中国ジムカーナの最終戦は白熱した戦いの末タイトル確定、初王者が二人誕生

レポート ジムカーナ

2025年9月30日

2025年JAF中国ジムカーナ選手権 第5戦が9月21日、広島県のスポーツランドTAMADAで開催された。今シーズンは全5戦で争われてきた中国地区戦もいよいよ最終戦。これまででタイトルが確定しているクラスは9クラス中3クラスのみで、残る6クラスのタイトル争いが、この最終戦まで持ち越された。

2025年JAF中国ジムカーナ選手権 第5戦
2025年JMRC中国ジムカーナ チャンピオンシリーズ 第7戦
2025年JMRC中国ジムカーナ チャレンジシリーズ 第7戦
2025 スピリットジムカーナ

開催日:2025年9月21日
開催地:スポーツランドTAMADA(広島県広島市)
主催:SPIRIT

 最終戦は今季最多となる94選手が挑んだ。当日は朝から秋晴れとなったが、第1ヒートの終了間際、チャレンジシリーズの走行中に突然のにわか雨に見舞われ、あっという間にウェットコンディションへと変貌。第1ヒートのタイムで勝負が決まってしまうかと思われたが、幸い15分程度で雨はやみ、第2ヒート開始時刻にはドライ路面が復活。その後も一時小雨が降ったものの、タイムに影響を及ぼすこともなく競技が進行。一時は気まぐれな秋の空に翻弄されながらも、第2ヒートでは逆転劇もあり、白熱した戦いが繰り広げられた。

2025年JAF中国ジムカーナ選手権最終戦の舞台はスポーツランドTAMADA。当日は雨が降ったものの影響は限定的だった。
設定されたコースは、中高速コーナーを主体としながらも、ターンやスラロームを織り交ぜた難易度が高いレイアウト。特に後半の、ストレートからの高速スラローム、そして最終の540度ターンは、勝負の行方を左右する最大の見せ場となった。

2025年JAF中国ジムカーナ選手権 第5戦

T28クラス

 タイトル争いはシリーズ上位2名、西島公一選手と、井上大輔選手の二人に絞られたT28クラス。首位の西島選手と井上選手のポイント差は5ポイントだが、今回4位以上を獲らないと加算できない西島選手に対し、第3戦を欠場している井上選手はこの最終戦のポイントを全て加算することができ、展開次第では逆転も十分あり得る状況だ。

 その第1ヒートでタイトルに王手をかけたのは、1分15秒235のトップタイムをマークした西島選手。井上選手はパイロンペナルティで9番手と出遅れ、ペナルティがなければ2番手相当のタイムを刻んではいるものの、西島選手から1秒以上遅れる1分16秒台と、苦しい展開で第1ヒートを折り返す。

 そして第2ヒート。西島選手のタイムは更新されないまま、ラスト前ゼッケンの井上選手まで競技は進行。タイトル獲得には優勝以外の選択肢がなくなってしまった井上選手。西島選手のタイムを上回り、望みをつなげたいところだったが、ゴールタイムは1分15秒495。0.26秒及ばず2番手タイムに留まり、この時点でタイトル確定が消滅。一方、井上選手がゴールする前にスタートしていたラストゼッケンの西島選手。結果的にこれがウィニングランとなったわけだが、ゴールタイムは1分18秒台と3秒以上のタイムダウン。第1ヒートのタイムで逃げ切り優勝となった。

「2本目はカッコよく終りたかったのですが(笑)。場内アナウンスの声が大きく、走行中に(井上選手の)タイムが聞こえてしまって、安心して頭が回らなくなってしまいました」と、西島選手。

 一方で「今週、新しいパターンのタイヤがギリギリ手に入って、その効果が大きかったです。リアはこれまでのタイヤなので、雨だったら飛んでいってしまったかもしれませんが、ドライ路面ということも良い結果につながったと思います」と競技を振り返った西島選手。シーズン序盤はセッティングに悩まされたとも語っていたが、最終戦で優勝してタイトルを確定させた。

T28クラス優勝は西島公一選手(BカワカミMoty’sスイフト)。
2位は井上大輔選手(すいふとすぽーつ)、3位は渡部峻佑選手(シバ☆TEIN☆ロードスター)。
T28クラスの表彰式。左から4位の石原大吾選手(シバ♪TEINSPロードスター)、2位の井上選手、1位の西島選手、3位の渡部選手、5位の長﨑玲選手(プロμ・JT・ロードスター)、6位の柳知志選手(プロμ・JT・ロードスター)。

