2023シーズンの近畿モータースポーツ表彰式が今回も大阪市内で華々しく開催!

ニュース JAFWIM その他

2024年3月7日

2023シーズンも各シリーズで熱戦が繰り広げられた近畿地区のモータースポーツ。ジュニアカート選手権とジムカーナ、ダートトライアル、そして中部地区と合同で開催したラリーの各JAF地方選手権、そしてJMRC近畿シリーズで優秀な成績を収めた選手たちを称えるJAF近畿地方選手権 JMRC近畿シリーズ2023モータースポーツ表彰式が2024年2月11日に大阪市内で開催された。

JAF近畿地方選手権 JMRC近畿シリーズ2023モータースポーツ表彰式
開催日:2024年2月11日
開催地:ANAクラウンプラザホテル大阪(大阪府大阪市)
主催:JAF関西本部、JMRC近畿

 会場は2022シーズンの表彰式から晴れの舞台を担っている、大阪市北区に建つANAクラウンプラザホテル大阪の大宴会場「万葉」。新型コロナウイルス感染症も5類に移行し、日常生活においても様々な制約が緩和されつつある中、近畿モータースポーツ表彰式もコロナ禍以前に近いかたちで開催された。

会場となったANAクラウンプラザホテル大阪は上に阪神高速11号池田線が走る堂島川沿いに立ち、大阪駅・梅田駅からも徒歩圏内と、近畿各地の受賞者たちも様々な交通手段で集いやすい、抜群の立地に建つ。

 式典は先に表彰式が行われた後に、懇親会が行われるスタイルが復活した。

 表彰式はJAFモータースポーツ部の村田浩一部長に代わり、大野光一モータースポーツ振興・業務推進プロジェクトチームマネージャーによる代読、JMRC近畿の武地満喜運営委員長による主催者挨拶によって幕を開けた。

 賞典はジュニアカート、ジムカーナ、ダートラ、ラリーの順で、ジムカーナとダートラ、ラリーは地方選手権の後にJMRCシリーズの授与が行われた。

 ジュニアカートは大野マネージャー、JAF近畿ジムカーナ選手権とJAF近畿ダートトライアル選手権、JAF中部・四国ラリー選手権はJAF関西本部の金原秀行事務局長、JMRC近畿ジムカーナシリーズはJMRC近畿の吉川寛志ジムカーナ部会長が、JMRC近畿ダートトライアルシリーズはJMRC近畿の田岡一浩ダートトライアル部会長、JMRC近畿ラリーシリーズはJMRC近畿の梅津祐実ラリー部会長がプレゼンターを務め、各クラスの受賞者たちに賞典が手渡された。

主催者挨拶ではJAFモータースポーツ部モータースポーツ振興・業務推進プロジェクトチームの大野光一マネージャーが登壇。村田浩一モータースポーツ部長の祝辞を代読した。
大野マネージャーに続き、JMRC近畿の武地満喜運営委員長が登壇。2023シーズンの近畿モータースポーツを盛り上げた受賞者たちの健闘を称えて、受賞を祝った。
2022シーズンの表彰式と同じく、受賞者たちは会場中央に設けられたランウェイを歩み、壇上に向かった(左)。コロナ禍では盆上から受賞者が受け取る、などのかたちで授与されていたが、プレゼンターが直接手渡しするかたちに戻された(右)
チャンピオンは戴冠の喜びや2023シーズンの振り返り、2024シーズンの抱負など、壇上で一言述べた。
司会は近畿モータースポーツ表彰式ではおなじみの木嶋弘子氏。今回も素晴らしく円滑に式の進行をリードした。

 全てのシリーズの賞典の授与が行われて表彰式が閉会すると参加者たちは一旦退場。暫しの間がおかれ、化粧直しを施された同会場にて、懇親会が行われた。

 2020年に開催された、2019シーズンの表彰式以来となる、立食ビュッフェ形式が復活するとあって、懇親会も楽しみにしていた受賞者も多かったのであろう。前菜からデザートまで、多種多様な料理などに舌鼓をうちながら、交流を深めていた。

 宴もたけなわの中、武地運営委員長が再び登壇、一本締めで近畿モータースポーツの2023シーズンを締めくくった。受賞者たちは3月から続々とスタートが切られる2024シーズンでの健闘を誓いながら、帰路についた。

