天候に翻弄されたモナコE-Prix。第6戦は戦略がハマった日産フォーミュラEチームのオリバー・ローランド選手が快勝! 第7戦はセバスチャン・ブエミ選手が6年ぶりの勝利

レポート レース

2025年5月12日

2024~2025年FIAフォーミュラE世界選手権「モナコE-Prix」が、5月3~4日にモンテカルロ市街地コースで開催された。ダブルヘッダー開催の今大会は、土曜の第6戦を日産のオリバー・ローランド選手が制し、日曜の第7戦はセバスチャン・ブエミが優勝を飾った。

2024/2025 ABB FIA Formula E World Championship Round 6/7 Monaco E-Prix
2024~2025年FIAフォーミュラE世界選手権(シーズン11)第6戦・第7戦モナコE-Prix

開催日:2024年5月3日(土)~4日(日)
開催地:モンテカルロ市街地コース(モナコ公国)

モナコE-PrixはFIAフォーミュラ1世界選手権でもおなじみモンテカルロ市街地コースが舞台。第6戦はドライコンディションだったが、第7戦はウェット路面での戦いとなった。
フリープラクティス1&2でトップタイムをマークしたのは、クプラ・キロのダン・ティクトゥム選手。金曜の両セッションでは、ポルシェ・パワートレイン勢の速さが光った。
第3戦ジェッダE-Prixで採用された「ピットブースト」が、モナコE-Prixの第6戦で導入された。ピットレーンでの30秒間の急速充電により各車に10%のエネルギーが付加される。
第6戦と第7戦の日産フォーミュラEチームは、今季2勝でドライバーランキング首位を独走するオリバー・ローランド選手が23号車、ノーマン・ナトー選手が17号車を担当する。

ピットブースト適用の第6戦。ローランド選手が終盤の追い上げで逆転優勝!

 シーズン折り返しを迎えるフォーミュラE「モナコE-Prix」は、世界三大レースに数えられる、FIAフォーミュラ1世界選手権(F1)モナコグランプリと同様のコースレイアウトを舞台に、第6戦と第7戦のダブルヘッダーで開催された。

 まず、5月3日の土曜に開催された第6戦の予選セッションでは、最終的に、テイラー・バーナード選手(ネオン・マクラーレン・フォーミュラEチーム)とオリバー・ローランド選手(日産フォーミュラEチーム)の2名によるデュエルの対決となった。

 日産パワートレイン勢同士の戦いかつ、期待の若手と勢いに乗るベテランの戦いとあって注目を浴びたが、ローランド選手は今季初のポールポジション獲得を狙ったものの、アタックラップの1コーナーでガードレールの餌食となりノータイムとなってしまった。

 結局、1分30秒117をマークしたバーナード選手がデュエルを制し、第6戦決勝のポールポジションを獲得した。2番手はローランド選手、3番手はダン・ティクトゥム選手(クプラ・キロ)、4番手はニック・デ・フリース選手(マヒンドラ・レーシング)が続いた。

 第6戦の決勝レースは土曜の予選後に行われ、第3戦以来のピットブースト導入となった。天候は曇り空だったが、路面はドライコンディションでのスタートとなった。

 ポールスタートのバーナード選手が先頭を守り、レース序盤を牽引していくものの、今大会では、4周目からアタックモードを使用するドライバーが続々と登場。序盤から混戦模様を呈した。そんななか、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ選手(タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチーム)が8周目に、コーナー通過時の接触に巻き込まれてクラッシュ。ここでフルコースイエロー(FCY)が導入された。

 車両排除後の11周目にリスタートを迎えると、いい反応を見せたローランド選手がバーナード選手に仕掛け、翌周にはトップの座を奪取した。しかし、その後方には、3番手に浮上したジェイク・デニス選手(アンドレッティ・フォーミュラE)も迫っていた。