RCクラス

 クラス不成立となった開幕戦以降、第2戦から3連勝で、シリーズチャンピオンを確定しているのが、RCクラスのKAZUYA選手。最終戦でも第1ヒートからトップタイムをマークすると、続く第2ヒートでも自己タイムを0.4秒以上更新して、危なげなく優勝を決めた。

「1本目は確実にタイムを残すことと、そうは言いながらも、攻めた走りはしようと思い、スラロームはかなり攻め込みました。2本目は、修正を加えて自己タイムも更新できたので、目論見通りの走りができました」とKAZUYA選手。加えて「今シーズンは競技会が減ってしまったので、少し残念でしたけど、来シーズンは増えそうなので期待したいですね。また、クラスでも、来シーズンはエントリー台数が増えて過激なクラスになりそうなので楽しみです(笑)」とRCの活性化にも期待を寄せつつ、シーズンを完全勝利で締めた。

RCクラス優勝のKAZUYA選手(JIC広高WmDL吉カプチーノ)。
2位は都田輝峰選手(ADVAN卍カプチーノ)、3位は宮本幸志選手(DL分解組立Rヴィヴィオ)。
RCクラス表彰の各選手。

R2クラス

 第4戦終了時点で、シリーズ上位5番手の選手までタイトル獲得の権利を残しているR2クラスは、第1ヒートからコンマ差の接戦が繰り広げられる。

 まず1分14秒289のトップタイムをマークしたのは、シリーズ4番手のマツダ・RX-7を駆る影山幸輝選手。2番手には、シリーズでも2番手につけている、マツダ・ロードスターの乗本佳樹選手でタイムは1分14秒313。そして3番手にはポイントリーダー、ホンダ・CR-XのTARO選手が1分14秒451と、上位陣は0.1秒刻みで第1ヒートを折り返す。

 続く第2ヒート。影山選手は0.146秒のタイムダウンで自己タイムを更新することができず、第1ヒートのタイムで後続を待つ。続くシリーズ3番手の上久保伸哉選手は、第1ヒートはパイロンペナルティで下位に沈むも、タイム的にはトップタイムをマークしていた。しかし、ここで1分15秒台と事実上のタイムダウンとなってしまい上位に食い込むことができない。そして、ここでベストタイムを更新したのがTARO選手。1分13秒057と、一気にタイムを詰めてトップに躍り出る。続くシリーズ5番手の五葉風雅選手は、この時点でTARO選手の3位以上が確定したため、すでにタイトル確定の権利は失っているが、五葉選手も第1ヒートはパイロンペナルティで下位に沈んでいたものの、上久保選手に次ぐタイムを出していただけにトップタイムを塗り替えたいところだ。しかし、1分13秒台には入るも0.769秒届かず2番手タイム。これでTARO選手の2位以上が確定したところでラストゼッケン乗本選手。乗本選手が優勝した場合、有効得点が優勝とその他の順位の回数がすべて同じになり、有効外のポイントでタイトルを決めることができるが、乗本選手は痛恨のタイムダウン。この結果、第2ヒートで逆転を決めたTARO選手が優勝でタイトルを確定させた。

「1本目は攻め切れず、タイムも良くなかったのですが、2本目は気持ちを切り替えて、特に走り方を変えたわけではないのですが、攻める姿勢で挑みました。今シーズンは、パイロンタッチなどのミスで獲り逃したことがあったので、最後は優勝で締めることができて良かったと思います」とTARO選手。ホンダ・インテグラで参戦していた2020年以来、5年振りのタイトル奪還確定となった。

R2クラス優勝のTARO選手(ADVANフォーチュンCR-X)。
2位は五葉風雅選手(トーマス☆YH卍ごよごよRX8)、3位は影山幸輝選手(山愛プロミューYH RX-7)。
R2クラスの表彰式。左から2位の五葉選手、1位のTARO選手、3位の影山選手、4位の乗本佳樹選手(プロμYH乗ロードスター堤車輛)。

R4クラス

 今シーズンからトヨタ・GRヤリスを投入した田伏雅樹選手が、それにともないPN3クラスからR4クラスに転向した。その田伏選手は、第2戦から3連勝でシリーズトップを快走し、タイトル確定が目前となった最終戦も、第1ヒートからクラス唯一の1分14秒台でトップタイムをマークする。