懇親会の冒頭には、金原事務局長が登壇。ジュニアカート選手権の受賞者たちを壇上に呼び、未来のモータースポーツを担う人材を育てることの重要性と、未来に向けて努力を重ねる若きドライバーたちを称え、開会の挨拶とした。
JMRC近畿の池田哲也副運営委員長/事務局長が金原事務局長に続き登壇、乾杯の音頭をとった。
2020年に開催された2019シーズンの表彰式以来の復活となった、懇親会と立食形式のビュッフェ。受賞者をはじめとした参加者たちは色とりどりでバラエティー豊かな料理の数々を味わいながら、モータースポーツ談義などに花を咲かせ、楽しんでいる様子だった。
懇親会の中では来賓の、JMRC中部の嶽下宗男運営委員長(左上)、住友ゴム工業株式会社の谷川利晴氏(右上)、株式会社ブリヂストンの山内真理氏(左下)、名阪スポーツランドを運営する恒和株式会社の中塚宏明代表取締役(右下)が登壇して挨拶を述べた。
JMRC近畿の吉川寛志ジムカーナ部会長が登壇して優勝旗を掲げ、2023年11月11~12日、愛知県のキョウセイドライバーランドで開催された、2023年JMRC西日本ジムカーナフェスティバルin中部の地区対抗戦で優勝したことを報告した(左)。優勝旗を広げているのは、PN5クラスで勝利を挙げた西川佳廣選手(右)。
武地運営委員長が再び登壇、一本締めを行って、懇親会の閉会とともに2023シーズンを締めくくった。
2023年ジュニアカート選手権ジュニアカデット部門チャンピオンの元田心絆選手と3位の佐藤天斗選手。
2023年ジュニアカート選手権ジュニア部門チャンピオンの中西凜音選手。
2023年ジュニアカート選手権 琵琶湖・石野・神戸シリーズ ジュニアカデット部門チャンピオンの島津舞央選手。3位の橋本凛久選手は欠席。
2023年ジュニアカート選手権 琵琶湖・石野・神戸シリーズ ジュニア部門2位の片岡陽選手。3位の橋本佳晟選手は欠席。
2023年JAF近畿ジムカーナ選手権2PDクラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの段上泰之選手、2位のMOTOHIRO選手、3位の浜本清治選手、4位の下里太介選手、5位の樋口智哉選手、6位の日置尚宏選手。
2023年JMRC近畿ジムカーナ部門チャンピオンシリーズ2PDクラスは左から、チャンピオンの段上選手と2位のMOTOHIRO選手が表彰された。
JAF近畿ジムカーナBR1クラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの太田雅喜選手、2位のよこ山弘之選手、3位の玉木航選手、4位の廣瀬成章選手、5位の福尾成泰選手、6位の川那辺学選手。
JMRC近畿ジムカーナ チャンピオンシリーズ2PDクラスは、左からチャンピオンの太田選手、2位のよこ山選手、3位の玉木選手、4位の廣瀬選手が表彰された。
JAF近畿ジムカーナBR2クラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの張靖遠選手、2位の寺谷正樹選手、3位の土井祥司選手、5位の長澤宏行選手。4位の稲上佳彦選手と6位の古川雅崇選手は欠席。
JMRC近畿ジムカーナ チャンピオンシリーズBR2クラスは左から、チャンピオンの張選手と2位の寺谷選手が表彰された。
JAF近畿ジムカーナBR3クラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの間瀬戸勇樹選手、2位の朝原崇選手、3位の佐藤英也選手、4位の中村寛選手。5位の福井満也選手と6位の石井拓選手は欠席。
JMRC近畿ジムカーナ チャンピオンシリーズBR3クラスは左から、チャンピオンの間瀬戸選手と2位の朝原選手が表彰された。
JAF近畿ジムカーナBR4クラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの大田健太郎選手、3位の福本真隆選手、4位の西田隆男選手、5位の出口森雄選手、6位の北村健選手。2位の日野良一選手は欠席。