 そして、14周目、6番手を走行していたニック・キャシディ選手(ジャガーTCSレーシング)と20番手を走っていたニコ・ミュラー選手(アンドレッティ・フォーミュラE)が真っ先にピットブーストに入った。

 ところが14周目に、ターン7でミッチ・エバンス選手(ジャガーTCSレーシング)がコース上でストップしたことで再びFCYが導入されてしまう。FCY発動の直前にバーナード選手がローランド選手をパスしていたが、すぐにレースが再開されると、ローランド選手が最初のアタックモードに入り、バーナード選手をパスして首位に立った。

 16周目には、エドアルド・モルタラ選手(マヒンドラ・レーシング)やストフェル・バンドーン選手(マセラティMSGレーシング)、17周目にはバーナード選手やデニス選手ら上位勢のほか、ノーマン・ナトー選手(日産フォーミュラEチーム)もピットイン。

 この間に、先頭を走るローランド選手は、後続も空いた状態でトップを快走。19周目に入るところで、デ・フリース選手とティクトゥム選手らとピットブーストに入った。

 このタイミングで上位7台がピットインしたことから、ピットブーストを早い段階で終えているミュラー選手とキャシディ選手が3、4番手に浮上した。その後、11番手のセバスチャン・ブエミ選手(エンビジョン・レーシング)と首位のデビッド・ベックマン選手(クプラ・キロ)とジェイク・ヒューズ選手(マセラティMSGレーシング)がピットブーストのためにピットインしたことから、ミュラー選手が首位、キャシディ選手が2番手に上がり、両者のアンダーカット状態が成功する展開となった。

 首位に立ったミュラー選手は20周目に最初のアタックモードに入り、後続を引き離す作戦に出る。キャシディ選手もミュラー選手にテール・トゥ・ノーズで食らいつくものの、キャシディ選手はアタックモードをすでに使い切っていて、電池残量も他車より大幅に消費していたこともあり、2台の差は徐々に広がっていった。

 その間に、3番手につけていたローランド選手がキャシディ選手をパスして2番手に浮上。4番手で2回目のアタックモードを使っていたデ・フリース選手もキャシディ選手にブロックされながらもオーバーテイクに成功して3番手に浮上する。

 23周目、首位を走るミュラー選手が2回目のアタックモードに入って逃げ切り体制に入る。しかし、2番手のローランド選手はアタックモードを1回残した状態にも関わらず、ミュラー選手を僅差で追い詰める。上位勢は、3番手でアタックモード走行中のデ・フリース選手と三つ巴のバトルとなっていたが、24周目に入るところでデ・フリース選手はローランド選手を捉えることに成功。そしてローランド選手は、アタックモードに入った4番手のデニス選手からも追い立てられる状況となった。

 そんな中で、トップ返り咲きを目指してアタックモードで走行していた7番手のバーナード選手が、24周目の6コーナーで並走したパスカル・ウェーレイン選手(タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチーム)に押し出される形でウォールに激突してしまう。

 その直後、デ・フリース選手が首位に立ち、デニス選手がローランド選手をパスして3番手に浮上してアンドレッティ勢が表彰台を狙える位置につけた。そして、25周目、4番手を走行していたローランド選手が2回目のアタックモードを起動する。

 アクティベートの際に抜かれたモルタラ選手と、先行するアンドレッティ勢はアタックモード走行中だったが、ともに残り時間が少なかったことから、上位勢では唯一ローランド選手だけがアタックモード走行することとなった。そして、ローランド選手による怒涛のオーバーテイクショーが始まり、26周目のシケインで首位に返り咲いた。

 2度のFCYで1周のアディショナルラップが追加されたが、アタックモード起動中で電池残量にも余力があったローランド選手はファイナルラップまで好ペースを披露。後続に1秒以上の差をつけてチェッカーフラッグを受けたローランド選手が今季3勝目を挙げた。