「車両は自動車トーマスさんで作ってもらい、セッティッッグは(BC3クラスの)佃選手を参考に、自分なりの微調整を加えるといった感じなので、当初から迷うことなくスタートできました」と、GRヤリス初年度から勝利を積み重ねてきた田伏選手。第2ヒートになっても田伏選手のタイムは更新されることなくウィニングランとなった。「ドライビングに関しては、ようやくクルマに慣れてきたところです。思い通りにクルマを動かせず、何とか1本目のタイムで勝つことができました」という通り、田伏選手は第2ヒートでタイムダウンを喫してしまうも、シーズン4連勝を決めて自身初となる地区戦タイトルを満点で確定させた。

R4クラス優勝の田伏雅樹選手(ADVAN☆JTS+GRヤリス)。
2位は桝田努選手(ADVAN HMC GRヤリス)、3位は迫谷政則選手(SF吉田屋カピバラインプレッサ)。
R4クラスの表彰式。左から2位の桝田選手、1位の田伏選手、3位の迫谷選手、4位の池内翔馬選手(BSチェリッシュランサーエボ4)。

PNAクラス

 70ポイントで首位に立っている髙屋隆一選手を、55ポイントで追う多田雅哉選手の二人に絞られたPNAクラスのタイトル争い。ポイント差は15ポイントと髙屋選手が大きくリードしているが、第2戦を欠場している多田選手は今回のポイントを全て加算できるため、髙屋選手も油断ならない状況だ。

 第1ヒートでトップタイムをマークしたのは、シリーズ3番手の渡辺大祐選手でタイムは1分17秒151。多田選手は1分19秒台の2番手タイム。髙屋選手はタイム的にはトップかと思われたがパイロンペナルティで3番手と、波乱含みの展開で第1ヒートを折り返す。

 そして第2ヒート。タイトル確定の条件は優勝しかない多田選手にとっては、何としてもトップタイムを刻みたいところだったが、ミスコースをしてしまい万事休す。最終戦での逆転は叶わず、ここでタイトル争いから脱落。一方、暫定トップをキープしている渡辺選手は、1分16秒098まで自己タイムを更新、今季初優勝を狙う。しかし、勝負を決めたのはラストゼッケン髙屋選手。第2ヒートはきっちり決め、1分15秒536で逆点。優勝でシリーズを締めくくった。

「シーズン通してドライ路面で戦えたのが良かったです。PNAクラスは二駆と四駆が混走なので、ウェット路面ではきついかなと思ってました。いずれにしても、今シーズンは自分のできる範囲で走るしかない、という気持ちで挑みました」と語った髙屋選手が全日本ドライバーの貫禄を見せ、四駆勢を抑えてタイトルを確定させた。

PNAクラス優勝の髙屋隆一選手(BSぢっぷすNT☆CP2BRZ)。
2位は渡辺大祐選手(テラ☆ラブカYHDXLランサー)、3位は多田雅哉選手(JT北辰GRヤリスDL)。
PNAクラス表彰の各選手。

PN2クラス

 ポイントリーダー武内靖佳選手と、シリーズ2番手の石井拓選手によるタイトル争いとなったPN2クラス。

「中国地区のPN2クラスは強力な選手ばかりですので、その中で切磋琢磨してレベルを上げてきたので、すごく良いクラスだと思います。もちろん優勝を狙います」と武内選手。一方で、「PN2クラスは今シーズンからで、武内選手や西村選手といった昨年の上位選手と勝負になればと思っていたのですが、ここまで何とか戦えたようです(笑)」と、昨年のR2クラスから転向してきた石井選手。

 二人のポイント差は僅か2ポイントと、まさにガチンコ勝負となったわけだが、その戦いに割って入ったのが全日本ドライバー古田公保選手。「中国地区戦は、今年の第2戦に参戦して優勝したのですが、PN2クラスの方々に、『最終戰も来ますよね?』と脅されたので(笑)やって来ました」と、今回の参戦を余儀なくされた?古田選手が、タイトル争いにどう絡んでくるかも注目だった。

 その第1ヒート、1分12秒311のトップタイムをマークしたのは、やはり古田選手。そして2番手には1分13秒516で石井選手、武内選手は石井選手から約0.2秒遅れの3番手と、タイトル争いは接戦で第1ヒートを折り返す。