JMRC近畿ジムカーナ チャンピオンシリーズBR4クラスは、チャンピオンの大田選手が表彰された。2位の日野選手は欠席。
JAF近畿ジムカーナLクラスの受賞者のみなさん。左から2位の砂田光恵選手、3位の藤井一代選手、5位の田中佳代子選手。チャンピオンの辰巳知佳選手、4位の平野信子選手、6位の早川杏樹選手は欠席。
JMRC近畿ジムカーナ チャンピオンシリーズLクラスは2位の砂田選手が表彰された。チャンピオンの辰巳知佳選手は欠席。
JAF近畿ジムカーナPN1クラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの奥浩明選手、2位の古田公保選手、4位の加藤剛規選手、5位の前田忍選手、6位の山村一真選手。3位の上地秀樹選手は欠席。
JMRC近畿ジムカーナ チャンピオンシリーズPN1クラスも左からチャンピオンの奥選手、2位の古田選手、4位の加藤選手、5位の前田選手、6位の山村選手が表彰された。3位の上地選手は欠席。
JAF近畿ジムカーナPN2クラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの鎌尾邦彦選手、2位の田北一賀選手、3位のたけだあきひと選手、4位の江副弘和選手、6位の島田昌典選手。5位の黒田有一選手は欠席。
JMRC近畿ジムカーナ チャンピオンシリーズPN2クラスは左からチャンピオンの鎌尾選手、2位の田北選手、3位のたけだ選手、4位の江副選手が表彰された。
JAF近畿ジムカーナPN3クラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの福永隆一選手、2位の江島英哉選手、3位の胸元貴大選手、4位のかつこ選手、5位の吹井望選手、6位の菱田真也選手。
JMRC近畿ジムカーナ チャンピオンシリーズPN3クラスは左からチャンピオンの福永選手、2位の江島選手、3位の胸元選手が表彰された。
JAF近畿ジムカーナPN4クラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの西川佳廣選手、6位の十川武選手。2位の小玉知司選手、3位の暮部雄一郎選手、4位の杉本季優選手、5位の古谷美佳子選手は欠席。
JMRC近畿ジムカーナ チャンピオンシリーズPN4クラスのチャンピオン、西川選手。2位の小玉選手、3位の暮部選手は欠席。
JAF近畿ジムカーナSB1クラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの大原秀樹選手、2位の藤林伸吉選手、4位の三木田良行選手、5位の本山泰久選手。3位の中島圭吾選手は欠席。
JMRC近畿ジムカーナ チャンピオンシリーズSB1クラスは左から、チャンピオンの大原選手と2位の藤林選手が表彰を受けた。
JAF近畿ジムカーナSB3クラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの中嶋敏博選手、2位の喜多治人選手、4位の山本貴嗣選手、5位の野田太一選手。3位の仲健太郎選手と6位の中山務選手は欠席。
JMRC近畿ジムカーナ チャンピオンシリーズSB3クラスも左からチャンピオンの中嶋選手、2位の喜多選手、4位の山本貴嗣選手、5位の野田選手が表彰を受けた。3位の仲選手と6位の中山選手は欠席。
JAF近畿ジムカーナSB4クラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの石田忠義選手、5位の森橋和也選手、6位の苅山大介選手。2位の岡本尚史選手、3位の辰巳浩之選手、4位の米田順一選手は欠席。
JMRC近畿ジムカーナ チャンピオンシリーズSB4クラスのチャンピオン、石田忠義選手。2位の岡本選手、3位の辰巳浩之選手は欠席。
