新たなフィールド確保の試行がなされているが、ジムカーナでは、2023年以来、熊本県大津町にあるJAF公認コース「HSR九州ドリームコース」が新天地として選ばれており、2024年もJAF九州選手権およびJMRC九州チャンピオンシリーズ・ジュニアシリーズが開催された。そして、九州地区管内となる沖縄県では、沖縄市にあるJAF公認コース「モータースポーツマルチフィード沖縄」においてJMRC九州ジムカーナ沖縄シリーズが5戦開催され、今回の表彰対象となっている。
一方のダートトライアルは、JMRC中国の協力を得ながら広島県安芸高田市にあるJAF公認コース「テクニックステージタカタ」において、JAF中国選手権と併催される形でJAF九州選手権およびJMRC九州チャンピオンシリーズが開催されており、同じく中国地区にある山口県宇部市のJAF公認コース「楠ハイランドパーク」においてJMRC九州ダートトライアル・ジュニアシリーズが4戦に渡って開催され、今回の表彰対象となっている。
表彰式当日は、午前中にJMRC九州の運営委員会が行われ、委員長就任2年目を迎えるJMRC九州の星野元運営委員長の挨拶に始まり、2025年の運営委員会新体制の紹介などが行われた。また、JAFモータースポーツ部から村田浩一部長と箕輪幸子担当部長が出席し、村田部長により国内モータースポーツにおけるトピックや数値情報などが共有された。
11時30分に開会した表彰式は、JMRC九州の矢野智雄北九州支部長の開会宣言に始まり、JMRC九州の星野運営委員長から年頭の挨拶が行われた。続けてJAF代表としてJAFモータースポーツ部の村田部長による挨拶が行われ、来賓として訪れた北九州市の武内和久市長をはじめ、住友ゴム工業モータースポーツ部の竹内二郎主幹、トヨタ自動車 GAZOO Racing Companyの横田修司氏、全日本学生自動車連盟九州支部の岡田敬生常任委員長から祝辞が寄せられた。そして、JMRC九州運営委員会の役員紹介が行われ、JMRC九州の佐藤裕副運営委員長から2025年の意気込みが語られ、JAF九州本部の木下貴志事務局長が乾杯の音頭をとり、2025年新年総会および2024年表彰式がスタートした。







オートポリスS-FJ選手権を皮切りとしたJAF九州選手権の表彰
表彰式は二部制で、第一部はレースとカート、ラリーの表彰が行われ、アトラクションを挟んで第二部に移り、ダートトライアルとジムカーナという順で表彰式典が進んだ。
2024年のJAF九州選手権はレースとラリー、ジムカーナ、ダートトライアルに冠されており、レースのオートポリスS-FJ選手権では、吉元陵選手が2016年以来2回目となるチャンピオンに輝いた。JAF九州ラリー選手権では、RH-1クラスが岩本昂大/岸本香太郎組(ともに初)、RH-2クラスドライバーは筒井克彦選手(初)、RH-2クラスコ・ドライバーは松葉謙介選手(2年連続4回目)、RH-3は平川真子/有川大輔組(ともに初)、RH-4は三苫和義(2017年以来4回目)/春日美知子(初)組、RH-5は常慶明秀/徳永琢磨組(ともに初)、RH-6は納冨瑠衣(2年連続2回目)/安田裕太朗(初)組がチャンピオンに輝いた。この九州ラリー選手権においては、初めてJAF地方選手権を獲得した選手が多く、全12部門・クラスにおいて9名もの初王者が誕生し、カテゴリーの活況を裏付けた。
オートポリスS-FJ選手権/JMRC九州レースチャンピオンシリーズ表彰

A-ONEカートシリーズMAXチャレンジ表彰

JAF九州ラリー選手権/JMRC九州ラリーシリーズ表彰












JAF九州ダートトライアル選手権/JMRC九州ダートトライアルシリーズ表彰
アトラクションをはさんだ第二部は、ダートトライアルとジムカーナの表彰となる。
JAF九州ダートトライアル選手権は、AT1クラスでは2年連続4回目となる田口和久選手が獲得し、PN1+は水野喜文選手が2年連続5回目、RWDは良本海選手が2年連続3回目、S1は荒牧健太選手が初チャンピオンに輝いた。S2クラスは全日本ドライバーの岸山信之選手が2018年以来7回目の獲得となり、Cクラスは2025年からJMRC九州運営委員に加わった濵田隆行選手が2022年以来7回目の獲得。Dクラスは、1992年に九州CIIIで初王者に輝き、2009年から2021年まで13年連続王者を獲得したレジェンド・橋本和信選手が、2021年以来23回目となるJAF九州ダートトライアル選手権チャンピオンに輝いている。








JAF九州ジムカーナ選手権/JMRC九州ジムカーナシリーズ表彰
JAF九州ジムカーナ選手権は、B1クラスでは3年連続8回目となる池武俊選手が獲得。B2とB3、PN1クラスはそれぞれ堂本直史選手と加々美一臣選手、林紘平選手が初チャンピオンに輝いており、堂本選手についてはJAF中国ジムカーナ選手権BC3クラスとのダブルチャンピオンを獲得する快挙を成し遂げている。PN2はJMRC九州の副運営委員長でもあるベテラン・佐藤裕選手が2004年以来となる2回目のタイトルを獲得し、PN3は黒水泰峻選手が2022年以来2回目、PN4+は古賀雄一選手が2020年以来5回目、BC1は松尾裕佐選手が2年連続4回目、BC2は藤本伸選手が3年連続3回目のチャンピオンを獲得した。












表彰式の最後には、2024年の全日本選手権やJAFカップ、JMRCフェスティバルで活躍した九州勢を対象とした特別表彰が行われ、全日本ダートトライアル選手権SA2クラスでチャンピオンに輝いた岡本泰成選手や、JAFカップオールジャパンダートトライアルのNクラスで優勝した岸山信之選手を始めとした成績優秀選手に記念の盾が贈られた。
式典は、すべてのクラスの表彰を終えた後に恒例のお楽しみ抽選会が行われ、JMRC九州の荒谷嘉章理事による一本締め、そして矢野北九州支部長による閉会の挨拶で終了。最後まで残った表彰対象者らが集結した恒例の集合写真撮影の後に解散となった。







PHOTO/西野キヨシ[Kiyoshi NISHINO] REPORT/JAFスポーツ編集部[JAFSPORTS]
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