 第2ヒート、優勝で逆転タイトルを確定したい武内選手は約1.5秒のタイムアップが必須。しかし、1分12秒台に突入するもトップタイムには0.89秒及ばず2番手どまり。更にトップタイムを伸ばして優勝を決定づけたい古田選手だったが、パイロンペナルティを犯して後続の結果を待つことになった。

 5番手まで順位を落としていた石井選手は、3位以上を獲得すればタイトルを確定できる。しかし、痛恨のパイロンペナルティを犯して5位は変わらず万事休す。古田選手が最終戦の勝利を収め、逆転で2位を獲った武内選手がシリーズチャンピオンを確定させた。

 優勝の古田選手は「2本目は、1本目で甘かったところを詰めれば0.5秒上げられると思ったのですが、パイロン触っちゃいました(笑)。実は、7月くらいに良く曲がる良いセットが出たのですが、その挙動に自分がついて行けず、それ以降パイロンタッチが増えてしまったので、しっかり矯正していかなければいけませんね」と、課題はあったようだが、今回も全日本ドライバーの速さを見せつけた。

 そして古田選手には敗れたものの、第2ヒートの逆転でタイトル確定の武内選手は、「やはり、古田選手が来ているということで、“良い意味で”気負ってしまい、ターンで失敗しました(笑)。タイム差もかなりありますので、何とかしないと、と思ってます」と戦いを振り返った。そして「毎戦、誰が優勝してもおかしくない中国地区のPN2クラスでチャンピオンを獲れたということは、とてもうれしいです」と、最後は笑顔でコメントを残した。

PN2クラス優勝の古田公保選手(DL505XPLロードスター)。
2位は武内靖佳選手(DLトーマスRAYロードスター)、3位は中嶋竜成選手(DLスノコTAPSロードスター)。
PN2クラスの表彰式。左から4位の片山賢一郎選手(DLLTT4ロードスター)、2位の武内選手、1位の古田選手、3位の中嶋選手、5位の西村優輝選手(DLクスコWM十升ロードスター)、6位の石井拓選手(JT鴎DLロードスター高瀬舟F)。

PN3クラス

 開幕から3連勝の内田敦選手が、すでにシリーズチャンピオンを確定させているPN3クラス。

「昨年はタイトルを逃して連覇が途切れて悔しかったのですが、今年は奪回できてうれしいです。ただ、シリーズの前半は良かったのですが、後半になってからはなぜか調子を落としてます」という内田選手の第1ヒートは、4番手タイムと出遅れる。トップタイムをマークしたのはシリーズ2番手、第4戦で今季初優勝を飾った池澤亮太選手。このクラスでは少数派となってしまったFF車のスズキ・スイフトスポーツを駆り、クラス唯一の1分13秒台をマークする。

 第2ヒートでも池澤選手はおよそ0.7秒のタイムアップを果たしてトップをキープ。ラストゼッケン内田選手も約1.2秒のタイムアップで猛追、シリーズチャンピオンの意地を見せるも、ゴールタイムは0.124秒及ばず2位。僅差で池澤選手が逃げ切った。

「今シーズンは、第2戦の備北の最下位が痛かったですね。そのポイントを捨てポイントにして、残り全て死ぬ気で頑張ったのですが、内田選手には届きませんでした」とシリーズを振り返った池澤選手。「FFはターンがタイムの稼ぎどころなので、2本目は最後のターンにエアを合わせて、狙い通りタイムアップできました。欲を言えば1分12秒台に入れたかったのですが、内田選手の満点チャンピオンは阻止できたので気分が良いですね(笑)」と、後半2戦を優勝で飾った締めくくりに、笑顔で言葉を添えた。

PN3クラス優勝の池澤亮太選手(DLJT鴎ワークスSOスイフト)。
2位は内田敦選手(DLXPLロードスターRF)、3位は竹村穣選手(JT・フェニックスGR86)。
PN3クラスの表彰式。左から2位の内田選手、1位の池澤選手、3位の竹村選手、4位の松村正吾選手(DL☆BPS☆トーマスGR86)。

BC2クラス

 第4戦終了時点で、シリーズ上位4選手がタイトル確定の権利を残している混戦のBC2クラス。第1ヒート、1分15秒から16秒台を推移していた争いの中、1分12秒台までタイムを詰めたのがシリーズ2番手の坂本稔和選手。