2023年JMRC近畿ジムカーナ部門ミドルシリーズ2PDクラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンのMOTOHIRO選手、2位の段上選手、3位の三矢悠暉選手。
JMRC近畿ジムカーナ ミドルシリーズBR1クラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの本山選手、2位の大髙直郁選手、3位の岩井雅勝選手、4位の上羽悠介選手。
JMRC近畿ジムカーナ ミドルシリーズBR2クラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの張選手、2位の山田和斗選手、3位の松村直人選手、4位の木村優介選手。5位の前田光彦選手は欠席。
JMRC近畿ジムカーナ ミドルシリーズBR3クラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの松川周平選手、2位の奥谷元彦選手、3位の伊東佑輔選手。
JMRC近畿ジムカーナ ミドルシリーズBR4クラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの大倉拓真選手、2位の西川選手、4位の村田寛選手。3位の鈴木敏之選手は欠席。
JMRC近畿ジムカーナ ミドルシリーズPN2クラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの赤沢雄太選手、2位の白尾泰選手、3位の小林雅幸選手、4位の山本祐己選手、5位の下川和大選手。6位の中村博士選手は欠席。
2023年JAF近畿ダートトライアル選手権AE・PNクラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの執行信児選手、2位の坂田智選手、3位の西岡章夫選手、4位の入谷有星選手、6位の岩田直也選手。5位の坂本英彦選手は欠席。
2023年JMRC近畿ダートトライアル部門チャンピオンシリーズAE・PNクラスは、左からチャンピオンの執行選手、2位の坂田選手、3位の西岡選手、4位の入谷選手が表彰された。
JAF近畿ダートラRWDクラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの須川裕二選手、2位の千賀達也選手、3位の藤原涼太郎選手、5位のイデブロック選手、6位の髙畑秀幸選手。4位の多田和生選手は欠席。
JMRC近畿ダートラ チャンピオンシリーズRWDクラスは、左からチャンピオンの須川選手、2位の千賀選手、3位の藤原選手が表彰された。
JAF近畿ダートラNクラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの藤嶋義孝選手、2位の山本浩司選手、3位の木村剛士選手、4位の高久正範選手、5位の清水孝憲選手、6位の成田正喜選手。
JMRC近畿ダートラ チャンピオンシリーズNクラスは、左からチャンピオンの藤嶋選手、2位の山本浩司選手、3位の木村剛士選手が表彰された。
JAF近畿ダートラS1クラスの受賞者のみなさん。左から2位の能塚義豊選手、3位の今村太亮選手、4位の田口都一選手。チャンピオンの北野匡佑選手、5位の倉持陣之介選手、6位の山崎迅人選手は欠席。
JMRC近畿ダートラ チャンピオンシリーズS1クラスも、左から2位の能塚選手、3位の今村選手、4位の田口選手が表彰された。チャンピオンの北野選手、5位の倉持選手、6位の山崎選手は欠席。
JAF近畿ダートラS2クラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの藤本隆選手、3位の宇野研三選手、4位の上土井康朗選手、6位の大下剛選手。2位の松下拓未選手と5位の矢本裕之選手は欠席。
JMRC近畿ダートラ チャンピオンシリーズS2クラスは、左からチャンピオンの藤本選手、3位の上土井選手、5位の大下選手、6位の伊藤益弘選手が表彰を受けた。2位の松下選手と4位の矢本選手は欠席。
