オートテスト岩手・一関大会にJAF WOMEN IN MOTORSPORTがコラボレーション! 2021年は全国4箇所のオートテストで女性の活動を徹底サポート

レポート オートテスト

2021年11月8日

11月の岩手・一関大会を皮切りに今年は全国4箇所で開催されるJAF WOMEN IN MOTORSPORT共催オートテストがついにスタート! ここではJAFウィメン・イン・モータースポーツ作業部会委員のスペシャルレポート付きで各大会の模様をお届けします!

2021年JAFオートテストチャレンジ in 岩手・一関
開催日:2021年11月3日(祝)
開催地:一関市総合体育館・ユードーム(岩手県一関市)
主催:ブレストモータースポーツ

「JAF WOMEN IN MOTORSPORT」をアイコンとして、女性のモータースポーツ参画を推進する活動の支援を続けているJAF。これらの活動は、JAFウィメン・イン・モータースポーツ作業部会が中心となって展開されていて、今シーズンは全国4箇所で行われるオートテストとのコラボレーションが実現。作業部会委員をオートテスト会場に派遣し、女性のオートテスト参戦を徹底サポートする新たなプログラムがスタートすることになりました。

 これまで奈良県大和郡山市で開催されているRC NARAが主催するオートテストにおいて、2年間に渡る先行コラボレーションが行われてきましたが、今年はプログラムを拡大。11月3日の岩手県一関市大会を皮切りに、11月6日の広島県福山市、11月21日の鳥取県境港市、12月12日の奈良県大和郡山市で行われるオートテストについて、「JAF WOMEN IN MOTORSPORT共催」という形で女性サポートプログラムが付帯することになりました。

 第1回目の一関大会には、女性限定のクラスが参加者のスキルに応じて2クラス設定され、参加費も一般参加者に対して半額になる特典も用意されました。また、競技会場には、屋根付きで椅子に座って観戦できる女性専用のコミュニケーションスペースも完備され、委員や仲間と触れ合って、心細い思いを払拭できるような配慮がなされていました。

 今大会にはJAFウィメン・イン・モータースポーツ作業部会の飯田裕子座長と福島佳苗委員、そしてレーシングドライバーでもある三浦愛委員が訪れ、三浦委員は第1ヒート開始前のデモ走行に加えて、第2ヒートの直前には希望する参加者10名を助手席に乗せた同乗走行も披露してくれました。同乗走行を体験した参加者には効果てきめんだったようで、それぞれ第1ヒートよりも成績が向上する結果となっていました。

今大会にはJAFウィメン・イン・モータースポーツ作業部会の飯田裕子座長と福島佳苗委員、三浦愛委員が来場。恒例の女性専用の観戦スペースも完備。
ランニングで慣熟歩行をこなした三浦愛委員は準備万端。女性参加者全員に加え、希望する参加者を助手席に乗せた同乗走行を担当してくれました。
今回は4名の参加となったウィメンクラス。勇気を振り絞って参加した初心者もおり、委員による積極的なサポートも展開されていました。

ここからはJAF WIM委員による、大会スペシャルレポートをお届けします♪

 紅葉シーズン真っ盛りの岩手県一関。オートテストはスーパーに隣接する公共施設の駐車場で開催されました。こちらでは初めて女性クラスが設けられ、4人の女性が参加。オートテストは特別な装備も必要なく手軽に参加できるとはいえ、やはり敷居の高さはあるようで、一人で参加することにはさらにハードルが高いようです。しかし今回は3名の女性が単身で参加してくれました。ちなみにもう一人の女性は女友達に誘われたことがきっかけで参加して、ジムカーナにも参戦するようになったのだとか。今回は件のお友達が参加できず、また別のお友達を初参加へと導いてくれました。

 競技経験者は2名、他の二人はいつもの相棒(車)といつもと違う楽しみを体験してみたいという軽い気持ちで参加してくださったようです。もちろん想像通りというか想像以上だったのか、いつもと違う緊張感もよい刺激となったみたいです。完走したあとの笑顔がとても眩しく見えたのは夕陽のせいだけではなかったと思います。

 午後になるとスーパーの買い物客たちも見物にやって来て、あるママ友たちのグループに「あの車の軽自動車のドライバーは女性ですよ」と言うと、軽自動車でも普通に参加できることを知り、面白そうと感想を述べてくれました。そう、面白そう!で良いと思うのです。