「全体的に藤井選手に圧され気味ですね。練習不足というのもありますが、走りの詰めが甘いです」と語っていた坂本選手が、まずはトップタイムを更新するが、しかしそのタイムを約0.7秒上回り1分11秒台に突入したのがポイントリーダーの藤井雅裕選手だった。

「エンジンは調子が良いので基本のメンテナンスだけですが、足回りはシーズン通して常に進化しています」という藤井選手が、坂本選手をかわして第1ヒートをトップで折り返す。

 しかし、第2ヒートで坂本選手が藤井選手のタイムを0.282秒更新する1分11秒503を叩き出しトップに躍り出る。逆転を狙う藤井選手も自己タイムは更新するが、その伸び代は僅か0.091秒に留まりトップ奪回ならず。RX-7対決となった最終戦のタイトル争いは僅差を制した坂本選手に軍配が上がった。

「1本目は、走行中にインナーフェンダーが外れてしまって、そこから集中力が切れてしまったのですが、2本目は気持ちを切り替えて、何とか勝つことができました」と明かした坂本選手。続けて「走りの内容としては周りから突っ込まれましたが(笑)、多分置きにいきすぎたのではと思います」と、笑顔とともにコメントした坂本選手が、自身初となる地区戦タイトルを確定させた。

BC2クラス優勝の坂本稔和選手(石原製作所BSSSSRX7)。
2位は藤井雅裕選手(BPF☆TY☆マジックRX-7)、3位は花本豊壽選手(SPIRITササキS2000)。
BC2クラスの表彰式。左から4位の早坂怜選手(小西ADVANプロミューCRX)、2位の藤井選手、1位の坂本選手、3位の花本選手、5位の井上洋選手(BPF速心ATSインテグラMW)、6位の千葉圭一選手(ノリモンレーシングロードスター)。

BC3クラス

 BC3クラスは、第2戦が不成立となり今シーズンは全4戦で争われ、すでに3勝している佃真治選手がシリーズチャンピオンを確定させている。

「毎戦、成立か不成立かギリギリの参加台数だったので、とりあえずシリーズとして成立して良かったという感じです(笑)。そういった状況でしたが、勝てて良かったです」と、佃選手は最終戦も第1ヒートからトップタイムをマーク。第2ヒートでも自己タイムを更新し、2位以下を大きく引き離して優勝。

「今回は、足回りのセッティングを変更してコーナリングスピードを上げることができました。それがタイムに反映されたと思います」と勝因を語った佃選手が、完全勝利でシリーズを締めた。

BC3クラス優勝の佃真治選手(DL自動車トーマス☆白ヤリス)。
2位は根岸雅也選手(DL☆BPF吉田屋インプレッサ)、3位は藤木誠選手(プレジール・ヤリス)。
BC3クラス表彰の各選手。

2025年JMRC中国ジムカーナ チャレンジシリーズ 第7戦

チャレンジクラス、クローズドクラス

 併催のJMRC中国ジムカーナチャレンジシリーズは、第1ヒートで突然の雨に見舞われ波乱の展開となったが、その中で4番手につけていた大峽颯斗選手が、ドライ路面となった第2ヒートでおよそ8.4秒のタイムアップを果たし逆転優勝。シリーズでは、2位入賞の菅野祐介選手がシーズンを通して安定した成績を収め、タイトルを獲得した。

 またクローズドクラスは、桒田恵美選手が孤軍奮闘。第1ヒートではミスコースだったものの、第2ヒートは無事完走を果たした。

チャレンジクラス優勝の大峽颯斗選手(DL十升卍八雲蓮空ロードスター)。
2位は菅野祐介選手(DL SP ロードスター)、3位は宮井浩志選手(OT☆イワモトR☆山大GR86)。
チャレンジクラスの表彰式。左から4位の寺尾晋一選手(広工大インテグラ)、2位の菅野選手、1位の大峽選手、3位の宮井選手、5位の北村一貴選手(山大米8810号有終のヴィッツ)、6位の中川海人選手(山大山口公認(笑)ロードスター)。
クローズドクラス完走の桒田恵美選手(YUACプロμどきどきスイフト)。

PHOTO/友田宏之[Hiroyuki TOMODA]  REPORT/友田宏之[Hiroyuki TOMODA]、JAFスポーツ編集部[JAFSPORTS]

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