JAF近畿ダートラDクラスの受賞者のみなさん。左からチャンピオンの金井宏文選手、3位の小川浩幸選手、6位の山口幸男選手。2位の田中伸彦選手、4位の上村智也選手、5位の絹川雅之選手は欠席。
JMRC近畿ダートラ チャンピオンシリーズDクラスのチャンピオン、金井選手。2位の田中選手は欠席。
2023年JMRC近畿ダートトライアル部門ジュニアシリーズJPN+クラス受賞者のみなさん。左からチャンピオンの亀山慎之介選手、2位の藤原尚哉選手。
JMRC近畿ダートラ ジュニアシリーズJ1クラス受賞者のみなさん。左からチャンピオンの岡﨑大悟選手、2位の前博人選手、3位の中原優介選手、4位の川口晴彦選手。
JMRC近畿ダートラ ジュニアシリーズJ2クラス受賞者のみなさん。左からチャンピオンの山本裕子選手、2位の近藤俊之選手、3位の5L-YAGGIINO選手。
2023年JAF中部・近畿ラリー選手権DE-1クラス ドライバー受賞者のみなさん。左からチャンピオンの金岡義樹選手、3位の蒲生裕一選手、4位の廣嶋真選手。2位の小泉敏志選手、5位の林正嗣選手、6位の八瀬誠選手は欠席。
中部・近畿ラリーDE-2クラス ドライバー受賞者のみなさん。左からチャンピオンの貝原聖也選手、3位の中野敬太選手、4位の中野光選手、6位の東隆弥選手。2位の石川紗織選手、5位の松村智選手は欠席。
中部・近畿ラリーDE-5クラス ドライバー受賞者のみなさん。左からチャンピオンの島根剛選手、3位の城野真輝選手、4位の奥田晃弘選手。2位の塙将司選手、5位の福島徳也選手、6位の石黒一暢選手は欠席。
中部・近畿ラリーDE-6クラス ドライバー受賞者のみなさん。左からチャンピオンの洪銘蔚選手、3位の杉本治選手、5位の松浦順子選手。2位の三宅泰正選手、4位の小川由起選手、5位の上野裕士選手は欠席。
中部・近畿ラリーDE-1クラス コ・ドライバー受賞者のみなさん。左からチャンピオンの関本貴史選手、3位の廣嶋浩選手、4位の清水昭一選手。2位の前田健吾選手、5位の白崎清之選手、6位の川名賢選手は欠席。
中部・近畿ラリーDE-2クラス コ・ドライバー3位の森博則選手。チャンピオンの西﨑佳代子選手、2位の村山朋香選手、4位の森井康貴選手、5位の粕川凌選手と原野雅子選手は欠席。
中部・近畿ラリーDE-5クラス コ・ドライバーチャンピオンの藤沢繁利選手と5位の濱田翔多選手。2位の一栁修馬選手、3位の朴木博則選手、4位の穴井謙志郎選手、5位の吉井和久選手と齊田美早子選手、中島大貴選手は欠席。
中部・近畿ラリーDE-6クラス コ・ドライバー受賞者のみなさん。左からチャンピオンの坂井智幸選手、2位のHARU選手、5位の山本祐也選手。3位の多比羅二三男選手、4位の石田裕一選手、5位の伊藤直美選手は欠席。
2023年JMRC近畿SSラリーシリーズDE-1クラス コ・ドライバーチャンピオンの真嶋浩選手。ドライバーチャンピオンの小泉選手は欠席。
JMRC近畿SSラリーシリーズDE-2クラス受賞者のみなさん。左からドライバーチャンピオンの中野選手と2位の浜口淳選手、コ・ドライバーチャンピオンの森選手と2位の三好明宏選手。
JMRC近畿SSラリーシリーズDE-5クラス受賞者のみなさん。左からドライバー3位の中澤康介選手とコ・ドライバーチャンピオンの川井大空選手。ドライバーチャンピオンの塙選手と2位の吉田知史選手、コ・ドライバー2位の齊田選手と3位の朴木選手は欠席。
JMRC近畿SSラリーシリーズDE-6クラス受賞者のみなさん。左からドライバーチャンピオンの杉本治選手とコ・ドライバーチャンピオンの松岡陽一選手。コ・ドライバーチャンピオンの芝村政紀選手は欠席。
2023年JMRC近畿アベレージラリーシリーズ受賞者のみなさん。左からドライバーチャンピオンの有川和正選手と2位のTOM SUZUKI選手と3位の松井弘成選手、コ・ドライバーチャンピオンの小林隆広選手と2位の藤嶋義孝選手と3位の佐柳陽選手。