 2位にはデ・フリース選手、3位にはデニス選手が続き、4番手のミュラー選手はコントロールライン直前で5番手のモルタラ選手に抜かれて、モルタラ選手が4位、ミュラー選手は5位入線となった。ちなみにデニス選手には、FCY解除時の違反で5秒ペナルティを科されていたが、後続に5秒以上のリードを築いていたため順位に変更はなかった。

第6戦の予選はテイラー・バーナード選手とオリバー・ローランド選手のデュエル対決となり、1分26秒315のセッション中でも最速となるタイムを叩き出してポールを獲得した。
第6戦の決勝レースはドライ路面での戦い。フロントローを獲得した日産パワートレイン勢による首位争いが展開され、2度のFCY発動の後にローランド選手が首位に立った。
戦略がうまくハマったローランド選手は、最終盤では5台抜きとなる怒涛のオーバーテイクショーを披露。そのままトップチェッカーを受けて、シーズン3勝目を獲得した。
優勝は日産フォーミュラEチームのローランド選手。2位はニック・デ・フリース選手、3位はジェイク・デニス選手。デニス選手はペナルティ5秒を加算しても3位を堅守した。
レース後半には上位争いを展開し続けて、一時は首位にも立ったデ・フリース選手。4番グリッドから粘りの走りを見せて、今シーズン最上位となる2位表彰台を獲得した。
7番グリッドから序盤で3番手にまで浮上したデニス選手。戦略が奏効したニコ・ミュラー選手とともに表彰台獲得も狙えたが、デニス選手が3番手で入線し、3位を獲得した。
18番グリッドからスタートした日産フォーミュラEチームのナトー選手は最終的に14位フィニッシュ。善戦したものの第5戦マイアミE-Prixに続くポイント獲得とはならなかった。
日産はマニュファクチャラーズ首位を堅守。日産フォーミュラEチームは、チーム選手権の首位を走るタグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチームに29点差まで詰め寄った。

第7戦はウェット路面の激戦。セバスチャン・ブエミ選手が6年ぶりの勝利!

 翌5月4日の日曜には、モナコE-Prixのフリープラクティス3と第7戦予選・決勝が行われた。しかし、天候はあいにくの雨模様に見舞われてしまった。

 午前中に行われた予選は、雨量の多い状況でスタートし、コースオフも多発してしまう。その中で、予選セミファイナルのデュエルは、日産フォーミュラEチームのローランド選手とマヒンドラ・レーシングのデ・フリース選手、そして、DSペンスキー同士のジャン-エリック・ベルニュ選手とマキシミリアン・ギュンターによる対戦で争われた。

 セミファイナル1は、雨は弱まったものの路面はウェットコンディション。かなりグリップレベルの低い環境でデュエルが始まった。水たまりでマシンコントロールが乱れる状況ながらアタックに入ると、先走したデ・フリース選手が1コーナーでコースアウトしてしまう。そして、後走したローランド選手も同じ箇所でコースアウト。

 両者ともすぐにアタックを再開して、なんとかコントロールラインを通過したものの、デ・フリース選手が1分58秒459、ローランド選手が1分55秒897と、ともにコースアウト込みのタイムでローランド選手が予選ファイナルへの切符を手にすることになった。

 続いてウェット路面で行われたセミファイナル2では、先行したギュンター選手、後行したベルニュ選手がともにシケインで止まり切れずショートカットする事態が発生した。

 これにより両者がトラックリミット違反となりアタックタイムが抹消。さらにデュエルも両者が脱落という判断となり、セミファイナルが唯一成立して、デ・フリース選手を上回るタイムを計測したローランド選手が、今季初のポールポジションを獲得した。

 午後の第7戦決勝は、雨は止んだものの路面はウェットコンディションでスタート。前日の第6戦とは異なり、ピットブーストが行われないフォーマットだ。

 オープニングラップでは、ポールポジションのローランド選手が好スタートを決めて首位をキープ。滑りやすい路面のため低速コーナーでは渋滞状態となり、上位勢の順位変動は少なかった。2番手にはデ・フリース選手が続いたが、3周目には中段勢が早々にアタックモードを起動。3番手のベルニュ選手と4番手のギュンター選手もアタックモードを起動させ、トップ2のローランド選手とデ・フリース選手を追いかける。