 少し特別なコースという環境下で毎日運転している愛車で、普段の運転を時間を計られているという緊張感のなかで走行体験をしてみると、日頃のドライビングスキルを見つめ直すきっかけにもなると思います。そして新たなステージに進みたいと思えばオートテストに参加するだけでBライセンスも取得できて、本格的な競技にも参加できます。

 一方でオートテストのリピーターも多く、参加理由は色々あっていい。今回の一ノ関大会はスーパーに隣接した会場なだけに、ぜひ一度、“お買い物に出たついで”のような気分でチャレンジしてみませんか? お一人で参加してもJAF Women in Motorsportがサポートさせていただきます!
担当:飯田裕子(JAFウィメン・イン・モータースポーツ作業部会座長)

JAF WIM委員による、女性参加者スペシャルインタビュー♪

ミスコースにもマケズ! 2本目は無事チェッカー

愛車の「雪紅葉」で参加した岩渕佐保里さん。1本目はミスコース。少々落ち込むも様子を察した三浦愛委員の指導もあり、「泣いても笑ってもあと一本、今回は完走を目指して参加したので、頑張って2本目走りました」と岩渕さん。チェッカーを受けたときに「大丈夫(完走できたかな)だったかな」とホッとしたそうです。9年越しのお付き合いという愛車・日産ルークスの助手席にマスコットをお守りのように乗せて走っていた効果もあったのかもしれませんね。

緊張するも、2本目は度胸の走りで記録更新!

愛車の「ハス」で参加した佐々木美幸さん。Twitterでオートテストin一ノ関を知り、勢いで参加したという。1本目が始まる前に意気込みをうかがうと「緊張していて意気込みも何も……」とドキドキ感がこちらにも伝わってきた。最初は“自分のクルマをコースで走らせてみる”ことだけを目標で来てみると、周囲の皆さんの本気の走行に場違い感を抱いていたみたいだったけれど、1本目の走行から無事完走。1本目はコースも要領もわからずただコースを間違わないように走ったけれど2本目はご自身でも勢いをつけられたかな、というようにタイムアップ。次回も参加してみたいという笑顔は朝の緊張した表情とは明らかに違っていました。

車庫入れに苦戦して、初心に返れた秋の空

愛車のデミオで参加した吉川直美さん。ジムカーナにも参戦中の吉川さんは、ジムカーナにはない、オートテストの車庫入れ(バック)に苦戦。「バックギヤは基本使わないので、バックが難しいかったです(苦笑)。オートテストが上手な方がたくさん参加されていて、色々な意味で初心に返ってオートテストに挑戦することができた」そうです。

オートテストにハマってジムカーナにも挑戦中

愛車の「女子力爆発!? S660」で参加した熊谷香さん。MT-Aクラスで速かった人の動画をギリギリまで見て2本目で走り方を変えるも、「パイロンを踏んでしまって、意気込みすぎた」と語る。オートテストの魅力は「出るたびに仲間が増えるところがいい」とのこと。会社の同僚の方に誘われて参加したのがきっかけで、「最初は全然走れなくて、周りの人が教えてくれて二年間続けることができた」とか。そしてさらにジムカーナにまで参戦するようになったのだそうです。「来年はJMRC戦にフル参戦予定。オートテストももちろん出ますよ!」と、熊谷さん

裏方さんも大活躍! コース作成にもチャレンジ

今大会の主催者であるブレストモータースポーツ岩渕競技長の愛娘・涼音さんもイベント運営に協力。実は今回のコース作成にも関わっているとか。前回、デジタルが苦手なお父さんに代わって、手書きのコースをパワーポイント(パソコンのソフト)で清書したことがきっかけだったのだとか。今回は「バックを難しくしたい」というお父さんのアイデアを活かし、バック(縦列駐車っぽい車庫入れ)がとにかく“肝”となるコースを作成。「オートテストは速さじゃなくて能力の確認にもなりますし、その点ではバックも難しくして自分の技術を測ってもらえたらいいなぁと思います」と涼音さん。今後も裏方として参加していきたいと仰っていました。

フォト/宇留野潤、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部、飯田裕子

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