2023年ジュニアカート選手権/JAF近畿地方選手権「初」チャンピオンインタビュー

2023年ジュニアカート選手権ジュニア部門 中西凜音選手
2023シーズンのジュニアカート選手権のジュニアチャンピオン、中西選手は4歳からカートに乗り、13歳で戴冠を果たした。「(神戸スポーツサーキットでの)開幕は2戦とも勝てて良かったんですけど、東(新東京サーキットと本庄サーキットでの第3~6戦)はあまり良くなくて」と、不調に陥った。しかし、車両が不調の原因と分かり、改善した中山サーキットでの第7・8戦では「教えてくれる人がたくさんいて良い環境で練習できたので、レースではトラブルもあったんですけど、一番楽に走れました」とシーズン一番だった、と言う走りを見せて2連勝を果たして復調を果たし、スポーツランドSUGOでの第9・10戦まで一気に4連勝でチャンピオンを決めた。2024シーズンはステップアップして、新たなシリーズに挑むと言う中西選手。「新しいエンジンになったりするので、負けたりダメだったりしても、新しいことをどんどんやって経験を積んでいきたいです」と次の舞台でのさらなる成長に、期待を膨らませていた。
2023年ジュニアカート選手権ジュニアカデット部門 元田心絆選手
11歳の元田選手がカートを始めたのは7歳の時。F1ドライバーをはじめ、レーシングドライバーにあこがれてカートを始めるドライバーが多い中、「お父さんがレンタルカートに乗ってて、それを見てやってみたい、と思いました」とカートに乗ったきっかけを語ってくれた。2シーズン目を迎えたジュニアカート選手権のジュニアカデットでは「1日2戦あって厳しいけど2勝が毎戦できて良かったです」と、開幕6連勝を果たす強さを見せてチャンピオンを獲得。「トップに立つと焦っちゃっていたんですが、“練習だ”と思うようにしたのが一戦目でできて自信になりました」と、6連勝を遂げたきっかけを語る。「地元ではないんですけど、周回数も多くてタイヤに厳しい感じが自分に合って結構得意です」と言う、中山サーキットで大差をつけた5勝目と6勝目が元田選手の2023シーズンベストレース、とのこと。2024シーズンは参戦クラスを変えてステップアップするそうだが、「去年も行ったけど、今年も行きたいです」と海外でのレースへの挑戦に、目を輝かせていた。
2023年ジュニアカート選手権 琵琶湖・石野・神戸シリーズ ジュニアカデット部門 島津舞央選手
表彰式の日が12歳の誕生日、という島津選手は2023シーズンに誕生した琵琶湖・石野・神戸シリーズ ジュニアカデットの初代チャンピオンとともに、ジュニアカート選手権初の女性チャンピオンという栄誉に輝いた。ホームコースの琵琶湖スポーツランドでの第1戦を制すると、石野サーキットでの第2戦では「ほぼ走ったことがなくて、他のレースに出たりもしました」という練習の成果を見せて2連勝を果たした。最終第3戦の神戸スポーツサーキットは「何回かレースをしたことがあって、決勝のタイムは良かったけど、結果が良くなかったです」とのことで、3連勝は成らなかったものの、2位獲得で戴冠を果たした。「バトルとかで寄せられたらすぐ避けていたんだけれど、お父さんに言われたのがきっかけで避けなくなりました」という変化も、この成績にも影響を与えたようだ。表彰台に上がって喜んでいたのが、勝てなかったら悔しい、と大きな成長を遂げた島津選手。地元の琵琶湖を離れ、鈴鹿サーキット南コースや瑞浪サーキットでのシリーズに挑むという2024シーズンで、さらなる成長を果たすであろう。
2023年JAF近畿ジムカーナ選手権2PDクラス 段上泰之選手
全日本ジムカーナ選手権のP・AE1クラスにも参戦する段上選手は、ジムカーナデビュー以来AT車両に乗り続けているドライバーだ。「サイド(ブレーキ)使えないですからね。ライン取りですかね、どうやって回るのがいいか。突っ込んでドン! っていうのができないから、だいたい入口広めで入るのが多いかな。その辺のライン取りはいつも意識しています。なるべく踏めるラインはどこだろう、立ち上がりでできるだけ踏めるようにしたいとは思うけれど、なかなかできないですね」と、AT車両の経験が豊富な段上選手でも、奥は深いようだ。2023シーズンは「2ペダルで地区戦が初めて成立しそうだから何とかがんばりたいな、と思っていて、強いライバルがいましたから、切磋琢磨しながらなんとか獲れたんで良かったです」と、4勝を挙げて2PDクラスの初代チャンピオンに輝いた。2024シーズンも地区戦と全日本を戦う、とのことだが新たな車両を投入するそうだ。「新しいクルマで一年生です」と、新たな挑戦を始める段上選手の走りに注目したい。