 ローランド選手は後続を引き離して首位を走っていたが、デ・フリース選手が4番手に落ちるとともに、代わって2番手に浮上したベルニュ選手、ブエミ選手らに迫られることに。そして、アタックモードの利を活かしたベルニュ選手が5周目に先頭を奪った。

 それでもローランド選手は、首位のベルニュ選手には離され、ギュンター選手とブエミ選手に追い立てられながらも2番手をキープ。アタックモードで3番手に復帰したデ・フリース選手に詰められるも、アタックモードを使わずに2番手をキープし続けていた。

 7周目、ルーカス・ディ・ディグラッシ選手(ローラ・ヤマハABTフォーミュラEチーム)がウォールにヒットしてフルコースイエロー(FCY)が導入。FCY解除後の上位勢は、ベルニュ選手が後続に約3秒の差をつけて首位を快走。続くローランド選手とデ・フリース選手は、ベルニュ選手とのギャップを徐々に縮めながら勝機を狙う展開となった。

 そして13周目、ミュラー選手がテールスライドからリアをウォールにヒットさせて、コースサイドでマシンを止めてしまう。これによりセーフティカー(SC)が導入され、首位とのギャップに苦しんでいたローランド選手には千載一遇のチャンスが訪れた。

 15周目にSCが解除されると、ベルニュ選手、ローランド選手、デ・フリース選手の順で首位争いが仕切り直されることになったが、ベルニュ選手のペースが良く、ローランド選手は背後でプレッシャーをかけ続けるもオーバーテイクには至らない。そして18周目、ローランド選手が1回目のアタックモードを起動させた。

 ローランド選手は、3番手で戻り、再びベルニュ選手を追う体制に入るが、前走のデ・フリース選手の厳しいブロックに、シケインでオーバーシュートする一幕もあった。その直後にデ・フリース選手をパスしたローランド選手は、アタックモードを活かしてベルニュ選手にテール・トゥ・ノーズで迫る。しかし、サイド・バイ・サイドでシケインに侵入したローランド選手は、シケインをショートカットする格好となってしまった。

 しかも、その際に2回目のアタックモードを起動させていたデ・フリース選手が先行するも、オーバースピードでウォールにヒットして順位を落とすという交錯もあり、結局、ローランド選手がデ・フリース選手とベルニュ選手を従えて先頭を走ることになった。

 この間隙で19周目にトップに立ったローランド選手はデ・フリース選手とアタックモード同士の首位争いを展開。ローランド選手のアタックモードが切れると、デ・フリース選手が21周目を前に首位に浮上して後続を引き離しにかかった。

 そして、3番手のブエミ選手も2回目のアタックモードに入り、ローランド選手をパスして2番手。22周目にはデ・フリース選手をも攻略してブエミ選手が首位に立った。

 ブエミ選手とデ・フリース選手の後方では、2回目のアタックモードを起動させた3番手のローランド選手が、同じくアタックモード起動中のベルニュ選手にシケインでポジションを譲り4番手に後退した。しかし、ベルニュ選手のアタックモード終了を機にすかさず3番手を取り戻したローランド選手は、上位勢では唯一アタックモード走行中である利を活かして2番手のデ・フリース選手を攻略。首位を走るブエミ選手を追いかけた。

 しかし、24周目には首位のブエミ選手は3秒以上先行して、独走体制を築き始めていた。ほとんどの選手はアタックモードを使い切ったため、この差を詰めることは困難を極めた。

 ちなみに、ローランド選手の後方を走行していたキャシディ選手は、ローランド選手と同じタイミングで2回目のアタックモードを起動。ローランド選手に続いてベルニュ選手とデ・フリース選手を攻略し、11ポジションアップの3番手浮上を果たしてみせた。

