サントピア岡山総社で2021年JAF中四国ラリー選手権表彰式/2021年JMRC中国・四国ラリーシリーズ表彰式が開催!
2022年1月24日
中国地区と四国地区の2021年ラリーを締めくくる、2021年JAF中四国ラリー選手権表彰式が、岡山県総社市のサントピア岡山総社で開催された。当日は2021年JMRC中国・四国ラリーシリーズ表彰式もあり、新型コロナウイルス感染対策を採りながら実施された。
2021年JAF中四国ラリー選手権表彰式/2021年JMRC中国・四国ラリーシリーズ表彰式
開催日:2022年1月15日
開催地:サントピア岡山総社(岡山県総社市)
主催:JAF中国本部、JAF四国本部、JMRC中国、JMRC四国
吉備路の高台に位置するサントピア岡山総社にて、1月15日に2021年のJAF中四国ラリー選手権、JMRC中国・四国ラリーシリーズの表彰式が執り行われた。2020年の表彰式は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けて中止となっており、実に2年ぶりの表彰式開催となった。
このJAF中四国ラリー選手権表彰式は、中国地区および四国地区のラリーがJAF地方選手権に復帰後、JAF中国地方選手権やJAF四国地方選手権のモータースポーツ表彰式とは別日程で開催されているものだ。なお四国地方選手権の表彰式は1月9日に実施されたが、中国地方選手権の表彰式は1月11日に中止が発表されている。
表彰式が始まる2時間前の15時からはJMRC中国・四国ラリー部会総会が行われた。JMRC中国ラリー部会の山本博文部会長の進行の下、各クラブ員が多数出席。まず2021年度の報告に始まり、2022年度役員の選出、そして2022年シリーズカレンダーや規則等、約1時間30分に渡って議題内容の確認をし、また活発に意見が交わされた。
総会が行われているのと同時に別会場にて着々と準備が進められていたJAF地方選手権表彰式は、予定通り16時40分から受付開始、17時からスタートとなった。都合により出席が叶わなかったJAF四国本部の内海敏行事務局長に代わり、同事業部・土井敏之部長による事務局長の挨拶代読で表彰式の幕が開ける。表彰式全般の司会進行は原野雅子氏が担当した。
表彰対象者らは参戦したクラスや部門ごとに会場内の円卓に分かれ、指定された座席に着席し、ステージ上で行われる表彰式の模様を厳粛な面持ちで見守った。2021年のJAF中四国ラリー選手権はFG-1~4クラスのそれぞれドライバー部門とナビゲーター部門が表彰され、JAF四国本部の土井部長がプレゼンターを務めた。
この表彰式の賞典の授与については、トレーに載ったトロフィーや楯を表彰対象者自らが受け取る形が採られた。またチャンピオンを始めとする表彰対象者のコメントの時間はなく、賞典を受け取った後は速やかにステージから降壇。シンプルかつスピーディな表彰式となった。
JAF地方選手権の表彰式を終えた後は、会場から一旦退出して仕切り直しとなる。少し間を開けてスタートした懇親会は、事前に抽選で席替えが行われ、それまでの表彰式とは一風変わった雰囲気に包まれた。また円卓のテーブルには会席料理が準備され、宴のムードが高まっていた。
最初にJMRC中国ラリー部会の山本部会長が挨拶、そしてJMRC四国ラリー専門部会の高木一之部会長の乾杯の音頭で懇親会が始まる。出席者はお互いのシリーズの健闘を称えつつ、会席料理に舌鼓を打っていた。しばしの食事と歓談を経て、JMRC中国・四国ラリーシリーズ表彰式が始まった。
西日本グラベルラリーツアー、JMRC中国・四国ラリーシリーズFGC1クラス、FG-1~4クラスのドライバー部門およびナビゲーター部門の表彰が行われ、表彰対象者はステージに上がって表彰状を受け取ると共に、シリーズを振り返るひと言コメントを発表した。続いてJMRC全国オールスターラリーフェスティバルの参加選手、そして中止となった2020年表彰式の表彰対象者の紹介が行われた。
今回、例年恒例のビンゴ大会は形式を変え、お楽しみ抽選会として実施。懇親会の受付時に数字の刻まれた抽選券をくじ引きし、また景品それぞれに数字を紐づけしていき、該当の数字を持っていた人が景品をゲットできるというものだ。協賛のモータースポーツグッズを始め、さまざまな豪華賞品を獲得できるチャンスに一喜一憂した。
2022年に開催される中国・四国ラリーシリーズのカレンダーならびに大会概要が発表され、主催者らが挨拶。そして最後はJMRC四国広報部の原信義副部会長による中締めで懇親会はお開きとなった。
フォト/山口貴利、JAFスポーツ編集部 レポート/JAFスポーツ編集部