2023年JAF近畿ジムカーナ選手権BR1クラス 太田雅喜選手
太田雅喜選手とよこ山弘之選手、チームランチボックス(TLB)のチームメイトであり、ダイハツ・カプチーノを操るふたりによる王座争いとなった2023シーズンのBR1。第6戦終了時点でふたりの有効ポイント差は1点。迎えた最終第7戦では1本目のトップタイムをマークした太田選手に対し、よこ山選手は痛恨のミスコース。よこ山選手は2本目でタイムを残すも、太田選手に約0.6秒及ばず3位。太田選手はタイムダウンを喫して2位に甘んじたものの、僅か2ポイント差で初の地区戦チャンピオンに輝いた。「運が良かったんです。ここまでの接戦になったら、運もありますよ。最後に2位に入れて、本当に良かった」と振り返る太田選手だが2勝を挙げて、さらにここ一番の1本目でトップタイムを出したのは、運ではなく実力であろう。「“還暦でもカッコよく走る!”を目標にここまでやってきましたが、もうその還暦。こうなったらいけるところまでカッコよく走り続けますよ!」と笑顔で宣言した太田選手。最高のライバルでもあるよこ山選手と切磋琢磨しながら、BR1を盛り上げ続けてくれるであろう。
2023年JAF近畿ジムカーナ選手権BR2クラス 張靖遠選手
SB2クラスからBR2に転向した張選手は転向初年で見事、戴冠を果たし、ミドルシリーズのBR2クラスも制して2冠も達成した。「いっぱい走って場数踏んで上達していけました」と、4勝を果たしたミドルへの参戦に加えて、「Sタイヤでの挙動をラジアルで再現しようとしたら、ハッキリ違いが分かったんです。(以前)ミドルに出ていた時は最初からラジアルだったので認識できていませんでしたが、Sタイヤから戻ってきて見えてきました」と、タイヤの使い方で得た収穫が、5勝を挙げて満点で獲得した、初の地区戦チャンピオンに大きな影響を与えたそうだ。これまではDC2型ホンダ・インテグラを駆っていた張選手だが、2024シーズンは2季続けてのクラス転向で後輪駆動の車両に挑戦するそうだ。後輪駆動は初めて、とのことで「アクセルの開け方もそうですし、クルマに座っている時の位置、インテグラはフロント寄りですけど、後輪駆動は結構後輪寄りなんです。自分の運転がイチから変わりますね」と大きな変化を前にその表情からは、不安よりも新たな挑戦への期待が感じられた。
2023年JAF近畿ジムカーナ選手権BR4クラス 大田健太郎選手
2004シーズンにスポット参戦して以来、というミドルシリーズに2022シーズンに復帰を果たしてBR4クラスでチャンピオンを獲得、2023シーズンは地区戦のBR4にステップアップした大田選手。開幕当初は「楽しめたらいいな、って思っていた」そうだが第2戦で勝利を挙げる。「勝ってしまったら楽しむどころかチャンピオン目指したくなるんで、グリップがいいタイヤに変えて、足のセットも変えたんです」とのことだったが、日野良一選手が第5戦で3勝目を獲得。残り2戦は必勝という崖っぷちに立たされたが、第6戦まで1カ月以上空いたことで転機が訪れる。「中休みの合間に練習して。よくターン失敗するんで、そういうところの感覚を掴むのと、足回りのセッティング変更する方向が見出せて、良い練習になったな、と思います」という成果を発揮して2連勝を挙げる逆転劇を見せる。ミドルに復帰前からレッスンや練習会でウデを磨き、復帰後2年で地区戦チャンピオンに駆け上がった。2024シーズンは並みいるライバルたちを迎えうち、連覇を目指すとのことで、BR4がさらに白熱の王座争いを繰り広げることになりそうだ。
2023年JAF近畿ジムカーナ選手権PN4クラス 西川佳廣選手
第2戦で2023シーズン初優勝を挙げると、第5戦まで4連勝を挙げて一気にチャンピオンを決めた、PN4の西川選手。このシーズンから始めた、という全日本への参戦をとおして「緊張しなくなりまして」と変われたことが一番の勝因、と分析している。ミドルシリーズや、中部と四国の地区戦まで足を延ばして武者修行に励んだそうだが、「こんなところ壊れるの? ってところが壊れていました。よう壊れへんかったな! と思いました。あんまり走り過ぎたらダメ、っていうのが分かりましたね」と語るクルマへのダメージも、学びになったようだ。3戦参戦した全日本で「走る前に勝った時の“何で勝てたか”を考えているんですよ、全日本の人たちは。それを知れたのが良かったです。勝つために何をすれば良いか、って全部やるようになりました」という発見も、緊張しなくなった要因かもしれない。2024シーズンはフル参戦するという全日本の舞台で、目標に邁進する走りを見せてくれることに期待したい。
2023年JAF近畿ダートトライアル選手権RWDクラス 須川裕二選手