 ブミエ選手は手綱を緩めず淡々とリードを広げていく。電池残量に余力があったキャシディ選手のさらなる活躍も期待されたが、ペースが上がらず、4番手のダ・コスタ選手に迫られる状況。1周追加の発表があった後にもブエミ選手とローランド選手との差は開き、ブエミ選手がトップチェッカーを受け、フォーミュラEでは6年ぶりとなる優勝を飾った。

 2位はローランド選手。ダ・コスタ選手を辛くもしのいだキャシディ選手が3位に入った。ローランド選手は、2連勝こそ達成できなかったものの、第6戦の優勝と第7戦の表彰台獲得で、ランキング2位のダ・コスタ選手との差を48点に広げた。そして、ランキング首位のまま、東京・有明で開催される母国E-Prixに凱旋を果たすことになった。

 今大会でも強さを見せつけたローランド選手は、モナコの2戦を次のように振り返った。

「モナコで1位と2位でフィニッシュするのはこれ以上ないくらいの結果だ! 第6戦は戦略が完璧に機能し、ピットブーストとアタックモードのタイミングが完全に合致し勝利を収めた。レースの終盤に何台か追い抜く必要があったけれど、完璧に実行できたよ」

「第7戦はレース中に2位から抜け出せず少しタイムロスしてしまったんだ。その後追い越しを試みたけれど、ペナルティを避ける必要があったから叶わなかったけれど、それでも2位は素晴らしい結果だ。この勢いを東京でも続けたいと思っている。東京は僕たちのホームレースであり、昨シーズン楽しんだトラックでもあるから、待ちきれないよ!」

 次戦はいよいよ5月17〜18日に東京都江東区・有明エリアで開催される「東京E-Prix」。今季は第8戦・第9戦のダブルヘッダー開催となり、ピットブーストも実施される。昨年は勝利を逃した日産フォーミュラEチーム。ホームレースでの悲願の実現に期待したい。

第7戦の予選はウェット路面の影響で変則的な展開となった。最終的に、成立したセミファイナルでトップタイムを残したローランド選手がファイナル不戦勝でポールを獲得した。
雨は収まったもののウェット路面での決勝となった第7戦。滑りやすい路面の影響で序盤は各所でトレイン状態が見られ、FCYのほかにSCも入る、荒れたレース展開となった。
終盤でデ・フリース選手と後続を引き離しながらの首位争いを展開したブエミ選手。そこで築いたマージンをさらに広げてローランド選手の追撃をかわし、久々の優勝を飾った。
エンヴィジョン・レーシングのセバスチャン・ブエミ選手が6年ぶりの優勝を果たした。2位はローランド選手で、3位は今シーズン初表彰台となったニック・キャシディ選手。
SC導入により、首位ベルニュ選手との差が詰まって絶好の勝機を得たローランド選手だったが、交錯時のペナルティを避けるために失速を余儀なくされ、悔しい2位となった。
ローランド選手と同じタイミングでアタックモードを使い、順調に表彰台圏内へ順位を挙げたキャシディ選手。最終盤ではペースが伸びなかったものの、3位表彰台を獲得した。
15番グリッドからスタートした日産フォーミュラEチームのノーマン・ナトー選手。ウェット路面に手こずりながらも、早めのアタックモード起動で順位を上げ、13位で終えた。
大量ポイントを獲得したエンヴィジョン・レーシングが最下位を脱してランキング9位に浮上。日産フォーミュラEチームは、首位に7点差まで迫った状態で母国E-Prixを迎える。

PHOTO/日産自動車[Nissan Motor Co., Ltd.]Formula E Operations Limited REPORT/吉田知弘[Tomohiro YOSHITA]、三家香奈子[Kanako SANGA]、JAFスポーツ編集部[JAFSPORTS]

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