ダートトライアル歴は丁度10年、と言う須川裕二選手。トヨタ86に乗り換えてRWDクラスへの転向は、ダートラデビューする前に乗っていたAE86以来の後輪駆動の車両(FR)だそうだ。「FR乗るのが30年ぶりだったんで、四駆から乗り換えてもう、課題が山盛りで。いろんな人の力をお借りしてなんとか」と謙遜するものの、第2戦でクラスデビューウィンを飾る。「最後の方だったと思うんですけど、ゴール寸前で後輪が両方ともトラブル抱えて。ギリギリゴールできて結果、2位で終われたんですけど、落としていたらチャンピオンはなかったかな」と振り返る、第5戦と第6戦の連続2位を含む3度の2位獲得も効いて初のチャンピオンに輝いた。2024シーズンも「よりカッコいい“じいじ”であるために走っていきます!」と、須川選手はRWDでの戦いを続けるそうだ。晴れの舞台にも一緒に来てくれた孫たちに「カッコいいじいじ」の姿を見せるべく、山盛りの課題を突破していくことが2連覇への大きなモチベーションとなるに違いない。
2023年JAF中部・近畿ラリー選手権DE-1クラス 金岡義樹/関本貴史組
優勝は第1戦だけだが、5戦参戦したうち4戦でトップ3フィニッシュを果たす安定感ある走りで初の地区戦チャンピオンを獲得した、DE-1の金岡/関本組。金岡選手はJAF全日本ラリー選手権のJN-1クラスにも参戦するドライバーだが、コ・ドライバーの関本選手は2023シーズンがラリーデビューだったそうだ。「もう初戦なんかほとんどノートなんかロストしまくりで、他にもトラブルがあったんですけど、そんな中でも金岡さんは優しく見守ってくれたんです」と控えめの岸本選手だが、「素晴らしい成長でした」と金岡選手が語る成長ぶりは、チャンピオン獲得という結果に現れているはずだ。「ちゃんと(ラリー)ジャパンに出れてセレモニアルフィニッシュまでいけました。目標が達成できて、本当に一年間大変勉強させていただきました」と金岡選手と、サポートした福永修氏はじめオサムファクトリーのスタッフに感謝する岸元選手の2024シーズンは、JN-1にひき続き挑む金岡選手とは異なるクラスだが、全日本に挑戦する、とのこと。ふたりの全日本での健闘にも注目したい。
2023年JAF中部・近畿ラリー選手権DE2クラスドライバー 貝原聖也選手
「全勝でいきたかったんですけど一戦、セッティングを外してぶっちぎられちゃって完璧ではなかったんですけど」と謙遜する貝原選手だが、コ・ドライバーの西﨑佳代子選手とGR86を駆り、DE-2で6戦中5勝を挙げて堂々の戴冠を果たした。2023シーズンは「足とかデフのセッティングを毎戦細かく良い、悪いのデータを取って毎回毎回変えてって、というところを調整していました」と、2022シーズンまでとは変えて挑んだそうで、「メカのおかげもあって、全日本の最終戦までにはなんとかいいモノになって、シーズン通してチャレンジして良かったと思います」と、チャンピオン獲得とともに実りの多い2023シーズンだったようだ。2024シーズンについては「全日本メインでがんばりたいと思います。クルマが変わるので、またイチからになります」と語る貝原選手。ともに初の地区戦チャンピオンを獲得した西﨑選手と挑む、新たな舞台への期待に胸を膨らませている様子だった。
2023年JAF中部・近畿ラリー選手権DE-5クラス 島根剛/藤沢繁利組
DE-5で地区戦初戴冠を果たした、島根/藤沢組の2023シーズンはクルー結成1シーズン目でもあり、中部・近畿ラリーへのフル参戦もふたりとも初めてだったそうだ。島根選手が「まあまあ合わなくてチグハグして。そうは言いつつ表彰台獲れたのが流れをつくる、ひとつ大事なポイントだったと思います」と、振り返った第1戦で3位を獲得、さらにポイントを積み上げて第4戦を迎えた。王座争いも佳境を迎えたラリーで、いきなりSS1で鹿が道を塞ぎ、出鼻をくじかれたそうだ。「“鹿が出て1位ないから、ほどほどにいこうぜ”って言っときながら、取り返してやろう、とド根性が一番出たかな、と思います」と、島根選手がSS2で2番手タイムの激走を見せる。最後のSS4では藤沢選手が「ヘトヘトになりながら、走りも読みもミスなく走り切って結果も出せて良かったかな、と思います」と振り返った3番手タイムをマークする走りで3位まで挽回した一戦が、ふたりの2023シーズン一番のラリーだったそうだ。全日本に挑む島根選手と、ドライバーにも挑みたい、という藤沢選手。2024シーズンはそれぞれの道を邁進する姿を見ることができそうだ。

フォト/谷内壽隆 レポート/JAFスポーツ編集部

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